【会津 夏旅4】偉大なるローカル線・只見線 ☆ 素朴な駅、只見川の絶景、田舎の景観etc. | 湘南軽便鉄道のブログ

湘南軽便鉄道のブログ

「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回ブログの続き)



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※旅行日:2017年(平成29年)8月5日(土)
※撮影はスマートフォン(カメラ機材等不使用)





会津宮下駅を過ぎた
臨時快速「風っこ只見線夏休み号」会津川口行きは、ひたすら只見川に沿って走行


奥会津の絶景



春の新緑🍀や、秋の紅葉🍁時も絶景



「偉大なるローカル線」、「大いなるローカル線」とも呼ばれるJR只見線は、
会津若松駅(福島県)と小出駅(新潟県)を結ぶ全長135.2kmの長大ローカル線。

会津若松~小出間を実に所要4時間以上も要する路線ですが、途中大きな町はなくのどかな風景が続きます。長い路線に一日僅か数本の国鉄型気動車(車掌乗務の非ワンマン車)を使用した列車が運行。





早戸(はやと)駅を過ぎ、

会津水沼(あいづみずぬま)駅を通過





会津中川(あいづなかがわ)駅も通過




窓がなく風を浴びて走る「風っこ号」🍀




沿線は、素朴な昔ながらの集落が点在

只見線沿線は、冬は豪雪地帯に⛄️



先ほどの古い集落が遠くの川面に映る絶景車窓スポット



水面に映る橋や山々





間もなく終点の会津川口


只見川のすぐ脇にある線路




終点・会津川口(あいづかわぐち)駅 12時28分到着


ホームは只見川のすぐ脇



反対側には、会津川口12時32分発・会津若松行き普通列車428D(キハ40形2連)が発車待ち


この列車の会津川口から会津若松までの所要時間は1時間51分



快速「風っこ只見線夏休み号」の乗客の中には、この普通列車ですぐに会津若松駅に折り返す乗客が何人もいました。



普通列車は、キハ40形気動車の2両編成。
JR西日本のキハ40系列気動車は改造され全車両下段窓は開閉不能ですが、JR東日本のキハ40系列気動車は下段窓も開閉可能。



「風っこ号」で粟饅頭と地酒を乗客に配った柳津町の係員とワゴンも、この普通列車ですぐに会津柳津駅に戻っていきます。




列車本数が極めて少ない会津川口駅で2編成の列車が並ぶ珍しい光景



会津若松行き普通列車は、会津川口駅を後に…



木製の枕木



会津川口駅は福島県大沼郡金山町に所在



折返し小休止中のキハ48形気動車「風っこ号」





長期間不通の
JR只見線 只見・小出方面へ向かう線路
只見線は、2011年(平成23年)7月の新潟・福島豪雨災害により、会津川口駅~只見駅間が長期不通(代行バス運行)。
黒字企業のJR東日本は、元々儲からない同区間廃止の意向でしたが、
日本有数の豪雪地帯でもあり、廃止に反対する地元自治体(会津若松市長だけは廃止容認)が復旧資金の大部分を捻出し、鉄路を復旧させることになりました。
さらに福島県や地元自治体が線路や設備を保有し、JR東日本が車両だけ走らせるという「上下分離方式」で鉄道を運行させることが決まりました。
地方創生などと言いながら効果的な取組を何もしない国の無策ぶりや、
公共性が高い鉄道経営者である黒字大企業JR東日本が地方ローカル線を切り捨てようとする姿勢が問われる一事例。
今、全国のローカル線で同じことが起きています。




会津川口駅舎(有人駅)
駅は、JA(農協)と郵便局との合築。金山町観光情報センターも入居






駅前の大衆食堂「不二家食堂」にて昼食。
気さくな年配女性が一人で店を切り盛り。
(外観写真は金山町HPより)



平たい麺に素朴な鶏ガラスープの「チャーシューメン」🍜
会津の喜多方ラーメンに似た味わい深いラーメン。
普段は地元客だけの素朴な大衆食堂も、
この日は「風っこ号」の乗客で昼時の店内は大盛況


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再び会津川口駅へ。


会津川口駅時刻表
長期不通の只見・小出方面の欄は空白のまま。


運賃表には只見線しか掲載されていません。


切符売り場🎫




折返し会津若松駅に向け発車を待つ、
臨時快速「風っこ只見線夏休み号」





会津川口駅 13時56分発車



会津中川駅を通過









第4只見川橋梁を渡ります。







会津水沼駅を通過





只見川沿いを走る列車






第3只見川橋梁








会津宮下駅
14時23分~32分停車



ホームにある古い待合室と駅名標





会津宮下駅舎

窓がなく冷房がないトロッコ列車は、猛暑の中、停車時の車内はかなり暑い☀️


下り会津川口行き427D普通列車と交換


レトロな琺瑯製の駅名板(円柱タイプ)






第2只見川橋梁を渡ります。






第1只見川橋梁



只見川の支流もいくつか渡ります。




滝谷駅を通過
かつて使用されていた貨物用線路と貨物用ホームも残存




山道のS字カーブ





会津柳津駅
14時56分~57分停車

低規格のローカル線のレール





会津坂本駅を通過



山間部を抜け、会津盆地へ。
猛暑の田園地帯☀️





会津坂下駅
15時17分~24分停車











会津高田駅を通過








会津本郷駅を通過





大川橋梁




会津鉄道の線路と合流し、


西若松駅
15時56分~58分停車





終点・会津若松駅 16時05分到着

窓のないトロッコ型車両




隣には会津鉄道の車両が停車中

残念ながら、会津鉄道の新型気動車は最近第三セクター鉄道でも増殖している固定窓


跨線橋から望む。



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(続く)