みんなといっしょに日本一周 -12ページ目

みんなといっしょに日本一周

応援してくれるみんなといっしょに、
自転車で日本一周する緑の人の物語。

旅に出る前はちょうど10年間、東京砂漠で埋もれてきた俺くん。
鳥取で文字通り砂に埋もれてきたよー(*´v`*)


1
鳥取砂丘ってどこにあるか知ってた?
内陸の平地のイメージやってんけど、海岸沿いの小高い丘にあったで(・`д・´;)


2
町があんなに小さく見える...。


3
昭和の香りただよう古めかしいおみやげ屋さんが2軒並ぶ。
ここの真向かいがもう砂丘!!!


4
おみやげ屋さんでは長靴を無料で借りられる。
砂丘は裸足で行くのがロック魂やと思うんやけど、
ロックンローラーじゃない普通の人は借りて行くのが楽かと。


5
近くに『砂の美術館』というのがあって、砂像の展示がすごいらしい。
しかし!!!開催まであと1週間あり諦めた(´;ω;`)


6
砂丘は左の海側、展望台は右の山側にあり、リフトがわたっている。
大した距離は移動してないから乗る必要もないか。


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さぁ、砂丘にレッツゴーーー!!!(死語)


8
土曜日ということもあって人が多い。半分くらい中国・韓国人だった。


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裸足宣言(*´v`*)
サラサラの砂で不快感は全くなく気持ちよかった。
ほのかな熱気も伝わってくる。水虫死んでくれるかな(*´v`*)


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うわー広い(・`д・´;)!!!奥に点々に見えるのが人の粒。
写真だと伝わりづらいが、高低差も相当あってけっこう怖い。


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ラクダは楽だ...(ぼそり)。


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砂漠の向こうに海があり、水を求める遭難者のようにみんな奥へと進んでいく。


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高さ20~30mを一度下ってからまた登る。
意外と体力がいるからヒーヒー言ってる人もいた。


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俺は裸足やからスタスタ歩けるけど、スニーカーのまま歩く人もいて
砂が入ったり滑って脱げたり大変そう。素直に脱いどけや(*´v`*)


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ちょっとは高さがわかるかな?
ありんこ達が高みを目指すバベルの塔状態(*´v`*)


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右はゆるやかな長い坂、左は急な崖(・`д・´;)


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上から転げ落ちてくる人がたくさんいる(´;ω;`)


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崖というより壁のような感じ。後で来よう。


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転げ落ちる人たちを横目に、とりあえずゆるい坂を上っていく。


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通ってきたところを振り返るとこれまた蟻地獄。
正直、年寄りにはキツいと思う。足元もやわらかくて歩きにくいし。


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おっ、海が見えてきた!!!


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きれいや...まるで砂浜やなぁ...w


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中央に人のつぶつぶがあるのがわかるだろうか。
実はここも坂の頂点でけっこう怖い。風にあおられると海側に転げ落ちてしまう。


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ペンペン草も生えない灼熱の地に、一服の清涼剤のようなイケメン登場(*´v`*)


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ほな...崖下り行こか...(´;ω;`)


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下から見るのと違って、いざ上に来てみると想像以上に怖い。


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一歩足を踏み出したら転げ落ちて死ぬんじゃないか(´;ω;`)


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よじのぼるようにして這い上がってくる人もいる。
壁を見ながら上るより、底を見ながら下る方が怖い(´;ω;`)


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なかなか一歩が出てこない。
高くて怖いというのもあるが、転げ落ちて上ってくる人と激突する可能性もある。


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ゆるい方から戻ることも考えたけど、せっかくだから崖下りを決心した。


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いざ歩いて見ると、片足ずつグッと砂に埋まって案外怖くない(*´v`*)


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一歩進んではふくらはぎまで埋まり、また一歩進んではずぶずぶ埋まり...。


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実際の角度は誇張抜きでこんな感じでした(*´v`*)
いちど転げるともう止まらない!!!気をつけねば!!!


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なんとか無事に底まで下りることができてほっと一息(*´v`*)


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ちなみに、ラクダは1000円か1500円かそんな料金。
やっぱり乗るより外野から見るに限る。


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砂を裸足で踏みしめるのも、砂漠の奥に広がる海を眺めるのも、
真っ逆さまに転げ落ちそうな崖をじわじわ下るのも楽しかった。
砂だけかと思って期待してなかったのに、予想以上に長居した(*´v`*)


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あれっ、これは何だい???(・`д・´;)
そう、鳥取から京都まで一気に電車で帰ることにしたのである!!!


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鳥取砂丘から兵庫県北を抜けて天橋立・舞鶴経由で実家まで走る予定だったが、
激坂をいくつも越えるヤバい道だということが判明。


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3日かけて命からがら実家に帰るよりは、
7000円出して京都まで直通で電車に乗ることを選択。
本州最後がわりとあっけない幕切れとなったw


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両親に京都駅まで車で迎えに来てもらい、ちゃりを乗せて実家へ。
気付けば3週間休みナシで激走していたから、今はとにかくゆっくり休みたい。


+-+-+-+-+

これで、四国以外の全ての県を走破した。
しばらく実家で衣替えや修理など準備をととのえ、
この旅最後の四国、お遍路とうどん職人修業に備えるのであった...(*´v`*)
【天気】晴れ(強風)
【走路】R9
【現在地】滋賀県大津市
【宿泊地】実家

【走行距離】69km
【総走行距離】22384km

【話しかけてくれた人】5人
【総計】2041人

【出費】8500円
【内訳】鳥取→京都への電車

【特記事項】---
【走破地図】
map

+-+-+-+-+

たまたま通り道に見かけた、鳥取県北栄町のコナン通り。
時間に余裕があるからじっくり寄ってみることにした。


1
JR由良駅からの約2kmがコナン通り。
ここ北栄町はコナンの作者である青山剛昌の出身地だそうだ。


2
駅舎、電車、商店街はコナン一色。
この日は朝8時に訪れたため観光客の姿はないが、
土日はちびっこで溢れかえることだろう。


3
セルフタイマーでこれやろうかと思ったけど、
さすがにこの前で何往復もするのが恥ずかしく諦めたw


4
ランダムでコナン電車も通る様子。
1日の運行本数自体も少ないから、待ってまで見るのは断念。


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コナン通りの最大の特徴がこのブロンズ像。
いくつもあるから、探して歩いてみては。


6
みんなで犯人探してんのかな?と思ったら町内会の雑草掃除だった。
こういうイベントが大嫌いな俺は、積極的に参加されてる方に頭が下がる(*´v`*)


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駅前すぐのところにある図書館もコナンスポット。


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入口にある新一の待ち合わせ像。


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歩道の植え込みには御影石のプレートが点在している。
コミック表紙を使用したプレートは全28枚。


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中央の通りを歩くだけで22枚は見つかる。残りは脇道にある。
ネットで観光ガイド見ながら歩くといいかも。


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町はコナン一色!!!かと思いきや、ただの市街地(・`д・´;)
コナングッズ専門店が1ヶ所、通常の飲食店がいくつかある程度で
観光地としての機能はほとんど期待しないほうがいいだろう。


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そのあたりはまだ発展途上なんだろう。今後の伸びしろを楽しみにしたい。


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それまでコナンが続いていることを我々は祈っていようと思う。


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さて、ここからは俺とコナンの思い出を語っていこうと思う。
興味のない方はこのまま画像だけ見てくださって構わないw


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そもそも、俺はコナンに対する思い入れは全くない(・`д・´;)
サンデー毎週立ち読みしているが銀の匙しか読んでいないwww


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しかし、コナンのアニメがスタートした18年前、世間は大盛り上がりだった。


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中学生だった俺もアニメを観ていたわけだが、
コナン本編よりもオープニング曲に釘付けだった。


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そう、小松未歩の代表作『謎』である。
今でも、コナンの曲といえばこの曲を思い出す方は多いと思う。


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これをきっかけに、俺は猛烈な小松未歩ファンになっていった。


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話の途中で恐縮やけど、通りの中心のコナン大橋には
6体のブロンズ像、欄干にはブロンズパネルが設置されている。



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で、小松未歩の話。
『謎』以降もコナンの主題歌を次々と担当。


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『願い事ひとつだけ』『氷の上に立つように』など、
オリコン上位に食い込む曲をいくつも発表している。


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めざましテレビのお天気曲、ランク王国のテーマ曲にも選ばれ、
時代の寵児と言ってもよかった。(大げさ)


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にもかかわらず小松未歩のファンで...と言うとみんな『誰?』と答える(´;ω;`)


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ファンにとっては大抜擢でも、知らない人にとってはただの挿入歌でしかない。


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知名度が低いからといってファンを辞めることは当然ない。
むしろコアなファンとして隠れた喜びを秘めていたw


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ところで、当時インターネットがちょうど流行りだした頃だった。


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携帯電話が大人の間でさえ普及していなかった時代である。
パソコンで誰かと交流というのは夢のような話。


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ちょうど初代iMacでパソコンデビューした俺は、ネットに挑戦。


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今とは違い通信は電話線を使い、料金も電話料金がかかる。


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電話料金が定額になる23時から翌8時までの『テレホタイム』の利用が主。
通信速度も今とは比べ物にならないほど遅い。


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そんな状況で、まだ見ぬ小松未歩ファンとの交流に胸を馳せた。


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今ほどブログやホームページが充実しているわけではなく、
ごくわずかな、そして手作りのファンサイトがいくつかある程度。


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その中で『もっと小松未歩』というファンサイトを中心に、
掲示板への書き込みやチャットへの参加で徐々に友人を作っていった。



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仲良くなるとそのうち個人的にメールをしたり、待ち合わせてチャットをしたり。
当時は『ポストペット』という、ペットがメールを運ぶソフトが大流行。


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ポスペを通じてさらに友人の輪が広がっていき、
小松未歩ファンのオフ会でディズニーランド行ったりもした。


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カメラ機能のある携帯なんてものもなかったから、
お互いの顔は会ってみて初めてわかる。


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会ってみたら実は女(もしくは男)だったとか、
大学生かと思ったら中学生だったとか、衝撃も今よりも大きかった気がする。



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今でこそ、ネットを通じて仲良くなって細く長く続いている友達がいる。
しかしこの頃は『会う=関係の終焉』みたいな面があったのも事実だw


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ところで、小松未歩ファンの間でコナンの扱いはどうだったのだろうか。


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コナンが好き!!!という人もいたにはいたが、
記憶にある限りはコナンの話で盛り上がったことはほとんどない。


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シェリーの登場で少し話題が出たくらいで、
必ずしも小松未歩ファン=コナンファンとは言えなかった。


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むしろ、主題歌の担当が今誰で、次は誰になってほしいという話題が大半。


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倉木麻衣やGARNET CROWはコナン出身の歌手として誇らしく思う(*´v`*)


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愛内里菜、ルーマニア・モンテビデオ、三枝夕夏、上原あずみといった
新星が現れたのも見逃せない。俺は見逃してたけどw


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大御所、ZARDやB'zも参戦しコナン主題歌はまさに戦国時代。


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こんな顔してアレやけど、小・中とピアノを習ってた俺くん。


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練習曲は嫌いで全然練習しなかったが、コナンの何曲かは自発的に練習。


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ソナチネ的なやつは1ヶ月でも全然進まないのに、
好きな曲は勝手に1週間くらいで弾けるようになるという先生泣かせだったw


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そのときの曲は今でも指が覚えていて、楽譜ナシでも弾ける。
ただし上手いとは一言も言っていないw


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ちなみに、マイナー歌手である小松未歩の楽譜は取り扱いが極めて少ない。


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みんなのアニメ大全集みたいな楽譜集の片隅にぽつんと入っているくらい。


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のちに『小松未歩 作品集』というファン垂涎の楽譜が登場する。
しかしバイエル修了から間もない俺にはハードルが高すぎ、
ちょうどいいレベルのものが見つからないというジレンマに陥る(´;ω;`)


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それでも何曲かは必死で覚えた。
何度も言うが、うまいわけではないw


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小松未歩とともに歩んだ中学生・高校生時代だったとも言えるが、
大学で一人暮らしをするのを機にファン度が加速度的に下がっていく。



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CDを買ったけど大学生活(主に勉強)が忙しく聴けないとか、
そもそも発売日を知らずにいつの間にか出ていて買わなかったとか。


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他の人のファンになったわけではなく、音楽そのものを聴かなくなっていた。


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昔からの仲だったファンも少しずつネットから離れ、
交流が減ってきたのも原因だろう。



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当然、ファンサイトには新しいファンもどんどん入ってくるわけで、
5,6年前の曲よりは今の曲の話題が増え、俺も次第に足が遠のいた。


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小松未歩には26枚のシングルと8枚のアルバムがあるが、
10番目のシングル、3枚目のアルバムでファンを辞めてしまった。


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期間にして4年程度。大人にはあっという間でも、子どもには長い時間だった。


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最後に、小松未歩さんご本人について。
CDジャケットが横顔ばかりで正面像がなかった。
また、ライブや人前に出るイベントが全くないこともファンには謎めいた魅力。



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『実在しないのではないか』『顔が半分しかないのではないか』という
わけのわからない理論が飛び出すこともあったw

今ぐぐったら正面写真を見つけた。青春は終わったという感想である。


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町の案内をすっ飛ばしてここまでどうでもいい思い出を語ってきたが、
銅像・パネルなどをのぞいて観光地があるとすれば、
コナン作者の青山剛昌を知る『青山剛昌ふるさと館』くらい。



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開館前で中には入っていないが、700円というとっつきにくい料金と、
コナンじゃなくて作者に焦点が当たっており、開いてても行ってなかったと思う。


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今回、町のほとんどを紹介はしているけれども、
銅像の撮り残し(蘭姉ちゃんとコナンが並んだいちばん人気の像)もあるし
パネルも全部撮ってるわけではない。


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鳥取砂丘からも遠くない場所にあるから、ついでにちらっと行ってみては。


+-+-+-+-+

ブログはいつも更新前に必ず読み返して推敲しているが、
ここまで人の心に響かない自分語りも珍しいと思うw
それでもッ!!!全世界に敢えて公開するッ!!!
【天気】晴れ(強風)
【走路】R9
【現在地】鳥取県東伯郡琴浦町
【宿泊地】道の駅『ポート赤碕』

【走行距離】104km
【総走行距離】22315km

【話しかけてくれた人】6人
【総計】2036人

【出費】1800円
【内訳】パン、おにぎり

【特記事項】---
【走破地図】
map

+-+-+-+-+

宍道湖(しんじこ)沿いは、まるで実家の滋賀に帰ったみたいな感じ(*´v`*)


1
朝、これまたトライアルで食料備蓄。
小さくて甘くてカロリー適度で安いまんじゅうがぴったり!!!


2
朝からサーモンマヨ丼。
このボリュームで300円やで...海鮮丼屋つぶれるんちゃうか...(・`д・´;)


3
あらっ、実家に帰ってきたかな?(*´v`*)
宍道湖は東西に大きくのびており、その南岸を走っていく。


4
強風なのに波は穏やかで、ちゃぷちゃぷという音が心地いい。


5
ここでも同じように淡水漁業が盛んなんかな?特産品は淡水魚としじみかな?
超絶害魚ブラックバスとブルーギルに悩まされてるのかな?など
想像が膨らんで、長い道中も苦がなく走れる(*´v`*)



6
大きな湖特有の、対岸に水平線じゃなくて山が見える景色(*´v`*)
旅でしばらく離れると懐かしい。


7
道はけっこう危険なので、宍道湖一周するのはおすすめしない(´;ω;`)
北岸は知らんけど、南岸の国道9号は山陰を貫く主要道路で、
とにかく大型車が多いしサイクリングロードのようなものもない。


8
沿岸に特別これといった店舗もなく、ただの道という扱い。
宍道湖に行くなら車で走るのがいいんじゃないかと思う。


9
そういえば、外国人観光客に対応するために、
道路標識を『Shinjiko』から『Lake.Shinji』にしようかという案が出たのを
最近ニュースで見たばかり。


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びわ湖は『レイクビワ』という呼び方が県民に違和感なく受け入れられており、
テレビCMやマンション名など幅広く目にすることができる。

年寄りが外国人に『レイクビワ?』と聞かれても、おそらく問題ないだろう。


11
宍道湖の場合『レイクシンジ』という呼び方に日本人がどれだけ慣れているだろう。
外国人が『レイクシンジ?』と道を尋ね、年寄りが『何?』と首をかしげるのなら
観光誘致としては本末転倒で意味をなさない。


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シンジコは湖なんですよ、という主張はもっともだが、
外国人を優遇するあまり日本人の用意がおろそかになるのは避けるべき。


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という余計なおせっかいも感じているうちに都市部が見えてきた。


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湖の東岸である松江市からは、西岸が見えず水平線のように見える。


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なんだかんだで風が強くて走りにくくて疲れた。
都市部ではよしぎゅーが嬉しい(*´v`*)
株主優待券目当てに、10万円出して株を買おうかいつも迷っているw


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松江に来た最大の理由がヤマダ電機松江店。
ここではMacを取り扱っており、壊れたパソの買い替え相談に乗ってほしかった。

充電できないMacbook Airを持参し、充電器の破損なのか本体側の故障なのか
原因を切り分けたいと申し出て、店舗の充電ケーブルを借りさせてもらった。
快く応じてくださり店舗では無事充電できたため、手持ちのケーブル破損と確定。
本体側の故障ではなくケーブルだけ買い換えればいいとわかって非常に安心した。


あいにく販売用ケーブルはないとのことで購入は断念。
ということは俺がここでお金を使う可能性はないにもかかわらず、
その後も丁寧な応対で相談に乗ってくださって久しぶりに好感が持てた。
松江近隣の方、家電は松江のヤマダでよろしく!!!(*´v`*)


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いやー、気持ちのよい応対だった。パソも無事そうでよかった。
それまでの不安が一気に払拭されて鳥取に突入。


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大山(だいせん)は存在感抜群(*´v`*)
富士山や立山連峰でもそうだったが、雪化粧した巨山を正面に据えて
進んでいくのは爽快感や畏怖感でいっぱいになる。


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正面から横に回り込む形で道路が走行しているため、ちゃりでも坂がなく安心。


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また風力発電所か...やっぱり向かい風強くてしんどい...(´;ω;`)


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突然、外国人女性から声をかけられ、
やりとりののちに連絡先を聞いた。出雲大社効果だろうか(・`д・´;)


というのは言い過ぎで、岡山に住むキャサリンさん(40歳前後)の
友人が自転車で北九州からスタートして日本海側を北上しているらしい。
ライアンさんという男性を見なかったかということで、
見かけたら連絡先伝えておきますよとメモを預かったというわけ。

話を聞く限り、6日に北九州を経っているから俺より2日速いペース。
おそらく現在京都か福井あたりまで行っているだろうと思う。
もしライアンさんを見かけた方、けんちまでご連絡ください(*´v`*)


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人の想いを運ぶメッセンジャー的な熱いものも感じながら、
今日の宿泊場所に到着。こんなとこで寝るんかいな...w


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また萌えキャラ使った観光誘致...オタクをバカにして...うむ、かわいいw


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テレビアニメまで用意して、かなりの力の入れ具合やな!!!と思ったら全然違った。
もともと、町とは全く関係ない『琴浦さん』というコミック・アニメがあり、
名前にあやかってここ琴浦町がコラボさせてもらったという関係らしい。

低姿勢な萌え系町おこしは大いに評価したい(*´v`*)


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道の駅には24時間利用可能な椅子スペースがあった。しかもちょっと暖房つき。
ベンチも手頃だったのでここで寝ることにする。気温2度で寒かったし!!!
ちなみに、すぐ隣の建物が海鮮売場な都合ですんごい魚くさかったw


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ただの移動日かなーと思ってたら、宍道湖や大山に癒され、
人の想いを背負って走る楽しみもあった。
明日は鳥取砂丘まで行く予定。
平成の大遷宮まっただ中の出雲大社に行ってきたよー!!!
果たして今年中に結婚できるのか!!!(*´v`*)


1
先に行った仁摩サンドミュージアム、石見銀山のどちらも予想外のおもしろさ。
滞在時間が長くなってしまって出雲大社のお参りの時間が押してきた。
強風の中必死に出雲へと向かう。


2
日没間近の17時過ぎにようやく到着。
大きな鳥居が目印になっているからわかりやすい。


3
伊勢神宮や太宰府天満宮は周辺市街地も栄えていて活気があった。
出雲大社周辺はスーパーや量販店もなくひっそりとした印象。


4
こじんまりした駅は新駅の方。旧駅は少し離れたとこにあり、銭湯のような外観。


5
出雲大社からまっすぐに延びる通りに全く活気がないのは、
平日だからだろうか、それとも夕方だからだろうか(´;ω;`)



6
お店も軒並み閉まっている。


7
何か食べ歩きしたいと思っておなかを空かせてたのに、
どこも閉まってて餓死しそう(´;ω;`)


8
あっ、空いてる!!!
と思って駆け寄ってみると閉店直後でお掃除してたりする(´;ω;`)


9
この時点で17時8分。どこも17時には閉まっているようだ。


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おみやげやさん、名物のぜんざいやさん、飲食店などなど、
17時にはかっちり閉店している様子。


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お参りを先に済ませて戻ってきたグループが、
『後回しにしてぜんざい食べておけばよかった(´;ω;`)』と悔やんでいた。


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おそらく、16時半くらいからすでに閉店準備にとりかかっていると思われる。
名物もぜんざいだけに、遅くまで営業しても売上が上がらないからだろう。


13
食べ物は我慢すればいいとして、勾玉は買おうか気になってたから残念。
明日まで滞在して見に行くほどでもないしなぁ。


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唯一開いていたお店は、出雲大社大鳥居正門真ん前のご縁横丁。
よし、ソフトクリーム食べよう!!!と喜んで注文したらメンテ中だった(´;ω;`)

代わりにのどぐろ(魚)の素揚げはどうですかー、遅いし半額ですよー、と
薦めるお姉さんに聞いてみたら、ここも18時閉店らしい。


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まだ開いてるとはいえ、ぜんざいに600円は出せんな...うーむ。


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閉店間際のお店でぜんざい食べるのも気を使うし、
代わりにぜんざい餅(3コ400円)を買って食べ歩くことにした。


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ひょえー、失敗(´;ω;`)
伸びる餅の中にあんこが入ってるだけで、しかもマズかった。
なんか洗剤みたいな味したで...点々の位置間違ってるやんけ...。

3コ買った後に1コ試食させてくれて、買うのやめたいとは言えなかったw


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ご縁横丁は雑貨屋さんのようなお店と飲食店が7,8軒連なっている。


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どこ行ってもしまねっこ見かける。なかなかかわいい(*´v`*)


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大盛況の通りを期待して見事に裏切られたが、おみやげよりお参り。
正門の大鳥居をくぐって本殿へと向かう。


21
桜が混じった松並木と、白い石畳。静かな雰囲気で清らかな気持ちになる。


22
脇の池には散った桜が浮いてて何やら神秘的な光景。


23
花びらで水面が見えない(*´v`*)
正直、門前通りのがっかり感で多少イラついてるところもあったが、吹っ飛んだ。


24
逆に、人がいないということは静かにゆっくり参拝できるし!!!


25
良縁が欲しくて白目剥いた人だらけかと思ったら、そんなのは俺ひとりだったw


26
一人できて写真撮ってる宮崎あおい系女子(美人とは言っていない)や、
ジャージで来てるおっさん(俺以外)や、初老の夫婦、
JR西日本のCMから出てきたような女子グループなど多彩。


27
大鳥居を見かけたら、必ず石が乗ってないか確認する。
石を投げて鳥居の上に乗せたら願い事が叶うんやけど、
関西以外ではあまり見かけないからローカルルールなんだろうか。
昨今は厳しくなって禁止されてたりするのかもしれない。


28
この像は島根県のいたるところで見かけた。構図や顔なども同じ。


29
日本神話は子ども用のマンガがおすすめ。
おおまかな内容を知っておくと参拝も楽しめると思う。


31
ちょうど出雲大社では60年ぶりの『平成の大遷宮』が行われている。
要は神様がすぐ隣の家に引っ越すような感じ。


30
本殿は昨年遷宮が完了し、残りの部分については平成28年まで続く。
そういえば、伊勢神宮行ったときも20年ぶりの式年遷宮だった。


32
首里城も修復中だったし、那智の滝も真横で何か工事やってた。
そういうのによく重なる運命なんだろうか(・`д・´;)


33
本殿で縁結びをしっかりお願いしておく(*´v`*)
結婚できますように、結婚できますように、結婚できますように、
結婚できますように、結婚できますように、結婚できますように、
結婚できますように、結婚できますように、結婚できますように...(狂乱)


34
こ、この奥に神様が...結婚できますように...!!!(迫真)


35
おびただしい数のおみくじと絵馬(・`д・´;)
薄暗い時間に見かけてのけぞり返ったわ!!!


36
結婚はさておき、いい友達にもめぐりあえたらいいなぁ...(*´v`*)
数は少なくていいから、中高生のように濃い友達ができますように。


37
ちなみに、お守りは買わなかった。
社務所の若い男たち(巫女さんはいなかった)の私語がひどく、
パズドラか何かの話に熱中していたため。
せっかくのお守りも、俗悪なものになりそうでやめておいた。


40
個人的な見解として受け止めてほしいが、
出雲大社は期待しすぎたのがいけなかった。

伊勢神宮は門前町の規模に驚き、
本宮でも身の回りに神聖なオーラがまとわれたようだった。
厳島神社も海上の鳥居に神性を感じ脳みそが一瞬白くなった。

俺が俗物だからか、神様が出払ってるからか、単に活気がない時間帯だからか、
心震えるような経験ができなかったのが少し残念。


41
出雲大社の正門にほど近い道の駅で宿泊。
せめて神様のいる場所の空気をたくさん吸って眠りにつこう(*´v`*)


+-+-+-+-+

明日は宍道湖を抜けて鳥取砂丘の手前まで行く予定。
行く前は何人かに『石見銀山?うーん(笑)』とか、
『別に苦労して行くほどのとこでもない』とかアドバイスがあり、
前評判が良いとは言えず期待していなかった石見銀山。
しかし、行ってみれば案外雰囲気もよく俺は好きだった(*´v`*)


1
世界遺産は特定の山ではなく、いくつかの地域を含んだ広いエリアを指す。
その中のひとつ『大森の町並み』が石見銀山観光の中心となる。


2
海岸沿いを走る国道9号から数km、標高にして100mちょっと山あいに行く。
山奥かと思ったら、ちゃりでも来やすい場所にあり安心した。


3
約400年に渡って銀が採掘され、16~17世紀には大量の銀が戦国大名や
幕府の軍資金として使われたんだとか。
海外にも多く輸出され、世界の銀のうち主要な産出地となっていたそうである。

そういった歴史も踏まえながら周ってみると発見があるかもしれない。


4
大森地区に入ってすぐ目に入る、石見銀山資料館。
絵巻物や古文書、精錬関係の道具が見られるらしい。
500円もするから行かなかった(´;ω;`)


5
町並み保存地区にも指定されている大森の町を散策してみよう(*´v`*)


6
江戸時代から戦前までの建物が残り、
銀山を管理した武士の家と民家が混在しているんだとか。


7
保存地区とはいえ、基本的には一般の人が住む民家が多い。


8
商店もいくつかあるが、大半はふつうの家。
あまり失礼や迷惑にならないように気をつけよう。


10
倉敷の美観地区や竹原の保存地区でもそうだが、
民家のみなさんも景観を保つよう努力されてるのがはっきりわかる。
家の前に荷物や車を置いたり、外観に華美な装飾をしたりするのを避けている。


11
温泉地でもよく見かける俳句の掲示板。
美麗なものよりコミカルなものの方が好きなのは、俺が三流だからだろうかw


12
街歩きは2kmほど。メインの通りは観光車両の進入がなく徒歩散策にうってつけ。


13
その間いくつものお寺が軒を連ねる。
お寺めぐりをしている老夫婦も何組かいらした。


17
ふつうに参拝できるところ、参観料が必要なところなど種類があり、
観光案内を手に歩いた方が安心。


14
旅情をかきたてられる釜めしの文字(*´v`*)
ちゃりで旅して痛感しているが、本当に疲れたときに脳みそに直撃するのは、
『レストラン』『食事』『ごはん処』などではなく、
ストレートな『めし』の文字である。本能的なものだろうか。


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先ほどからお店もちらほら見かけるんやけど、どこもお休み(´;ω;`)


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『営業 土日祝のみ』と明記してあるところもあり、
平日に観光するのは避けたほうがよさそう。


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レトロ感満載の郵便局では、記念切手シートや絵はがきも販売されている。


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こんな中にも幼稚園や小学校がある。
手作りの園児募集の貼り紙は景観の美しさをむしろ高めてくれる気がした。


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うーん、実家の周辺に似ているw


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『めだかの学校』の文字が気になりのぞいてみたら、
それぞれのつぼに色の違うめだかが何匹も泳いでいた(*´v`*)



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勝手に民家撮ってるわけじゃないですよ、休憩所ですよ(´・*・)


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瓦そば食べたかったなぁ...(涙目)。


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飲食店は閉まっている店が多いが、雑貨屋さんは開いているところもいくつか。


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緑は好きやけどカエルきもい(´;ω;`)
ケロッピみたいにデフォルメされたやつじゃないと無理や...。


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お店も少なくなってきて、ここから奥は銀山の坑道へと向かっていく。


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お昼寝好きとしては、縁側のある家憧れるわぁ(*´v`*)


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自販機も風情があってかっちょいい!!!
逆に、模様じゃないから管理が大変そう。


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川沿いの切り立った部分に羅漢像が500体安置されてるらしい(・`д・´;)


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パラダイス的な雰囲気で怖かった。有料なので行ってないけどw


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ここまで、銀山らしい様子がないことに疑問を感じている方もいるだろう。
着々と目的地に向かっている。


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保存地区エリアの先、2km弱けっこうな山道を進む。
トレッキングコースというかガイドさん付きの散歩してる人も目立つ。


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ちゃりんこを降りて駐輪してからさらに進んでいくと...。


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石見銀山でいちばんの観光スポット、龍源寺間歩に到着(*´v`*)
入場料は410円。


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間歩(まぶ)とは銀の採掘をした坑道で、大小さまざま600以上もある(・`д・´;)
そのうち、ここ龍源寺間歩は一般公開されており歩いて通りぬけできる。


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外気温は10度前後で肌寒い日だったが、坑道内は15度ほど。
水滴が落ちる場所もあるから上着があると安心だろう。


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天井低すぎワロタ(´;ω;`)
全体的にではないが、183cmの俺がやや首をかしげて通る部分がある。


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掘り進んでいった岩壁の跡もリアルに残っており、想像を掻き立てられる。


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俺が想像していたのは、ご存知『アッテムト鉱山』だった(´;ω;`)


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立地から、キングレオや他国への輸出も盛んであっただろうアッテムトの町。
あるとき鉱山の奥からおかしなガスが吹き出してきた。


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鉱夫は倒れ、しつこい咳、ひどい倦怠感にくわえ錯乱している者もいる。
すでに死亡者も多数出ている様子。


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宿を求めたミネアとマーニャに対し、村の女は吐き捨てる。
『そこの人たちみたいにならないように、あんたたちも早くどこかへ行きな!!!』


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治療を兼ねてやってきた神父が疲労困憊で祈りを忘れ床に寝るほど。


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どうしても城主の討伐に必要な火薬。
危険を承知で踏み入れた洞窟には、変異で生まれたものだろうか、
毒サソリや火を噴くサンショウウオが棲みついていた。


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ドラクエ史上(ゲーム史上と言ってもよい)3大トラウマシーンのひとつで、
当時の子どもはアッテムト訪問以降は恐怖で夜も寝られず、
音楽を聴くだけでトイレにさえ行くことができなかった。


もちろん俺もそうで、いまだにあの音楽を聴くと背筋が凍る。
たまにDQ4やるとアッテムトでは消音にし、人と会話しない(´;ω;`)


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足尾銅山の鉱毒もそうだが、石見銀山でもガスはなくても
極度の疲労で倒れた人は多数いただろう。
その方たちあっての銀山の繁栄、世界遺産登録だと思うと一歩一歩が重くなる。


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ただの暗くて狭い洞窟だと思って通り過ぎるとあっという間だが、
想像を働かせて歩くとゆっくり歩いてもまだまだ物足りなかった(*´v`*)


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間歩を抜けると野生ののらねこちゃん。
細身で顔が小さく、猫界の安室奈美恵のようだったw


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仁摩サンドミュージアム、石見銀山とまわって、次は出雲大社。
風も強いから大急ぎで走る。せめて日没には間に合わせたい...!!!


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たしかに、世界遺産らしい派手さはなくお店も寂れた感じではあるが、
洞窟関連の想像が膨らむところに個人的には楽しさがあった。
他の観光と併せていく分には十分おすすめできると思う(*´v`*)