昨日で無事、3月定例会が終了しました。議会内容、WBC、甲子園、その他ニュース、いろいろ更新したかったのですが、ここ数日間アメブロの調子が悪く、更新できませんでした。申し訳ありませんでした。
 
今日から、しっかりブログ更新したいと思いますのでよろしくお願い致します。
 
まず、以下陳情について私の考えを述べさせていただきます。
 

 
まず、全国的にも保育士不足が問題視されているのは、以前ブログで指摘した通りです。
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『保育士配置基準の引き上げによる保育士増員』について、議会との討論とは、少し角度を変えて話を進めていきたいと思います。
 
【国の視点から】
柏市・流山市が同様の陳情を採択したように、仮に松戸市も採択するとします。多くの自治体からこうした陳情が集まり、いよいよ『保育士配置基準の引き上げ』をという機運が高まってきました。全国一律で行う前にあらゆる想定をしなければなりません。
 
 
【地方の人不足について】
先日ブログで述べたように、自動車教習所は人不足のため、AI教習所という工夫をされていました。
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また、東日本大震災後の被災地で起業家をどう呼び込むかとありました。
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これだけ地方では人口減が深刻な問題となっています。
 
 
【保育士配置基準の引き上げたら】
人口減が深刻な地方自治体では、保育士不足により保育所運営そのものができなくなる可能性がゼロではありません。加えて、保育所民営化も進んでおり、財政難から閉園という可能性も出てきます。すると、逆に待機児童が増し、子育て政策と逆行してしまう恐れも否定できません。
 
 
【どちらを選択するか】
国はこうした地方の人口減を考えると、都市部からの陳情を受けたとしても、慎重にならざるを得ないことは推測できます。しかし、私たちが議論をしているのは松戸市の保育行政についてです。
・松戸市を優先して考えるならば → 採択
・国全体のことを慮るならば → 不採択
 
恐らく保育士配置基準が引きあがったとしても、松戸市の職員を見る限り、都市部間での競争には負けない政策提言をしてくると思います。なので採択しても間違いない。しかし、政治家「大塚けんじ」、または自民党「大塚けんじ」として、国全体のことを考えなくてもいいのか。例えば、国が地方自治体を限定して『引き上げ基準をつくる』ということはできないのか。
 
 
【結論】
国全体の秩序を考えると、今は時期尚早のため、採択せず、今の基準内で各地方自治体が工夫をして保育士不足を補う努力をした方がのぞましいと判断。
よって、『不採択』を選択しました。
 
皆様はいかがお考えでしょうか。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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