福岡からの手紙 -30ページ目

夫婦の仲

先週木曜日の夜から日曜日まで、北海道に行ってきました。

水曜の朝から木曜の夕方まで東京で会議&研修だったので、

東京まで来たのだから、ついでに休みを取って北海道へ行こう!

となったわけです。


昔一緒に仕事をした仲間二人が、今は夫婦となって帯広に住んでいます。

彼らを訪ねて、スキーに温泉三昧の休日を過ごしてきました。

スキーをやるのは十数年ぶり。足が悲鳴を上げていましたが、その後の温泉とマッサージの効果で、筋肉痛は全くありません。

マイナス10℃の中での露天風呂も初体験。外気が冷たいから、いつまで入っていても平気でした。

温泉王国九州でも、これを体験することは難しいですね。



スキーも温泉もよかったのですが、最も印象的だったのは、夫婦仲の良さでした。

鹿児島の男と福岡の女が帯広に住んでいるわけですから、周りに友達は誰もいません。

お互いに、自分にはこの人しかいない、という環境です。

そんな環境が相手を思いやる心を育んだのでしょうか。
お互いに相手のために生きているという感じでした。

そして、共通の知人である私を二人で精一杯もてなしてくれました。


帯広の二人は孤独な感じでしたが、とても幸せそうに見えました。

信頼できるパートナーの存在は大きいなぁと感じたのでした。

過去の成功体験

今年はランナー復活宣言。元旦初詣には太宰府天満宮まで雪の中を走ってきました。

1キロ以上、イヤ500メートル以上の距離を走ったのは、名古屋でハーフマラソンを走って以来、十数年ぶりのことです。

その後も自宅近くの公園のランニングコースを定期的に走っています。

走るのは短いのも長いのも得意でした。

転校を繰り返していた私にとって、運動会やマラソン大会は新しい学校に溶け込む絶好のチャンスでした。

頭の中には輝かしい子供時代の記憶が鮮明に残っています。

走っていて、人を抜くことはあっても抜かれたことはない…

しかし、今は抜かれます。私よりも10才は確実に上だろうと思われる方に颯爽と抜かれたりします。

輝かしい子供時代の記憶がこれを許しません。抜かれたら抜きかえせと命令します。

その結果…

予定していた距離を走り切ることができず、途中で歩くことに。しかも余計な力を入れて走るため、翌日は激しい筋肉痛になります。

マイペースで走ることが意外に難しいと感じる今日この頃です。



過去の成功体験が足手まといになる。
会社経営ではよくあることです。

過去の成功体験が環境変化に対する感度を鈍らせるからです。

もっと言えば、過去の成功体験が環境の変化を認めようとしないのです。

私はそのような会社、そのような経営者を冷ややかな目で見てきました。

しかし、私自身も彼らと変わらないですね。過去の栄光にしがみついて、肉体的な衰えを認めようとしないところがあります。

全ての現実を受け入れるのは難しい。

ランナーとして復活し、学んだ教訓です。

円高悲喜こもごも

私たちは4、5月が忙しく、GWは一切休めませんが、夏と冬は長期休暇を取ることができます。

冬に長期休暇を取って、3連休の後から仕事始めという人たちもいます。

今年は今日から仕事始めという人が、例年になく多い感じがしました。

原因は円高です。

クリスマスと新年をニューヨークで迎えた人、新年を香港で迎えた人、オーストラリアで迎えた人…

円高で安くなった海外旅行を楽しんできた人が多いみたいですね。

博多と釜山を結ぶJR九州の高速船ビートルも、年末年始は過去最高の日本人旅行客を運んだそうです。

私たちの職場にも、正月後の新年会(みたいなもの)を韓国でやってきた人が何人かいました。

国内旅行でも、円高の影響もあってガソリン価格が下がり、帰省の時に助かったという人もいました。

円高万歳!といったところでしょうか。

しかしこの円高、派遣切りの遠因にもなっているなど、素直に喜べない部分もあります。

福岡の街を見ても、年が明けてからの屋台は閑古鳥が鳴いています。

円高で中国人、韓国人観光客が来なくなったことも影響しているのでしょう。

彼らは1グループ10人くらいの大集団でやって来ますから、彼らがいないと賑わいが半減してしまいます。

私個人的にも、この円高で外貨預金が大きく目減りしてしまいました。

しかし、円高を嘆いても、それが招いた不況を嘆いてみても始まりません。

安くなった海外旅行を満喫!とまでは行かなくても、この環境変化を自分にとって良い方に捉えたいところです。

おいしいワインが安く輸入されているんじゃないかな…

割安になった会社の株を今のうちに買っておこうかな…

輸入雑貨、輸入家具の店を覗いてみようかな…

客入りの悪くなった屋台に長居して、店主と会話を楽しんで来ようかな…

円高のうちにホノルルを走ってみようかな?
それに向けて今からトレーニングを始めようかな…


円高メリットを享受してきた同僚との仕事始め。
妄想は続くのでした。