金曜日、河野デジタル担当大臣がテレビ東京WBSに出演しました。市役所機能について、大変重要なコメントをしていますので、ご紹介させていただきます。
 
河野大臣:市役所に行っていろいろな手続きをやられていると思うのですけど、まず最初にやろうと思っているのは、市役所に行ったときに、書類を書かなくても済むようにしたい。市役所側がデジタルでしっかりと連携がとれていれば、『河野太郎です。今日はこういうことで来ました。』というと、市役所側が書類を作ってくれて、それに署名をするだけで手続きが全部終わるというようにこれはなるべく早くやりたい。
 
河野大臣:その次はスマホからオンラインでそういう手続きができるように。今市役所に来ている方々の9割が市役所に来なくて済むそういう形にしたいと思っています。これから市役所を建てなおさなければならないという自治体があるかもしれませんが、例えば年間に50万人市役所に来ている。それならば最終的に、そうですね、5万人位になれば、待ち合いのスペースもいろんなカウンターのスペースも減らすことができますから小さく安い市役所でも機能するということになると思います。それがしっかりとできるように目指していきたいと思います。
 
アナウンサー:そういう環境を構築するには人材が必要です。その課題とも言えるのですけれど、育成に時間とコストがかかるデジタル人材です。
 
 
 
 
アナウンサー:民間と官では専門用語が違う、文化が違うということで翻訳する必要があるということだったのですけれども、やはり文化の違いを合わせるというのは難しいですね。融合するのはうまくいきますか。
 
河野大臣:そうですね。これは官を民に合わせるしかないと正直思っておりまして、霞が関のやり方をなるべく民に近づけていくしかないかな。これ今日番組を観ていらっしゃる方も大勢いると思いますので、今もデジタル庁民間人材の採用を行っています。当面まずは50人。デジタル庁のホームページをみていただければこの人材募集しています、いろんな人材を募集しているので、みていただけると思いますので、是非われこそは新しいチャレンジ挑戦したいと思っている方は是非名乗りを上げてデジタル庁に来ていただきたいと思っています。
 
アナウンサー:河野大臣、優秀な人材はどこも奪い合いになっています。そうした中で繋ぎとめることができるか。例えば海外ですと報酬が非常に高いとか、そういうところで何か策はありますか。
 
河野大臣:繋ぎとめる必要はないと思っておりまして、デジタル庁では民間ではできない大きな仕事をすることができます。霞が関の中でもデジタル庁は給与はいろいろ自由にやれるようになっています。それでも民間の第一線と比べれば給料は下がりますけれども、その分思い切ったチャレンジをしていただいて、そこで得た知見をもってまた民間でいろんな分野で活躍することができる。そこでまたもう一度国のために、政府のために頑張ろうとなれば戻ってきていただければいいと思っておりますので、回転ドアのようにグルグルと行ったり来たりしていただかないと、やっぱり最先端の技術というのはどうしても民間にありますから、民間の技術を持っている人がデジタル庁に来ていただいて、仕事をやっていただいて、また民間で新しい仕事にチャレンジしていただいて、こうグルグル回れるシステムを構築することが大事だと思います。
 
 
≪ポイント整理≫
【①デジタル化に備え、小さくて安い市役所を】
 
先の公共施設再編特別委員会で、私は質疑をしました。市役所側が建替えを考えている延べ面積が4つあります。

30,000㎡ は市役所機能再編整備基本構想(案)

34,980㎡ は敷地面積8,745㎡×商業地域の容積率400%

41,000㎡ は庁舎整備検討委員会の中間答申

43,000㎡ は新庁舎必要面積算定業務、つまりイトーキの数字

 

ちなみに、現松戸市庁舎は延べ面積約30,000㎡です。

ちなみに、新しく建替えした市川市の市庁舎は延べ面積約42,000㎡です。

 

※河野デジタル大臣の発言から、現状維持の30,000㎡が妥当で、ユニバーサルデザイン等を考慮しても、34,980㎡が上限であると理解するが妥当ではないでしょうか。

 
【②地方自治体のデジタル人材の確保策は】
地方自治体も民間人材を募集し、自治体と民を繋ぐことが重要ではないでしょうか。今からでもデジタル人材採用について検討するべきだと思います。
 
 
河野デジタル大臣の発言を基に、以上のように頭の中を整理してみました。
皆様はいかがお考えでしょうか。ご意見ありましたら、是非ともお聞かせ下さい。
 
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