HDD を SSD に換装しました(その記事→HDD を SSD に換装)。
さすがに10倍ぐらいの速度が出るＳＳＤは、電源ＯＮからの立ち上がりも、シャットダウン後の電源ＯＦＦも、何もかも素晴らしい速さです。タスクマネージャーでで見ていても、ディスクの稼働率は常に０%近くに張り付いたままで、ディスクのアクセスランプも薄暗くしか点灯しません。二度とＨＤＤに後戻りはゴメンです。
自動再生しない→解決
ところが一つ困ったことが発生。デジカメで撮った写真をＰＣに取り込もうとＵＳＢで接続して、「ピッ、ピンパラパン」と、接続音はするのですが、いつもはそれに続き自動で立ち上がる転送ソフトが、立ち上がって来ません。
ＳＳＤ化する時、最後にやらかして強制終了したりしたので、そのせいなのかと戦々恐々。いろいろ原因を探ると、自動再生の設定で、「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のスイッチがＯＦＦになっていました。これを「ＯＮ」にすると、カメラをつないだ時に、今まで通り自動的に転送ソフトが立ち上がるようになりました。
「スタート→設定→デバイス→自動再生」でこの画面が表示される。
Ｌ３０、Ｐ９０は、接続されるカメラの機種
L30 がなぜ二つあるのかは不明。片方のみ有効に。
なぜ、このスイッチがＯＦＦになっていたのか、謎です。
ひょっとすると Windows Update で、バージョン 1903 や 1909 に変更になった時に、デフォルトでオフになったのか？。それでも今までは動いていたので、最近の Windows Update でその辺の仕様が変更され、このスイッチがＯＦＦの場合はすべてのデバイスが自動再生しないようになったのか？。謎のままです。
回復ドライブの作成→出来ません(未解決)
もう一つ気づいたこと、それは「回復ドライブの作成」です。
現在、元のＨＤＤの時に、３２ＧＢのＵＳＢに回復ドライブを作成して保存していましたが、ＳＳＤになったのでこの状態で回復ドライブを作成しておこうかと試したのですが、、、うまくいきません。
スタートの右の検索で「回復ドライブの作成」を検索すると表示される
こんなエラーが出て、回復ドライブを作成することができません。
ＳＳＤに換装した後、「RECOVORY ドライブ Ｄ：」を削除し、ブートパーティションに組み込んでしまったのがいけなかったのでしょうか。これが「いくつかのファイルが見つからない」原因なのでしょうか？
これを削除する前に、回復ドライブの作成をしておけば、よかったのでしょうか？。
今となってはわかりません。これも謎です。
いずれ、Windows 10 version 2004 が配信されるでしょうから、それをインストールしてからまた試すこととします。それまでは、もしもの時のために、今の回復用ＵＳＢを大切に保管しておきましょう。
追記
回復ドライブの作成ができない理由
:回復ドライブが作成できない理由を色々探っていたのですが、大体その理由が分かってきました。
下は、現状のディスク 0 (SSD) とディスク 1 (元のHDD：USB外付)の状態です。
(赤丸の数字は各ディスクのパーティション番号)
クローンでＳＳＤを作成した後、⑤994MB 回復パーティション、⑥450MB 回復パーティションとRecovery (Ｄ：)のボリュームを削除し、ブートディスク (C：) と結合してＣ：の容量を増やしています。問題は、⑥450MB 回復パーティションをなくしたことにあるようです。
Windows10に移行する前のWindows 8時代の回復パーティション(どれかはわからない)が残されたまま、Windows 10の回復パーティション(450MB)が追加して作られるようなのですが、Windows 10 ではこの⑥の 450MB 回復パーティションに回復ドライブを作成するのに必要なファイル名が書き込まれているらしいのです。
ただ、これらの回復パーティションはボリューム名を持たず、すべての領域が空き領域であるかのように表示されているので話がややこしくなります。
下は、クローン化直後のディスク 0 (SSD) とディスク 1 (元のHDD：USB外付)の状態です。
クローン後のSSD(ディスク 0)の元の回復パーティションだった領域には、容量以外何も表示されていない状態で、ボリュームの削除ができてしまったのです。(ディスク 1 のその領域は削除できない)
ひょっとすると、クローン化直後の状態でも、回復パーティションに書き込まれていた内容が有効だったかどうかは定かではありません。クローン作製ソフトを最後に強制終了したりしたのでその後遺症かも分かりません。
とりあえず、元のHDDの時に作成した回復ドライブのＵＳＢが残っていますし、このＳＳＤで立ち上がらなくなった時は、そのＵＳＢを使用しなくても、元のＨＤＤに差し替えた方が現状により近い形で復旧できる手段がある言うことでこの問題の解決策としたいと思います。
