その温泉地は「時が止まってる」が
ぴったりな場所でした
そこへ向かう途中で通り過ぎた街中には
今は営業していないのだろうけど
「ツーカーセルラー」とか
「東芝レコード」とかいつの?みたいな
看板がそのまま残ったお店があちこちに。
この時の旅行先は四万温泉でした
急に思い立ったかのように
「行くぞ!」と言い出した旦那さま。
私が疲れた様子だったからかなぁ
とにかく温泉があればいいってことで
前日に予約したお宿は2食付き二人で
およそ三万円
今どきそのお値段じゃもしかしてヤバイ系?
なんて不安を感じてましたが
到着してすぐに吹き飛びました
なんとも閑静な佇まい
これはむしろ高級宿?
この老舗な雰囲気も好きなやつ
あっという間にわくわくに変わった
お宿の様子はまた後ほど。
温泉だけが目当てだったので
家を出てから途中どこも寄らずに
チェックイン時間に合わせて到着。
夕食前に温泉も入りたかったしで
サクッと周辺の散歩に出かけます
車がやっと行き交えるぐらいの細い道の脇には
渓流が流れてとっても綺麗
10分ほど歩くとヤマザキショップ発見
良く見るとYの看板の上に年季の入った木の看板。
そしてずらり並んだお酒のポスターに
ただならぬ気配を感じて立ち止まると
なにっ
「四万温泉エール生飲めます」ですとっ!
店内に入ると四万温泉エール
まさかのレパートリー豊富すぎ

まいうー!これまじほんとに美味いです
ちなみにお店の横には湧き水も出てました
ずっと飲んでてもいいんだけど
それじゃ何しに来たかわからなくなっちゃう
我慢して先へ急ぎます
ここが目的地。
20分以上歩いたかな
指定重要文化財だそうです。
実はここはジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の
モデルじゃないかと噂のお宿です
どれがそう?
全部それっぽく見える
まさに時が止まった温泉地でした
積善館さんは今も営業している
この地の最も有名な旅館のひとつです。
いつか泊まってみたいなぁ
ちなみに帰り途でもYショップに寄って
四万温泉エールの別の味を試したことは
言うまでもありません
つづく。。。
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