21アンタレスDC
今朝はこのリールについて深掘り。さてこのアンタレスですが、私の使用用途は"ライトプラッキング"で使ってます。
これはスプールを下町スプールに交換してるから軽いルアーがキャスト可能となってるので、ノーマルスプールでは無理となります。メーカーから推奨されてる得意なルアーウェイトとは異なるスペックとなってます。
これそもそもの話しに変えますが、アンタレスと言えば?
"重量級のルアー向け"
というのがありますが、それはそもそもメーカーが設定した作りで異なるのですよね。
アンタレスは1998年から発売スタートして、バージョン2が出て5が追加になって、ARが出て06でDCが出て12アンタレスが出る。その後16アンタレスDCが出た後に18アンタレスDCMD…そしてARの後継機種となる19アンタレスが出る。
そして21アンタレスDCからの23アンタレスDCMDという展開。
これ時代の流れのゴツめなロッドが流行るタイミングで、16アンタレスDCに18アンタレスDCMDが出たので、
「やっぱりアンタレスはコレだなぁ〜」
とバッチリなタイミングだったのですよね。
なのでアンタレスの基準ってこの2機種となる風潮かなり強いイメージ。
だから19アンタレスに20ポンドや25ポンド巻いて5oz以上のルアーキャストされてたアングラー実際多かった。
19アンタレスのメーカーとしての推奨はメイン10〜12ポンドの作りです。だから…「なんじゃこら?アンタレスじゃない!」ってなりましたね。
実際10ポンドを使った釣りには最高の19アンタレスなんでけどね。更にその流れは続いて21アンタレスDCにもあって、20や25ポンド巻いて使うと…頗る調子悪いとされてます。いや21アンタレスDCは20ポンド巻けるもののメインは14ポンドの釣りが調子良いです。
使えるロッドパワーとすれば、M MH H
ですが、ハイパフォーマンスをしてくれるのがMHを使った釣りですね。
これメーカーの意図をしっかり理解しないと、良いリールも貴方にとって向いてないリールになります。
これはアンタレスだけの話しではなく、他の機種も一緒だし他のメーカーでも同じ事が言えますね。その時のメーカーの狙いの意図…これ凄く大事です。
最近言われてるのが、23MDと18MDでもパックリ割れてます。双方ラインキャパは一緒なのですが、スプール径は一緒ですが幅が23で21mmで、18で22mmです。
18大好きな方からすると、23はちょっと違う。そして18苦手だったけど23はピッタリ。そうした二分化が進んでますね。
それは何故か?
同じ似た様な釣りしてるはずなのですが、ちょっとロッドが違ってたりします。
23愛用者はだいたい〜5ozまでの釣りを主としてるロッド愛用。そして18愛用者は、おおよそ7ozまでのルアーを主としてるロッドを使用。
似た様なロッドなのですが、ちょっと違うのですよね。その結果好まれるリールの違いが生じてる。要はリールの持つ正確というか、パワーバンドというか、扱い易いルアーウェイトって、機種に寄ってかなり違ってたり、ちょっと微妙に違う。
だから私思うに、新しいリールが最高ではなく、自分に合った年式モデルを使った方がベストだと思う。近年のモデルならそれ可能です。
総括するとアンタレスは全て素晴らしいリールなので、ちゃんと年式で異なる用途をしっかり、自分と照らし合わせる。これ凄く大事ですよという話しでした。
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