本日、6/28(火)開催の特別委員会の議事録です。一言一句合っていないこと、私のできる範囲での筆記でありましたことをお許し下さい。

 

 

(市長挨拶)

第7回の開催ありがとうございます。市庁舎は東京首都直下地震も予想され、早急に検討しなければなりません。新拠点ゾーンと現地建替えの比較検討表を早急に示し、説明していきたいと思います。

 

(オフィス課長・新拠点課長の説明)

・特別委員会で行政と一致した内容の確認

・今後整理が必要な項目を①~⑥で確認

・国有地取得かかるスケジュールの説明

・庁舎整備検討委員会の今後のテーマ及び進め方の説明

 

(二階堂委員)

委員会へ報告をせず、6/21付、国へ取得等要望書を提出したのはなぜか。しかも、「市役所機能再編整備用地」が利用用途となっている。ゼロベースではないのか。6/20に公共施設再編委員会があったのに、なぜ報告しなかったのか。また委員会を無視した形になっている。

 

(新拠点課長)

提出については義務手続き上事後報告となってしまいました。比較表を提示の上、丁寧に説明していきます。4月以降、財務省と協議を進めてきました。よりスムーズな審議ができるよう、利用用途について記載したものです。遅くとも6月中に提出する必要がありました。

 

(ミール委員)

二階堂委員と全く同じ意見。

 

 

(新拠点課長)

仮に変更になれば、目的変更しなけらばなりません。違う建物、用途が変わった場合、財務省と協議してみなければわかりません。執行権の範囲内だと考えます。新拠点と現地建替えと2案をフラットと考えて、皆様にはご認識していただきたいと思います。

 

(増田委員)

やっぱり6/21付で国へ提出したのはおかしい。

 

(大塚委員)

会派のメンバーも変わりましたので、一度話の整理をさせていただきます。私は1回目から6回目までこの会議に出ました。当初は市長の新拠点ゾーンへの想いが強かったと認識しています。新拠点ありきで進められ、知らされていないものがホームページに掲載されていたり、出された設計内容も疑義が多く、納得のいく内容ではなかったため、12月の委員会で「ゼロベース」という答弁をいただきました。その後、市長選挙があり、現地建替えの候補者を破って本郷谷市長が誕生されたことは一定の民意があったと理解しています。しかし、今までの1回から6回までの議論も無駄にはできません。

さて、6/21に県の許可が下りたので、6/20の委員会で詳細な内容が報告できなかったことはやむをえません。6/21同日に国へ提出したとのことですが、確かに委員会へ報告しなかったことは、「今後ないようにしていただきたい」と思います。今回聞きたかったのは、1つ。以前のような曖昧な設計ではなく、きちんとした比較表を作成し、私たち委員会へ説明するということでよろしいでしょうか。

 

(新拠点課長)

総事業費や面積をはじめ、しっかりと比較表を作成します。

 

(大塚委員)

特に気になるのは総事業費です。しっかりとした比較表を作成することを要望します。あと1点だけ。もし、比較検討した結果、議会が現地建替えと判断すれば、それに従うということでよろしいでしょうか。

 

(街づくり部理事)

9月は重要な審議となります。移転か現地かと。否決になるものをわざわざ議案として出しません。十分に精査しまして、できるだけ早い時期に比較表を提示させていただきます。

 

(中川委員)

説明資料1で、「整理が必要な内容」について、庁舎整備検討委員会は①と②しか議論しないことになっているが、③~⑥についても議論をするべきではないか。あと、新拠点ゾーンの土地だけはどうしても取得してほしいと要望します。

 

(オフィス課長)

今後の検討事項とさせていただきます。

 

(副市長)

昨年の11月から資料を出させていただいてますが、財務省のルールが決まっておりまして、公共利用優先が一般原則となっています。何でもいいよというわけではなく、事業の必要性などの審査項目があります。審査した上で、処分先が決定するというルールとなっています。これまでは十分ではありませんでした。財務省地方審議会では土地取得要望書が必要となります。これぐらいの具体性がないと判断できません。仮に議会で、新拠点ゾーンの土地に、例えば図書館をといえば、同程度の要望書をつくる必要があります。現地建替えか新拠点なのかを決めるのは議会の最大の役割だと考えています。今年度契約できなれば遅れるということになります。特別委員会の意見を最大限に尊重します。今回のものが、移転先を決めるものではありません。

 

 

【私の感想】

6/21付で「市役所機能再編整備用地」を利用目的として国へ提出しました。他の委員から議会軽視と言われるのも仕方なく、今後ないようにしていただきたいと思います。しかし、最後の副市長答弁で大枠を理解しました。財務省の審議をする上で、具体的な事業「市役所機能再編整備用地」と提出していますが、「移転先をきめるものではありません」とのことでした。これで、安心しました。比較表を基に、「新拠点ゾーン」か「現地建替え」かを総合的に俯瞰して判断すればよいからです。副市長のように、自信をもって答弁されると議会側は安心さが増します。今日は有意義な委員会だったと思います。

 

 

 

*************************************************

※自民党員・ボランティア いずれも募集中!

 

松戸市議会議員 大塚けんじ

ホームページ:http://k-kaikaku.com/

ブログ:https://ameblo.jp/kenjiotsuka77/

メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

*************************************************