おはようございます。
薬剤科で
す。★─☆。o゚。★─☆。o゚。
全国的に大雪に見舞われた2月も終わり、
先週には春の嵐も吹き荒れました。
お彼岸まであと1、2回 湿った雪が降るといよいよ春の到来です。
3月は卒業、
入学、
就職、別れ、
新しい仲間との出会い、
今までの生活ががらっと変わる時期ですね。みなさんの周りはいかがですか
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今回のテーマはアレルギーについて『くしゃみと鼻水の関係・モーニングアタック』についてお話しします。
『目が覚めてすぐにくしゃみ、鼻水が止まらない。』な~んて症状、花粉症の人なら分かりますよね
起床時に発作的に起こる鼻炎の現象を『モーニングアタック』と言います。「くしゃみ鼻水、鼻づまりなどの症状には自律神経が関わります。自律神経には活動しているときに働く『交感神経』とリラックスしているときや睡眠中に働く『副交感神経』があります。目覚めたときはまだ両者のバランスが崩れているときです。鼻の粘膜の血管が膨張して鼻づまりがおこる、膨張した血管から水分がもれて鼻水が出る、鼻粘膜の中にある鼻腺細胞から粘液が活発に分泌するなど、諸症状をコントロールできずにいます。
『モーニングアタック』を防ぐためには、布団の中で指を動かしてから起きる、目を覚ましてもすぐには起き上がらず布団の中で2~5分程度手や足のゆびを動かします。すると交感神経が活発になっていきます。
それから起き上がりましょう。
起床後は早めに日光を浴びましょう。日光を浴びることで体内時計がリセットされ、自律神経の乱れを整えてくれます。
できるだけ決まった時刻に就寝・起床し睡眠時間を一定に保つことで体内リズムを整えることができます。
マスクを装着して寝るのも一つの方法です。鼻炎の原因となる物質を吸い込むのを防ぎ、寒冷刺激も和らげます。
空気清浄器や加湿器を使う。
部屋、壁の掃除をする。
布団や枕カバー、カーテンなどを洗濯する。
早めの対策が重要です。
ちなみにカゼやアレルギーでなくても人の体のメカニズムとして
鼻水は1日あたり約1L~2Lを体内でつくると言われています。体内に入り込む病原微生物やアレルゲンなどの異物を排除するために鼻水が出るというわけです。
さて、くしゃみをすると唾が飛んでひんしゅくを買いますが、その際に100万粒から200万粒もの唾の飛沫が1~3mの飛距離で飛び散るそうです。しかもその初速は時速300Km以上といますから、
新幹線や
フェラーリ級の超スピードなんだって
驚き
では、また来月お会いしましょう。お元気で