心地よさをいちばんに ~ デンマーク 放課後活動 訪問 ⑦ 了 |  京都で逢う日 ~おもろいやっちゃ~

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右矢印【デンマーク スタディツアー体験記】目次・リンク集
 

 

 

併設の学校の教室内。
(おそらく、3年生の教室と聞いたと

記憶しています。)
 

 

「必要な配慮、サポート」のひとつのカタチ

なのだなと思ったのですが、

 

 

落ち着いて授業を受けたいなど

必要な子供のために、

壁に向いて座る席が作られていたりします。

 

 

 

 

そして、その前の壁にたくさん貼られている

ペーパーがありました。

 

 

 

 

 

これは、

 

「あなたがクラスメイトでいてくれて

とても嬉しい。なぜなら。。。」

 

について、生徒たちが銘々に書いた文章だ

とのことでした。びっくり ふーむ。

 

 

image

 

 

教室の机や椅子の形態、配置からしても、

すでに、講義形式の授業という感じではない

のは明らかで。

 

 

どのカタチが良い悪い、優れているいないはなく、

心地よいかそうでないかも

一概には言えないけれど、

実際に体感できたこと、興味深かったです。

 

 

 

 (↑校舎内のいちスペース。

ここで机やイスに思い思いに腰掛けてみんなで

マスさんのお話に熱心に聴き入りました。)

 

 

 

その他にも、みなさんからのいくつかの質問と

それに対するマスさんの応えやそれに連なる話が

書き切れていませんが、ありました。

 

 

おしゃべりもできると思うのでまた興味のある人と

語りたいと思います。。。照れ

 

 

 

宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤

 

 

 

お話を伺いながら、、、

私がその昔子供の放課後時間にお世話になっていた

場の人たちも、そう、

まさしくペタゴーだったんじゃない? と、今思い、

 

 

 

日本ももちろん、まんざらではない、

すばらしい人材もたくさんいらっしゃることを

思います。

 

 

 

でも、国を挙げて、そういう方向性で、

未来を担う子供たちを支えていこうとしているか

という意味では、

日本は現状なかなか心許ないのでしょう。

 

 

 

 

システムもととのってはいないし、

人材も発掘や育成されていない、

ポジションも確立されていない、

のでしょうね。

 

 

 

子供たちが心身ともに健やかに育ってゆくことは

本当に大切なことだけど、

学校の先生というポジションは、

今の日本の社会では、

仕事量が膨大であったり、ストレスが多く、

ご負担が大きすぎて

多くの方が疲弊せざるを得ないのだろうな

という感じがしています。

 

 

 

もちろん、先生だけじゃない、

親や他の大人の意識こそも大事だろうけれど。

 

 

 

なによりも、大人自身が

自分の「TRIVSEL」について改めて思ってみる

ってきっといいな、と、

このことばを知った嬉しさと共に思います。

 

 

 

学業、知識という面とは別の、

コミュニケーションやメンタル面や人としての育ち

を見護りサポートする側面を担う

ペタゴーという人材のようなポジションが

たとえば日本にも価値を認められて確立してきたら

大人も子供もそれぞれがもう少し

 

「TRIVSEL」に近づけることもあるのかも

と思ったりします。

 

 

 

それでは、デンマークでは、

「ペタゴー」をどのように育成しているのか?

そこについても質問したり伺ってみたいな

と思いつつ、

今回はとてもそこまで追い付けないままだった

ので、今はそんなことにも興味を持っています。

 

 

 

訪問、見学中、子供の写真撮影は不可だったので、

ここには載っていませんが、

思い思いに過ごす、子供たちの姿がありました。

 

 

 


お世話になりました。

 

(左)通訳のソーレン・クロマンさん

(右)ペタゴーで、

放課後スクールを案内してくださったマスさん