中村けんです
1泊2日で東京に行ってきました
一言で言えば、予算獲得のための2日間
1日目は、河川・海岸堤防の地震津波対策を進めていただくための陳情と、国の予算編成の中で必要な道路予算を獲得するための大会に参加(県内国会議員への要望活動含む)。
西尾市の沿岸部は海抜ゼロメートル地帯も多く、南海トラフ地震が発生した際には、堤防が沈下して津波による浸水被害が懸念されます
現在、ハザードマップの作成をはじめとするソフト対策や、津波避難タワーの整備を市で進めていますが、それとともに河川・海岸堤防の耐震改修も重要であり、その多くは県に進めていただいております。
堤防の改修には多額の経費を要するため、国に財政的な支援を引き続きしていただくべく、副知事や他の首長さんと一緒に、関係省庁へ要望してまいりました
安全・安心の道づくりを求める全国大会には、1,000を優に超える首長が参加
全国の市町村数は1,700余りなので、すごい参加率です
必要な道路整備を求める声は全国でとても多いため、その声を国にしっかり届けるための集まりだと理解していただきたいと思います。
2日目は、西尾市の都市整備に関する陳情と、名豊道路(国道23号)の整備に関する陳情。
西尾市では、以下の3地区について、国の補助金をいただきながら都市整備を進めています
①西尾駅前の広場の再整備や生涯学習センターの建設などの事業を実施する西尾駅周辺地区
②上横須賀駅周辺における駅前ロータリーの整備や(今後)区画整理事業などを実施する上横須賀駅周辺地区
③区画整理事業やそれに伴う公園整備・下水道整備を実施する平坂寺津地区
都市整備には多額の費用がかかるので、規定に沿った国の補助がいただける前提で計画を立てます。
近年、全国各地の自治体が都市整備に関する国の補助制度を活用しており、競争率が激しくなってきているので、関係省庁に対し直接西尾市の現状説明や想いを届け、要望してまいりました
名豊道路(国道23号)については、今年の3月に全線開通しました
念願が叶った一方で、名古屋方面から来る場合、西尾東インターまでが4車線で、その先が2車線になっています
そのため、西尾東インター手前の渋滞が慢性化しており、市民生活や企業の物流の面で大きな課題となっています。
西尾東インターから先の4車線化に向けて国にも動いていただいていますが、少しでも加速化して進んでいくよう、副知事や関係自治体の首長さんと一緒に関係省庁へ要望してまいりました
インフラの整備は計画的・継続的に進めていくことが重要であり、予算獲得のために東京の霞ヶ関に出向いて地方の声を届けてくるのも、首長としての重要な任務です。
今後も西尾市発展のためにしっかり汗をかいて頑張ります

