「夕食が8時以降になる方へ
胃腸の中のものをきちんと消化できていますか?
遅い食事や睡眠前に胃腸に残った食べ物は体に思わぬ負担になっています。
晶三仙できちんと消化!!寝ている間に体作りを!!」
(晶三仙というのはイスクラ産業の健康食品で生薬からできた消化剤。中医学では消導剤といい胃腸での炭水化物、タンパク質、脂質などの消化を穏やかに助けてくれる食品です。胃腸の弱い方、負担をかけている方、妊娠中の方にはつわりの予防にもなります。)
体のホルモンによる体のリセットには「ゴールデンタイム」とう時間帯があることが知られています。これは体の中で体の修復や成長に関係するホルモンがおおむね午後10時から午前2時までに盛んに分泌されている時間帯のことです。
電気がなかった時代、この時間帯には睡眠をとっていたことが基本的に体のリズムに残っているようです。
そのゴールデンタイムを次のように考えると健康づくりや病気の治療に役に立つことに気づきました。
ゴールデンタイム
午後10時から午前2時までの時間でホルモンのリズムとして一番成長ホルモンを中心として体の修復に関係するホルモンの分泌が盛んになってくる時間帯。

3つに時間帯、点検、発注、修復に分けると考えやすい。

点検タイム
10時から1時間半ぐらいの時間帯は体の点検時間。この時間帯にノンレム睡眠に当たっていると一番良い。脳が休んでいると体は現場でいろいろな点検が行える。この脳が統括的に働こうとすると、現場で細部のチェックがおろそかになる。このため深い眠りについて脳の機能を低下させ、体の細胞レベルでの点検が進みやすいようにしている。

発注タイム
点検でチェックが済むと、脳を起こして(レム睡眠)、発注にかかる。中医学でいう肝の疏泄に当たる。肝臓にある在庫と照らし合わせ、必要なたんぱく質や脂質、修復に必要なミネラル、ビタミンを適時血流に乗せて配送し始める。この時肝臓に在庫がないと、体の修復はおぼつかなくなる。

修復タイム
肝臓から送られてきた修復材料や、その周辺に備蓄している資材を使って修復を開始する。この時も脳が起きていると上から余分な命令が来たりするので適宜脳を休めノンレム睡眠、時々脳を起こして(レム睡眠)作業の進行状況や、体全体の統括的な協調性をチェックしながら(夢を見て状況設定をしながらの筋肉の反応や寝返りや筋肉のぴくぴくとした反応など)細胞や組織の作り変えを進める。
そうして明け方近くになるとコルチゾールが分泌され、修復後のゴミを片付けを促進する。このときは修復箇所の接着剤などが早くくっつくようにコルチゾールが修復傷の回復を促進する。

これがゴールデンタイムです。
これよく考えると昔から実践しているところがちゃんとあるんですね。
どこかというと病院に入院するとこれをきちんと実践しています。5時ごろ夕食を食べて、9時半ごろには就寝するところが多いと思いますが、まさにこの時間帯に合わせているようです。経験的に病気やけがが治りやすいんでしょうね。

さて、ここで問題なのは、発注タイムにちゃんと食べたものが消化されて肝臓という倉庫に収まっている必要があるということです。
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1時半ごろに一番起こるとして、口から入った夜の分の食物が消化されて(成人で胃で2から3時間、小腸通過に4時間から7時間ぐらい)と考えると6時ごろまでには食事が終わっていないといけないことになります。そうしないと在庫不足になってしまいます。
ここが大事なところです。
8時や9時に食事をしていては、肝臓という倉庫に資材に加工(この場合は栄養素に消化分解)として送り込むには間に合いません。
で、晶三仙を食後に服用してもらい、胃腸での消化反応を促進することで、少しでも肝臓の在庫を増やすというのが目的です。

中医学では脾の清濁の分離を促進し、後天の精微を増やし、腎の先天精を補うということになります。
夜の食事が遅くなる方で肉体的には元気な方の不妊(特に男性)や、精力減退、視力の異常、神経的な疾患、体の倦怠感、アレルギー症状や慢性的な多発的炎症はこのあたりにも関係している可能性が大いにあります。(あとは抗生物質などによる腸内フローラ形成不良も)
いずれにせよ体作りに食事は基本ですが、こう考えるとよる遅く食事をとるときは軽めにする必要がありそうですね。

締めのラーメンや餃子は注意ですね。