若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

5月3日に配信されたs-o-aのライブレポート。
会場はs-o-aのホームライブハウスともいえるnavey floor赤坂。
この日は17時半開演で6組出演、でしたけど自分の最後の仕事が18時半終了。s-o-aは何番目だろう?出番に間に合うかな。
2番手の終盤でちょうど帰宅。s-o-aは3番手でちょうど間に合いました。


最初の曲はこの衣替えの季節を迎えられなかった友人のことをうたった、「ランドリーにてビビットを思う」。
s-o-aですどうぞよろしくお願いしますと、蔭山さんあいさつ。
雨上がりの夜に子どもの頃を忘れず堂々と歩いていきたい、そんな曲ですとギターを置いて続けて「chap-chap」。


今日もイイ顔してます。

2曲を終え、あらためまして、sハイフン、oオオッ?間違えてないけど紹介で詰まる蔭山さん。あらためて紹介しなおし。
今日は赤坂の皆さまとお会いできてとても嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
皆さんびっくりしませんでした?皆んなバンドなのにアコースティック出てきてエッってなったと思うんですけどと話します。この日の出演者はお二人以外全組バンドのようです。
今日は素晴らしいバンドの中に入れてもらえて、精一杯アコースティックをしていきたい。
普段は、過ぎ去る季節だったり日常のなかの何気ない気持ちをうたったりしてるんですけど、次演る曲は初披露の新曲で、ホームのnaveyで初下ろししたいなと思って持ってきました。
最近ついてないことが多くって、あ~神様が私のこと好きすぎてイジワルしてしまってんなって思って、そんな神様へ向けたラブレターのような曲を書きました。「さよならaggression」。


先月末のYouTubeライブで初披露され、この日本番で初演奏すると話してたので楽しみにしてました。
♪痛みのない倖せそんなもの何処にもないのよ だましだまし生きていくの

私たちs-o-aはあと2曲お届けしてこのステージをお渡ししたいと思います。
演奏を終え、初披露を演りきった、少しホッとしたような、清しいお顔の蔭山さん。
5月20日に開催される自主企画のライブをお知らせ。
この日は新音源も発売になるそうで、しかも久しぶりにバンド編成。正直なところ開催日がもし土曜だったら無理やり会場へ出かけてたかも。
新音源、自分たちでも笑っちゃうくらいおもしろいEPになりそうと話します。

痛いこと苦しいことそんなの絶対無いほうがいゝけど、もしそんなことが起きてしまったら、この曲があなたの心の何処かでお守りになりますよに。


「いたいのいたいのとんでけ」、そしてこのユニットのテーマソングのような「正しい生活」。

また会いますヨ。

※セットリスト
ランドリーにてビビットを思う
chap-chap
さよならaggression(新曲)
いたいのいたいのとんでけ
正しい生活


オーディオアンプ、マランツのPM-14。
定価は高いですが、2011年にネットオークションで格安で落札したもの。

その後2021、24、そして昨年と、合計3度修理に出したのですが、やっぱりなんだか調子も悪いので思い切って新たに買いなおすことにしました。
古いアンプは今回はオークション等で売らず、最近よくCMやっている買取業者に来てもらいました。


新しいプリメインアンプは、今度はDENONの製品。
2016年から22年くらいまで販売されていた、現行品より前の機種の中古を購入。
今使っている同じDENONのCDプレーヤー(DCD-1600NE)と同じ年式ので揃えたかったんです。

理由はもうひとつ。

使っているレコードプレーヤーのカートリッジがMC(DL-103R)なので、MCが使える機種でと決めました。


スピーカーはB&WのCDM-1SE。
2000年に買った大変古いもので、実はアンプと同じくこれはネットで売却して新しいのにしようと思ったのですが、新しいアンプを繋いで試聴してみたところ、やっぱり自分のスピーカーは聴きなれているこれしかないでしょと思いなおし、残すことにしました。

アメリカのポークオーディオのスピーカーにしようと一度は決め、試聴もすでに済ませていたのですがね。



最近のマイブームは、二月にライブを観に出かけたHomecomings。
あのあと新アルバムも含め、過去に発売されたCDをほとんど全部購入し、聴きまくっています。

ホムカミのほか、この前CDRを自作した長靴をはいた猫とs-o-aの2枚も、よく聴いてますね。

今日は、家に置きっぱなしになっていた両親の遺影写真を持って、以前通夜を行った葬儀社の供養祭へ出かけました。

 

4月9日に配信されたs-o-aのライブレポート。
今回の会場は、もうすっかりなじみとなったnavey floor赤坂。
この日は18時半開演で6人(組)が出演。s-o-aのおふたりは5番手。20時半過ぎた頃出演でした。


最初の曲は「Navey Universe」。
s-o-aですどうぞよろしくお願いしますと蔭山さんあいさつし、続けて「chap-chap」。
よく聴くと会場は手拍子が巻き起こっているよう。

あらためましてエス、ハイフン、オー、ハイフン、エー、ハイフンと書いてソアと言います。今日は、ネイビーフロアーで皆さんとお会いできて嬉しいです。
おなじみのあいさつをする蔭山さん。
この時期って服装ムズいですよね。夜寒くなるからね、羽織れるもの持ってきてますか?の問いかけに、持ってきてないと反応があり、笑います。東京はまだ寒いのかな。
では皆さんのことをあっためて帰りたいと思います。
私たちs-o-aは過ぎ去る季節だったりとか、日常の何気ない気持ち、でも大事だった気持ちというものを音楽に閉じ込めてお届けしてます。
次は、目まぐるしく動いている春のなか、「四月の魚」という曲を。


ワンマンライブではバンドスタイルで演奏された曲。今回は零さんの絶品アコギとともにうたいます。

私たちs-o-aはあと2曲お届けして最後のMIsakiさんへバトンタッチしたいと思います。
こう話して、今後のライブのお知らせ。
来月もこのハコで配信ライブあるみたい。また見に来ます。
制作中だった新音源も来月発売で、レコ発ライブの話をすると拍手が。嬉しそう。
s-o-aのステージを観に東京へ出かけようと思い立ってもう1年以上経ってしまったな。

日々生きてると、痛いこと、辛いこと、そんなの無いほうがいゝけどそれがあるのが人生なワケで、そんな時この曲が皆んなの誰かのお守りになってくれたらと思ってうたいます。「いたいのいたいのとんでけ」という曲を。
零さんの少年のようなシャウトするボーカルと蔭山さんのスイートな印象深いボーカルが重なる。シビレル~。


最後は最高のダブルギターのイントロが聴こえてきます。「正しい生活」。

そんなの無いほうがいゝけどそれがあるのが人生なワケで。
蔭山さん、年は若いけど時おりハッとする言葉を投げかけてくるな。


※セットリスト
Navey Universe
chap-chap
四月の魚
いたいのいたいのとんでけ
正しい生活

4月4日に観に出かけたライブレポート。

毎年暖かくなってきた頃やってくる音楽家、遊佐未森さん。
今年も春を告げにやってきました。


会場は毎年おなじみの博多区中洲にあるGate’s7。17時15分開場で18時開演。
今年も昨年と同じくcafe mimoということで、ステージ左手にギターの西海孝さん。右手にドラムスの楠均さん。そして中央に未森さんと3人編成。

未森さんのツアーは始まったばかり。以下ネタバレにご注意ください。






最初の曲は今の時期にぴったりの「桜」、そして続けて?これはなんて曲だったかな。
2曲を終え、元気ですかと未森さんからあいさつ。ツアーの初日です。あんまりないことと話します。
それから、昨年は楠さんが遅れて到着するトラブルあったけど、今年は西海さんが1時間ほど遅れるトラブルあったそうです。
未森さんは福岡の川のほとりを歩いて、満開の櫻を満喫されたようです。樋井川、那珂川、御笠川、室見川、どの川でしょう?
最初の曲は桜、そして「花一杯君を待つ」。ファーストアルバム瞳水晶収録曲。
作詞は工藤順子さん。工藤さんが福岡の隣県の大分ご出身だそうで、うたうと福岡を思い出すそう。
今年のツアーはこんな気持ちではじめたい。セットリストは全部花のうた。歌の花束。
なんと素敵な企画。

シェイカーを取り出す未森さん。
次は「ミント」、そして学生時代の友人との思い出をうたった「Daisy/Daisy」。
友人宅に泊まりにいったりされてたそう。
2曲を終え、グランドピアノに着席。次は南国へ飛びますと「ブーゲンビリア」、そして「ルイーズと黒猫」。

3曲続けて。
まずは大正昭和初期の流行歌をカバーしたアルバム、スヰート檸檬より「ゆらりろの唄」。
作詞作曲は三木鶏郎氏。未森さんは、ご本人にお会いすることはできなかったけど、奥様とはお会いできたこと。立派な鳥ビルというのを構え、白いグランドピアノが設置してあったことなど、思い出話を。
続いて演奏後「HASU KRIYA」とタイトルを話した、初めて聴く印象深い曲。帰宅後検索してみると、94年に細野晴臣氏プロデュースで結成されたユニット、LOVE,PEACE&TRANCEの曲のようです。
遊佐未森さんのほか、甲田益也子さん、小川美潮さん、そして細野晴臣さんの4人編成。こんな作品があるとは初めて知りました。
グランドピアノに着き、3曲目は昨年も演奏された名曲「潮騒」。この曲好きだな。
演奏後、この3曲はこの辺に持ってきたかったとか話してたかな?ゆらりろもピシッと決まって良かったとも。

昨年末に新たに発売されたpiano album IIより「マツバボタン」を弾き語りで。
このライブ後購入したのですが、全曲タイトルが花のなまえ。子どもの頃好きだった野花を曲にしたそうです。

サポートのお二人も戻り、今度はピアノプラスサポートで演奏。これも確か初めて聴く曲です。
演奏後、タイトル分かりますか?と問いかける未森さん。お一人が「アネモネ」と話すと、よく憶えてましたね!と感心した様子。
それにしても本当に全曲花の名前か花という言葉が出てくる曲ですね。
あとは何だろ。♪赤いさざんかの花びらが染まる季節、の出だしが印象深い昨年も演奏されたタルトタタンとか、初めて買ったCDの最後に入っているあれとか、。

と思っていると、お花のうたといえばこれと紹介され、「野の花」。これも工藤順子さんの作詞で、HOPEの最後に収録されてます。
最初の頃のことを思い出すと未森さん。
このcafe mimoと題されたライブを行ってきて今年で25年の記念の年。
この25周年を記念して曲を作ってきました!そのものずばり「四半世紀」。
今日がツアー初日ですからこれは初披露。温かい目で見てくださいと未森さん。
手拍子とともに演奏。弾むような、楽しくなるような印象の曲でした。

「空に咲く花」、「咲くといいな」と、ライブのラストを駆け抜けます。
花一杯のライブ会場は拍手に包まれました。


※セットリスト

花一杯君を待つ
ミント
Daisy/Daisy
ブーゲンビリア
ルイーズと黒猫
ゆらりろの唄
HASU KRIYA (LOVE,PEACE&TRANCE)
潮騒
マツバボタン
アネモネ
野の花
四半世紀(新曲)
空に咲く花
咲くといいな

※アンコール
一粒の予感

鳴りやまない手拍子。アンコールです。
まずはおなじみ?の西海孝さん、楠均さんによる物販ブラザース。漫才風にグッズを紹介。
途中から未森さんも加わり、メンバー紹介。
西海孝さんは今回遅れてしまったけど全然心配しなかったと話します。
楠均さんは、25周年だけど実際はウイルス禍で1回中止になってるから26年なんですけどね、とも。
あの頃はたいへんでしたけど、未森さんのライブはcafe mimoも含め、配信で見られたし良かった面も少しはありました。

アンコール曲は「一粒の予感」。
初日の福岡はチケットソールドアウト。温かい観客のくうきに包まれたステージでした。

みなさん素敵な春を。またお会いしましょう。
ライブはこれでお終い。また来年も春を告げに来てくださるのを待ってます。

物販にてpiano album IIを購入しました。

1986年8月。開店前のトポス西新店に並ぶ私。「買えるかな? ドキドキ」。自分の前には、開店前だというのに百人くらいは並んでいました。たしか整理券は配られなかったと思いますが、開店と同時にみんな順番を守って買っていました。

この日は、ナムコのファミコンソフト「ワルキューレの冒険」の発売日。当時、私は高校生でした。トポスは旧ダイエー系列のディスカウントショップで、ファミコンの新作ソフトが発売日から2割引きで買うことができる、定価販売が中心だった当時としてはすごいお店でした。

ひとり、またひとり、ユーザーが増えていき、ついに自分の番。「……かっ、買えました!!」その時はとても嬉しかったです。そして次の瞬間、「はい!売り切れで~す」と店員さんの声。私が最後だったようです、「ふぅ~」。

私のうしろの人が、言葉に表せないくらい悲しそうな顔をしていました。かわいそう、と思って見ていると、「あっ、あと1本ありました!」と、また店員さんの声。見本として天井からブラ下げているのが残っていたのです。うしろの人、とても嬉しそう。君の代わりに、心のなかでガッツポーズしてあげました。

……あの日から、40年の月日が流れました。あのゲームを発売したナムコも、今ではバンダイと合併してバンダイナムコとなり、私の知るナムコはもう無くなってしまいました。あのゲームが売られていたトポスも、今では建物が老朽化して、ついに取り壊しに。

君は、あの「ワルキューレの冒険」を手放してしまいましたか?
私は、未だ持っていますよ、あの夏の熱い思い出とともに。

※「思い出のファミコン」寄稿文より。





この前届いた「ワルキューレの冒険40周年公式記録全集」を紹介。

発売日に置配されてた段ボール。
抱えるとすごい重さでおどろきました。大型炊飯器くらいと話すと分かりやすいでしょうか。それくらい重い。

かつてワルキューレというキャラクターに魅了され、若き日々をずっとワルキューレとともに生きてきた私。これを買わなくてどうするのかと、発売がアナウンスされたらすぐに予約していました。

「ワルキューレの冒険」は、1986年に8月に発売されたナムコのファミコンゲームソフト。
このセットにはその最初に出たファミコン版をはじめ、89年に発表された業務用ビデオゲーム(アーケード版)「ワルキューレの伝説」、その伝説のPCエンジン移植版、92年に発売されたスーパーファミコン版の外伝ソフト「サンドラの大冒険」、96年にWindows95版として発売された外伝ソフト「ローザの冒険」、98年発売の初代プレイステーションの「ナムコアンソロジー2」収録のリメイク版、といった一連の作品用に描かれた紙の資料が4冊に分けて収められているほか、アーケード版のインストラクションカード、ファミコン版に封入されていたマップの復刻版も。
更におまけとして、これら作品の4枚組サントラCD、2007年に携帯電話アプリとして配信されていたゲーム「ワルキューレの栄光」もWindows版として収録されてます。

おそらく初公開と思う開発中の絵コンテやスケッチなど、かなりマニアックな資料本です。
まだ詳しく読んでいないのですが、これまでに描かれた全イラストが収録されているワケではなく、発売中止となったMSX版の資料など、未掲載の物も多そう。それでも大型本で見ごたえがあり、大満足してます。

初CD化となったサンドラの大冒険は名曲。むかしプレイステーションとMDを繋げて録音してた、PS版ワルキューレの曲もこれで聴くことができます。
惜しむらくは、携帯ゲームのワルキューレの栄光は1のみで、2は収められていません。CDには両方のゲームミュージックが入っているので、この点が非常に残念ですね。


写真はそのワルキューレの栄光。
1は横スクロールのジャンプアクションゲーム。今回未収録となった2は初代冒険風にフィールド見下ろし型のアクションゲームとなっていました。
先日新たに購入したコントローラー、「8bitdo M30 2.4G」で早速プレイしてみました。
このコントローラはもともと、メガドライブ2ミニ用ですが、このWindowsPCや、以前紹介したアストロシティミニ、イーグレットツーミニ用のコントローラとしても使用できます。
このゲームの存在はかなり以前から知っており、ずっとプレイしてみたかった。もう遊びたい賞味期限は切れてしまってますが、それでもこれが収録されたのは意義のあることと感じました。

一緒に写っているワルキューレとベラボーマンのミニフィギュアは、90年代にゲームセンターに勤めていた頃手したゲームセンターの景品。


写真はこれまでに集めてきたワルキューレグッズの一部。久しぶりに出して読んでみたら懐かしかった。
シリーズのキャラデザイン、イメージイラストを手掛けてこられた冨士宏氏の漫画版「ワルキューレの降臨」及び「ワルキューレの栄光」。CD・ワルキューレストーリーforオーケストラの初回限定版。ワルキューレが人気投票で1位を獲得した雑誌ゲーメスト増刊「ギャルズアイランド」。何度も読み返した小説・ワルキューレの冒険。ファン必携本と思うストーリーオブワルキューレ。ファミコン版の攻略本。杉森建氏の漫画「ワルキューレの冒険外伝-ふたりの女神-」漫研所属の平凡な女子中学生がワルキューレの世界へ飛ばされてワルキューレに間違われ冒険するという内容。ゲーメストの通販で当時買った下敷き。最近入手したファミコン版発売当時に出てた下敷き2種。発売当時購入してクリアファイルに入れてずっと下敷きとして使ってきた雑誌マル勝ファミコンの見開きポスター。

無論、これ以外にもファミコン版、PCエンジン版など各種ゲームソフトやサントラCDも持ってます。
ひとつひとつが思い出深い大切なたからもの。

 

こんな短い記事でとてもとても思いを描ききれない。

昨日はすべての仕事を終えてから映画を見に出かけました。


パリに咲くエトワール

明治40(1907)年の横濱市。
この日本國に於いて初めてとなる、佛蘭西・巴里オペラ座バレエ團の公演がおこなわれていた。
観客席で食入るように見ていた大きなリボンの少女。ふと見ると、少し離れた観客席でも、自分と同じように夢中でバレエを見ている少女が。
公演が終わった観客席へ忘れ物を取りに戻ったフジコは、先ほどの少女が舞台の上で見よう見まねでバレエを踊っているのを見かける。
周囲の人たちの拍手で我に返り、頬を赤らめて立ち去るのだった。

5年後。大正元年。成長した少女は二十世紀初頭のパリの地に立っていた。
少女の名は継田フジコ。
画家志望の彼女は猛反対する家族を説き伏せ、父と違い自由奔放な性格でパリ市内で画廊を経営する叔父の助けもあって渡佛。アパルトマンでひとり暮らしをしていた。
このような時代のパリにあってなお人懐っこく太陽のように明るく輝き、周囲の人たちを包み込んでいるのが見てとれる。

しかしある日、フジコの叔父は事業に失敗して失踪。画廊もすっかり清算されていた。
人相の悪い棒術使いの男らにからまれるフジコたち。借金の取り立てだ。
そこへ、薙刀(なぎなた)使いの女性が割ってはいる。袋をかけたまゝの薙刀で男らを撃退。頭巾が脱げた女性を見ておどろくフジコ。あの、バレエの公演を一緒に見ていた園井千鶴だった。
フジコと千鶴は親同士が知り合い。
千鶴は室町時代、だったかな?古くから続く薙刀道場の跡取り。千鶴の両親は薙刀を欧州へ伝える為道場をこのパリの地にひらいたばかりだった。

家業を継ぐという使命の一方あの一度だけ見たバレエが忘れられず、バレリーナになる夢も持ち続けていた千鶴。
フジコはそんな千鶴に自分が住むアパートの露西亜人親子を紹介する。
オルガはロシア出身の元バレリーナ、息子のルスランは音楽家志望のピアノマン。
オルガはロシアから逃げ延びてきたが、このパリ・オペラ座バレエには入れず、キャバレーの公演で生計を立てていた。
いぶかし気に東洋人の千鶴を見て門前払いしようとするオルガ。しかしこの時代の東洋人にしては高い身長、そして自分なりに練習したと話す千鶴の踊りに素質を見いだし、閉店時間のキャバレーでバレエを厳しく指導していく。

一方フジコはアパートに住めなくなり安アパートへ転居。リストランテで皿洗いの仕事も始める。
転居先のホコリだらけの真暗な部屋。こんな逆境でも窓を開け放ち、遠くに見えるエッフェル塔に感激するフジコだった。


胸がすく、とはこんな時に使うのでしょうか。
見終えて胸がすく思いがしました。

戦争の足音がするこの時代。第一次大戦の2年前というこの時代に、芸術の都パリにて精一杯夢を追いかけたふたりの女性が、生き生きと描かれています。
感心したのはバレエの描写。自分はバレエは子どもの頃テレビで何度か見たことがあるていどの知識というか無知でしたが、アニメーションでよくぞこれだけ描けたなと感じる完成度だったと思いました。

登場人物で好きなのはマチルダさん。オペラ座バレエ団の優秀な若手で登場回数は少ないですが、ちょうどガラスの仮面における姫川亜弓さんのように出自など気にもかけず千鶴の実力をライバルとして素直に認め、弱点を伝えてはやく克服しなさいと伝えてきます。
こういう人はライバルを作って対抗心を燃やし、それをエネルギーにして自分自身も高めていくのでしょう。


戦争の足音がする巴里。
独逸が、英吉利の首都倫敦を爆撃したというニュースが流れる。
オペラ座バレエ団は疎開者で欠員が出、新たな団員を募集。千鶴は合格する。
夢を叶えていく千鶴とは反対に、フジコは繪が描けなくなっていた。
ルスランに気づかれ、泣き乍らこの街の有能な画家の作品群を前に自分の実力を思い知り、どうすればよいのかわからないと打ちあけるのだった。
そんなフジコにルスランは、最初パリへ来たとき自分もそうだったと話す。そして。

冒頭と最後で流れる緑黄色社会による主題歌もよかった。
さぁこんな駄文は閉じて君も見に出かけよう。こんな素敵な御伽話を。

この後ふたりは戦争の時代を生きる筈ですが、このふたりなら、この世界の片隅にのすずさんたちのように逞しく生きていくんじゃないかなと感じる終わりでした。

 

 

届きました!
ワルキューレの冒険40周年公式記録全集。

今日は祭日で仕事が1件だけでしたので、この全集に特典で附いてきたゲーム、「ワルキューレの栄光」をPCに入れてプレイ。
これはまた後日あらためて紹介しようかなと思います。

このPCと、それからイーグレットツーミニ、アストロシティミニでも動作する新しいコントローラも購入して、セットアップ。

あと、むかし買った「F・O・Gデスクトップアクセサリー2001」が整理してたら出てきたので、これに収められている花札ゲーム「なんでもありんす」もPCに入れて久しぶりにプレイ。
文字どおり2001年に買ったもので、花札好きだから当時はよくプレイしたものです。懐かしかった。

 

夜は、以前にこのページでも何度か紹介したことがある音楽家、ずっと真夜中でいいのに。の万博で開催されたライブの模様がYouTubeにアップされたので、それを見ました。

ずっと真夜中でいいのに。EXPO2025 大阪・関西万博 自主制作単独公演「名巧は愚なるが如し」。

自主製作の観覧無料ライブだったそうで、彼女の配信ライブは久しぶりに見せてもらいましたけど、以前より何倍もすごくなってた。よいもの見せてもらいました。




明日は墓まいりへ出かけます。

日記には久しぶりに登場の時雨さん。
気がつくと先月のバレンタインデーを以て、ウチに来て5年目を迎えました。
今回はその5年前に交換したサドルを再交換。
まだ全く傷んでないのですけどね。

このような、軽快車とは少し違うスポーツ車に乗っている方なら「サドル沼」というのを聞いたことがあるかもしれません。
自転車で長時間、長距離乗り続けているとサドルに乗せている尻が痛くなるというもの。
この為、サドルをあれやこれやと買っては交換、となってしまうもの。文字どおり沼です。

シグさんのサドルは、購入以来イマイチ気に入っていない。
否、痛くはないのですが、フィット感が悪い。あと、乗ってると尻が滑る感じもある。
でもそんなに深刻なものでもないし、と思ってそのまんまにしていました。

ウチの自転車も、最年長の霞は乗り続けて35年。他の自転車も長い車歴のなかで何度もサドルは交換してきました。
一昨年、2024年にウチの霞と響の交換したサドルが気に入っていて、これまで様々なサドルを買ってきましたけど、これが一番自分に合ってるサドルと思いました。
VELOというメーカーのANGELという製品で、今は絶版になっています。
しかしこれが、自転車の予備チューブ買おうかなと検索していて偶然、ネットオークションで売られているのを発見。高価な商品ですがだいぶ安い。



これ買えばシグさん沼脱出!と思い、早速落札して取りつけてみました。写真右が交換したサドル左は以前の物。
一緒に、この前彌生さんから取り外した前照燈をハブに固定する金具も装着。これまでライトは樹脂バンドでハンドルに固定していたのですが、これで安定する。

火曜日に取りつけて早速翌水曜の仕事で試そうと思ったら、雨。
さすが雨の道化師の異名持つだけのことはある。
5年前も、家に届いて数日間大雨や雪で試し乗りできなかったから、雨にまつわる名前にしたのでした。


今日の午后の仕事で試しに乗ってみました。
前のも同じVELOの製品でしたけど、このANGELはやっぱりこんな自転車には合います。

 

職場の同僚や訪問介護の利用者さんからすごく尻が痛そうと云われますが、実際、昨年このサドルを着けている霞に乗って糸島市(旧糸島郡志摩町)のライブ会場まで走りましたけど、見かけに反して長時間乗っていても尻は痛くなりません。本当によいものです。

超カタイ我が軽快車“夕顔”のBBのロックリング。

シマノのOCSセレクターハンガーという古い規格で、22番のスパナでロックリングを外して分解できるようなのですが、昨年暮れから週末の休みの時に暇をみて取り外しを試みてきたものの遂に外せませんでした。

その後、引っ掛けスパナで右ワンの方は、こちらはあっさりと外れたのですが、こちらが外れても分解はできず。

昨日、全体重をかけて何度目かのロックリング外しを試みましたがやはりダメ。
しかたないので、左右のワンの隙間へグリスガンでグリスを多めに注入し、整備を終えました。
専用の交換用のリテーナーも買ってあるのですが、交換できず。

走行に支障はありませんけど、やはりガタつきが気になりますね。