レントゲン室やCT室は、エックス線が外部に漏れないような特殊な構造が施されていますが半年に1度、エックス線が撮影室の外へ漏れてい
ないかをチェックする『エックス線漏えい線量測定』の実施が法令で義務付けられています。
当病院でも8月4日に測定を実施しました。
測定には写真のような電離箱式サーベイメータという測定器を使用します
撮影室内で実際にエックス線を照射し、出入口のドアの外、操作室側の窓や撮影室に隣接する部屋等へのエックス線の漏れの量を測定しました。
測定は、測定器をドアの隅々や壁等の測定場所に近づけて行います。
レントゲン室出入り口
CT室出入り口
操作室《レントゲン撮影室側》
操作室《CT撮影室側》
レントゲン室とCT室のガラス窓には、X線が
透過しないように鉛が含まれています。
ガラス面の隅々に測定器を近づけて線量を測定します。
測定結果は測定箇所の全てについて、
漏えい線量は感知されませんでした。
今後も、施設管理を怠りなく行い、安全・安心に
検査を受けていただけるように努めます。
以上、放射線科でした。