若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

先週の日曜日。移動支援の仕事中に傘を差すと、急に親骨の繋ぎ目が折れて生地を突き破ってしまった。

 

十六本骨の多聞丸。
今では閉店してしまった福岡天神の雑貨屋で買ったこの傘。夢の中でコンビニに忘れてきてしまい、あ、多聞丸忘れたと、夢の中で言ったのが名前の由来。何故多聞なのかは不明。その後東京中野のお店に忘れて帰り、その次の東京行の際に戻ってきたことから、東京のわすれものの異名も持っています。

 

木製の傘の柄に節目がふたつあり、それが龍の眼のようで気に入ってました。
購入以来もう25年くらい愛用していますが、遂にメインの傘が交代する時が来ました。

傘はおいてませんか?

それで、この1週間くらい仕事の合間に傘を探してまわりました。

傘を選ぶにあたり、決めていることがあります。
まず、ジャンプ傘は選ばない。
せっかちな人になったみたいで好みではありません。嫌いなものベスト10にはいるほど。
それから、黒、濃紺、濃緑、焦茶色は選ばない。
20代の頃、何故男性用の傘、靴、鞄などの服飾品はこんな地味な色ばかりなんだろうと思ったものです。女性用は種類も多く、明るく華やかなのに何故だと。

 

新しい傘は骨が1.5倍の二四本。
色が様々あり、別メーカーのベージュ色のと、今回買った同じ製品の翡翠(ヒスイ)色と最後まで迷いましたが、生成(きなり)色にしました。
生成とは、漂白あるいは染色される前の素材そのものの色のこと、だそうです。少し黄色っぽい乳白色。
どうせ自転車の油や錆ですぐ汚れると思うのですがね。

どうでもよいはなしと思うでしょうが、というわけで梅雨明けの今日、25年ぶりくらいにメインの傘が交代しました。

昨日はお休み。朝から自転車で博多驛まで出かけ映画を見ました。



「ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略」

2021~22年に、前後編に分けて劇場公開された「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」。
今回はその2205年から更に2年経った2207年のはなし。
2205であのガミラス/イスカンダル星を消し去った謎のデザリアムが、今度は地球へやってくるというというもの。
ヤマトよ永遠にというと、1980年に劇場公開されたヤマトシリーズの劇場版第3作。
今回はこれのリメイクですが、その「永遠に」に、テレビシリーズの「宇宙戦艦ヤマトIII」の要素も加え全7章、テレビシリーズでいうと全26話の作品になるようです。
元々は2時間くらいの劇場版の、そのリメイクなので、13話くらいかなと最初思っていましたが、すごいボリューム。がんばって生きねば。

旧作の永遠にも当時見ましたが、旧作では突然現れた暗黒星団帝国(※今作でいうデザリアム)に為す術も無く地球が制圧されてしまったのが、今回のリメイクでは同じようにデザリアムが現れやはり制圧されてしまうものの、実は例の2205の一件をもとに秘かにこうした事態が予測され準備が成されていたと、変更されています。しかも地球側にデザリアムと通じているものがいるようです。

全話なんとか劇場で見たものの残念すぎる出来だった「2202」と違い、こちらは好感の持てるリメイクで続きが楽しみです。
第二章は十一月に公開が決まってます。

 

 

ちょうど1年前に、なごにゃんという猫手を模した菓子を紹介。

その時、もし可能なら黒猫手とか白猫手とか出してほしいなと書きました。

すると願いが叶ったのか、なごにゃんのクロが出てました。

黒というより焦げ茶ですが、やってくれました。

昨日、7月6日に登山に出かけました。
今回は昨年も登った脊振山地の井原山(いわらやま)。
これまでも何度か登っていますが、今回は初めての試みとして三瀬峠の登山口からアタックしてみました。

 

8時に出発。担当自転車は“霞”。
途中までは前回登った西ノ山と同じ。野芥(のけ)まで出て263号線を南下。早良平尾交叉点は右へ。西ノ山が見えてきましたが今回は通り過ぎます。

 

263号線を走り続けます。何度も通った道。
途中で熊野神社へ御參りすると、ニホントカゲが居ました。青い尻尾がきれい。

 

以前訪れた坊主ヶ瀧、花乱ノ瀧へ続く道も通り過ぎ、曲渕隧道(まがりぶちずいどう)を潜って曲渕水源池(曲渕ダム)も通り過ぎます。

 

と、暑いせいなのかちょっと体調が。
自転車から降りてだいぶ休憩。戻ろうかと思ったほど。

 

山から吹き下ろす風で思ったほど暑くなくなりましたが、ヒルクライムは止めほとんど自転車は押して休み休み進みました。
これは途中で見かけたオオキンカメムシ。2.5cmくらい。
福岡の山手の方に生息しているヒメハルゼミの鳴き声も聴こえてきます。

 

10時半にようやく三瀬峠到着。標高581m。霞は夕方までおるすばん。
福岡県と佐賀県の県境にある三瀬峠。2018年に来て以来6年ぶりとなりましたが、此処までのタイムは途中の体調不良もあり6年前より3~50分くらい遅れ。

 

6年前はこちらのルートから同じ脊振山地の金山に登りました。

 

今回はその、道路を挾んで反対側にある登山口から井原山を目指します。

 

登山口から真っすぐ進むといきなり道が無い。
6年前は無かったと思う太陽光発電のパネルが設置されているのが見えます。
道間違いかと思い、戻ると入ってすぐ右手の斜面に踏み跡。これかと思い進んでみました。
この写真の広場みたいなところは右手に道がついています。

 

ようやく?正規のルートと思われる道に出ましたが、この序盤だけ少し迷いました。初めてのルートはいろいろある。

 

歩いていくと鉄塔がありました。この裏に道がついていました。

 

野河内(のごうち)渓谷との分岐に出ました。
と、よく見ると先ほどからこの森でずっと鳴いているヒメハルゼミのものとみられる、ちいさな抜け殻がありました。
昨年登った水無登山口からのルートではヒグラシとエゾゼミの大合唱でしたが、こちらのルートは少数のヒメハルゼミだけ。あと、時おりウグイスの鳴き声も聴こえてました。
昨年みたく蝉時雨を録音しようとおもったのですが、このアンドロイド、録音できるアプリが入ってなかった。ガラケーも持ってくればよかった。

 

道はところどころ雨でぬかるんで滑る。それなりの斜面にロープ設置はナシ。
でも、扇風機の強風のような山風がずっと吹いていて気持ちがよかった。涼しい登山道を歩いていると体調不良はだいぶ解消されました。

 

夏の脊振山地名物?の笹の群生。掻き分けて進んでいきます。倒木が転がっているので注意。

 

視界が開けました。井原山頂の標識が遠くに見えます。もう少し。

 

13時半に井原山山頂到着。標高982m。福岡県と佐賀県の県境を東西に70キロ連なっている脊振山地の、その2番目に高いピークです。
体調不良で休み休み登ったのと、序盤のルート探しで時間を喰い、予定よりだいぶ遅くなりました。

 

これは此処まで登ってきた東の方角。遠く、脊振山地の金山や脊振山が見えます。

 

こちらは北側。私が住んでいる福岡市や海が見えます。

 

こちらはトリミングしたもの。左手の島は能古島。右手に福岡タワーやドーム球場も見えます。

 

こっちは西側。脊振山地の雷山(らいざん、いかづちやま)や、羽金山のアンテナも見えます。

 

最後は南側。こちらは佐賀県です。湖みたいに見えるのは北山ダムかな。

 

昨年も同じ時期に登ったけど、この日は登山者少な目。観光で来られたとみられる外國人が数人。
と、学生さんみたいなパーティーが登ってきました。男女2名づゝ、男性は3人だったかな?
装備がすごいので脊振山地全70キロ縦走チャレンジ中かと思い、声かけてみました。
脊振山地全山縦走。脊振山地の西の果てにある十坊山(とんぼやま)からか、東の果てにある基山(きざん)のどちらかから登りはじめ、途中で下山せずに全てのピークを巡るというもの。キャンプを張り、2泊3日くらいでやるものと本で読んだことがあります。
全山ではなく、単に雷山から縦走してきただけだそうです。
でも全山縦走やります、カンタンなどと話してました。これが若さか。

自分もこの日は、この井原から雷山までの途中にある冨士山(ふじやま)まで縦走して帰るつもりでしたけど、体調が思わしくなくこれで下山することにしました。福岡の富士山はまたの機会にでも。
 

もときた道を下山。だいぶ戻ったところで急な足の痛み。歩くのが困難なほど。
少し広い場所で坐って休憩していると痛み治まりました。

実はこの前日、担当している訪問介護の利用者さんが入院先で亡くなられたと連絡が入っていました。癌だったそうです。
足の神経系の障害であまり歩けず、家では掴まり歩きで外では車椅子。
あの人の足の痛み、こんな感じだったのかな、なんてそんなことを思いました。

16時前頃三瀬峠まで戻ってきました。謎の足の痛みも治まり、あとは下り道を霞で。

強風でコケていた霞を起こし、友人からのメールに返信していると、道路を横切る動物。

キツネだ!野生の狐は初めて見たな。さすが三瀬峠。帰宅して調べてみると、福岡県の狐は生息数は少ないものの最近は西区の市街地でもしばしば見かけるそうです。



今日はまた献杯。正月の残りのバドワイザー飲みました。

 

 

この日の携帯電話ウェルネスの歩数計
31455歩、23.2km

この日の自転車“霞”のサイクロコンピュータ
走行時間:2時間33分29秒
走行距離:34.44km
平均速度:13.4km
最高速度:50.9km
でした。

水曜はもともと4件仕事あったのに、今日はその全てがキャンセルやサービス終了となってしまい、急に休みとなりました。
天気も良かったので登山に出かけるつもりでしたが、夕べ自転車のパーツが思ったよりだいぶ早く届いたので、今日は午前中部屋でゆっくり自転車を修理することにし、午后から模型作りの続きをとなりました。


今回の修理は自転車の“彌生”さん。
写真では分かりにくいですが、前籠を固定するキャリアが経年劣化で根元から折れてしまってました。


これをネットオークションで落札したパーツに交換します。ブリジストンの古い製品のようです。
車齢30年越えの古い自転車にはこんな古いものが似合うかなと思って。
通常の、前ハブのロールバーとハンドル根元のバスケットブラケットで固定する方式の方が重量も軽くできるのですがね。


まず籐の前籠と古いフロントキャリアを外します。
そして籠ブラケットを、以前買って使わずに残っていたロング籠ブラケットに交換。天地逆さに取りつけし、更に少し手曲げして新しいキャリアに位置が合うよう調整。


フロントキャリアを取りつけました。次は籐の籠再取りつけ。


入手したフロントキャリアに着いていたライトも試しに着けてみましたが、写真のように前タイヤに接触してしまいます。
この部分に電池式の小さめの砲弾型ライトを新たに買って着けてみようと最初思ってましたが、もし調整して着いたとしても跳ねた泥をかぶってしまい、難しいかなと感じます。

これで完成。あとは下におろして試運転と思いましたが、後輪のスポークが2本折れているのを発見。
2時間ほど休憩したり掃除洗濯など行って、続きは午后からとしました。



スポークは二月に交換修理したばかりでしたが、その交換したスポークともう1本が折れてました。これは時間掛かる。

まずは後輪を車体から外し、タイヤと、後輪に着いているローラーブレーキも外してしまいます。
そしてスポークを交換。車体に取りつけてから調整しました。
でもシロート調整なので特定のスポークに負担が掛かってまた折れるかも。


全ての作業完了。写真の記録によると8時半頃作業開始し、途中中断して16時に作業を終える大工事となりました。

試運転は、明日の1件目の仕事でやります。雨降らなければですが。

6月22日に観に出かけた、イノトモさんのワンマンライブレポート。


ひとつ前の記事でも書きましたけど、イノトモさんのライブは無料のネット配信では見ていたものの、会場入りして観るのは2021年末のおおはた雄一さんとのツアーの福岡公演以来で本当に久しぶりでした。
今回の会場は、その前回の福岡公演と同じ中央区大名のLIVLABO(リブラボ)。17時半開場。

もぎりをされてたのは以前お会いしたことがある、イノトモさんの妹さん。
このリブラボはイノトモさんが所属しているレコード会社、ホームワークレコード主宰の、バンバンバザールの福島康之さんが運営されているライブハウスです。


18時の開演時間になると、ワイングラス片手にイノトモさんがステージに。中央の椅子に坐ります。
開口一番、中学時代の友人から飲み会に誘われ、その流れで帰福を機にこの福岡ライブが決まったと話し、沸かせます。
曲は「夜明けの星」、そして「朝の光」。

リクエストは挙手で!と観客に呼びかけて「タンポポ」。6枚目シングル曲。

MCでは、昨年の中國大陸七都市ツアーについて。
アルバム「ねむるねこ」の表題曲、「眠る猫」が中國でバズっている。今この曲の中文版を制作中だと聴いたのは、前回、2021年末のこのライブ会場でだったかな。
そして遂に、昨年中國大陸七都市ツアーを辻詩音さんとともに敢行。実に11日の日程で7ヶ所、1日の移動距離1000kmという弾丸ツアーだったようです。イノトモさんのnoteに、当時のタイヘンな様子が掲載されていました。

でも、これよりも、ホームワークレコードに所属して初めての日本ライブツアーの方が大変だったと話します。
社長の福島康之さんが運転手を務め、本当は彼の方がタイヘンだった筈ですがと話し、当時はライブツアーのようなものをやったことがなく経験が浅かった。今回の大陸ツアーはあの頃の体験が活きた、あの頃よりマシ、とも。
曲はその、眠る猫。前半を日本語、2番を中國語でうたいました。

息子さんが0才の頃からライブツアーは行ってたと話してたかな。
その息子さんも22歳。ちいさい息子さんと仲睦まじいジャケットを店頭で見かけ、収録アルバム持っているのに、その「いつかキミと」を衝動買いしてしまったのを思い出し、時の流れを感じます。
いつか息子が大きくなったら一緒にこんなことしてみたいな、などと思って制作した次の曲はその、いつかキミと。今ではその息子、感じ悪い、などと話します。
奎さんは、前回のこの会場でのライブでイノトモさんとセッションしたのが印象に残ってます。

先ほどのワイングラスを取り出し、実は水であることを明かすイノトモさん。
お酒は後半からと決めているそう。
曲は夏らしい「カルピス」。版権の都合なのか、オムニバスアルバムでは涼風懐歌という曲名になっています。

前半ラストを前にゲストの和田純子さんがステージに。
一昨日のバンバンバザールの35周年記念ライブにコーラス隊として出演。その打ち上げのの飲み会で遅くなり、イノトモさん宅に泊っていったとイノトモさんからエピソードが語られると、50過ぎて恥ずかしいと話します。
曲はおふたりのボーカルで「悲しくてやりきれない」。

※前半セットリスト
夜明けの星
朝の光
タンポポ
眠る猫
いつかキミと
カルピス
悲しくてやりきれない(※ザ・フォーク・クルセダーズのカバー)


後半がはじまりました。後半はワイン片手になんとなく話し乍らと、「せかいのかたすみからはじまる」。

毎年、なにか1作品発売することに決めているそうで、今年はイノトモデビュー25周年記念コンサートがDVDになりましたと紹介。
まだ発売前ですが、会場で手続きすると発売日に届くそうです。

くるりの岸田繁さん参加の「遠くまで」、そして曽我部恵一さんプロデュースの「星と花」を、思い出話とともに演奏。
千葉県にお住いの祖母が97歳だそうで、その祖母の曲ではありませんが同じおばあちゃんの曲ですと「想い出ノート」。

リクエストされた曲だと「消えないもの」を演奏ですが、ゲストでバンバンバザールの黒川修さんがステージに上がりました。彼はベーシスト。エレキベースを抱えます。
FM福岡のラジオ番組のDJもされており、イノトモさんは福岡に戻ってくるといつも彼のラジオを聴いているそうです。
ベース・ソロが素敵だ。

今度は黒川さんとともにバンバンバザールのメンバーでイノトモさん所属レーベルの主宰でもある福島康之さんがステージに上がりました。
これでバンバンが勢揃い。今回も豪華になってきました。
福島さんは、日本國内ツアーの方が大陸ツアーより大変だったという話にふれ、ツアー中運転席から後部座席を見るとイノトモさん辛くて泣いてたというエピソードが語られました。
曲は「無題」。
続けて、今度はバンバンバザールの「こんな気持ち」。リクエストにこたえて「恋のかぞえうた」、それから「坂道」。バンバンバザールと3人ですごい演奏が続きます。

先ほどからイノトモさんがされているホームワークレコードになってからの出来事が懐かしい、いろいろとむかしのことを思い出すといったことを福島さん話します。
東京都ご出身の福島さん(黒川さんは北九州市出身)、今では都内の家も引き払って黒川さんとともに福岡に拠点を移しています。
福岡出身のイノトモさんが東京で暮らし、自分は逆に福岡。おふたりは以前、福岡市内にあるイノトモさんのご実家に泊めてもらったことがあったそうで、その頃の福岡での体験からこの地を好きになり、移住を決めるきっかけになったとも。
何が気に入らなくてふる里を出ていくんだろうと福島さん。しかし煮物に使うのはおいしいけれど、生醤油だけは千葉県の(キッコーマン醤油)がよいと話します。福島さんは東京へ出かけた時は必ず、立ち食い蕎麦屋へ入るそうです。関東の(辛い)醤油を味わう為に。
なんか、わかります。子どもの頃食べた味ってありますよね。自分も一時期キッコーマンでしたけど、今では福岡の(甘い)ニビシだし。

最後の曲は福島さんもライブでうたっているという「シロツメ草」。望郷を感じる曲ですね。

※後半セットリスト
せかいのかたすみからはじまる
遠くまで
星と花
想い出ノート
消えないもの
無題
こんな気持ち(※バンバンバザール)
恋のかぞえうた
坂道
シロツメ草

※アンコール
私の青空(※カバー)


全ての演奏を終えましたが、ステージを下りずに最後にアンコール。
先ほどの和田純子さんに加え、ガンちゃんと紹介されたGUNkondoさんもステージに。
おふたりとも前回この場所で行われたライブにゲスト出演された方です。
曲は皆知ってると話す「私の青空」。ジャズのスタンダード曲のようです。
マイクが足りず、純子さんとガンちゃんは交代でマイク持ちました。

イノトモさんらしい、実家に帰ってきたようなライブはこれでおしまいです。

今夜は久しぶりにイノトモさんのライブの福岡公演を観に出かけます。
イノトモさんのライブは無料のネット配信では見ていましたが、会場入りして観るの2021年末の忘年会ライブ以来で本当に久しぶり。楽しみです。

そこで今日は、これまでに買い進めてきたイノトモさんのCDのうち、めずらしいジャケット違いの見本盤CDを紹介してみます。
サンプル盤、プロモ盤などとも云い、レコード会社がラジオ放送局をはじめ各種メディアや関係者に頒布したもの。
本来販売が禁止されていて流通されているのはおかしな話ですが、レコードの時代からこうした盤は様々なルートで売り買いされてきました。
通常見本盤というと、盤面やジャケットのスミ、オビ等に「見本」とプリントされていて、音源も製品盤と同じという場合がほとんどですが、なかにはこのCDのようにジャケットが異なるものや、以前に紹介した麗美さんの「ワンダーガール」のように収録されている曲が違っているものもあります。


まずはつい最近入手できた5枚目のシングル「星と花」。
右が製品盤。そして左が今回入手できた見本盤です。「199.12.16 in stores」「Not for Sele」とプリントされています。
製品盤と違いこちらはジャケットがイラストになっていますが、このイラストは、クレジットはありませんが繪のタッチからイノトモさんご自身の手になるものと考えられます。


次はファーストシングルの「溶けてゆく午後」とファーストアルバムの「グレイプフルウツ」。左が見本盤で、これもおそらく直筆イラスト。
溶けてゆく午後のは自画像でしょうか。曲の印象どおりほっこりするジャケットです。


セカンドアルバムの「風の庭」と6枚目シングルの「タンポポ」。風の庭は未開封で、CDケースにイラストが描かれたステッカーが貼られた仕様。歌詞カード(ブックレット)は、これのみナシ。


風の庭の盤面はこんな感じ。
右が見本盤ですが、左の製品盤がオレンジ単色なのに対しイラストが描かれていて、もはやどちらが製品なのか分からなくなります。


一方こちらはグレイプフルウツの盤面。製品盤は右で歌詞カードは製本されているのに対し、左の見本盤は1枚の紙に歌詞が書かれた仕様です。


最後はシングルの盤面で、上が製品盤。
溶けてゆく午後の見本盤が8センチサイズなのがおもしろい。溶けてゆく午後と星と花の製品盤に見本盤ジャケットのイラストが部分的に使われています。

こうした直筆とみられるイラストの見本盤以外に、通常の?サンプルとプリントされたバージョンも流通しています。

ほかにもこうしたイラストの見本盤があるのではと考えています。
少なくとも、2枚目シングルの「愛のコロッケ」、3枚目の「あの夏」、4枚目の「春風のゆううつ」、7枚目の「坂道」は存在するのではと。
これからも探していきます。

昨日、6月19日のはなし。

ふたつ前の記事で書いたとおり、週に3度訪問していた介護の利用者さんが亡くなられました。
あんなに忙しかったのに、この3件のほか別に3件が入院中などの理由でサービス一旦休止。合計で週6件も急に仕事減りました。
それで、水曜は朝の仕事が10時前に終わってから次が同じ方の家で16時開始。と、その間実に6時間も空いてしまいました。

この利用者さんの家は早良区の早良にあり、外へ出ると山が迫って見えます。
7年前に一度登ったことがある西ノ山(※地図には西山と書いてあります)です。
そこで昨日は、この山に登るなどしてゆっくり6時間過ごすことに決めました。

利用者さん宅をあとにし、近くのスーパーで麦茶とスポーツドリンクを購入。まずは大井手橋南交叉点へ向かいます。
福岡市街地から向かう場合、早良平尾交叉点の二又で右に行き、そのすぐ次の交叉点です。これを西へ曲がります。

 

西ノ山が迫って見えてきました。
ふたつの山頂がある特徴的な山ですが、登る人がほとんどいない無名山(※有名山の対義語)です。
この山の麓へ直進していくと、長峰集会所があります。そこを過ぎて更に細い道を進んでいきます。

 

林道に入りました。急に涼しい。
きれいなトンボ。なまえは調査中。わかる方は書き込んでください。(※追記:ニホンカワトンボではないかなと思います)

 

進んでいくと、西山林道と長峰林道の分岐に着きました。担当自転車の響はこの場所でおるすばんしてもらい、あとは左のロープを越えて長峰林道を歩いていきます

 

歩いていくと分かれに出ますが、これは左の道をとります。
そして歩いていくと途中、NHKテレビ中継所、西山登山口のちいさな札が掛けてある登山口があります

 

明るい登山道。まずは麓の写真で左手のピークへ向かいます。
ちなみにロープが多く張られた急登が続きます。
道がしっかりついており、迷うことはないでしょう。

 

着きました。NHKテレビ中継局がある、左のピーク。標高は393mと書いてあるページがありましたが、はっきりしません

 

さてと、これからが本番。左のピークから右のピークへ向かいます。
7年前に登った時は道がアヤフヤで、ゆっくり道を確認し時おり戻ったりして苦労したのを憶えています。

右の、標高430mのピークへ向かう前にゆっくりと休憩。
と、休憩中バッグの中身を確認すると、このあと夕方の入浴介助の仕事で使う用品一式を入れた袋が入ってない!
朝出る時玄関に忘れてきたみたい。

この日は帰宅せずにこの山で過ごし、夕方に利用者さんの家へ直行するつもりでしたが、仕方ない。一旦この長距離を家に道具取りに戻るか。
時間を確認すると、右のピークへ行って戻ってから帰宅しているとどう考えても仕事に間に合わない。

まだ半分というところで下山し、一旦帰宅してシャワー浴びて再度早良まで戻ってきて、夕方のケア(3時間)行いました。
西ノ山の山頂へは、また今度行きましょうか。


この日1日の携帯電話ウェルネスの歩数計
22309歩、16.5km

今日1日の自転車“響”のサイクロコンピュータ
走行時間:1時間56分9秒
走行距離:29.22km
平均速度:15.1km
最高速度:32.3km
でした。

仕事などで日常履いている靴はサロモンというメーカーのトレイルランニングシューズ。

クイックシューレースという、引っ張るだけで靴を足に固定できる独自の靴紐は履きやすく、また、ゴアテックス素材で防水ということもあって気に入っており、このメーカーの靴ばかりもう3、4足目くらい買ってます。


写真はその今履いている靴。
ネットオークションで昨年落札した新古品ですが、このところ右足のシューレース部分が履いているとすぐに緩んできてしまいます。

昨年買ったばかりということもあり他は傷んでおらず、この靴紐部分だけ交換できないかなと思って検索してみたところ、サロモンクイックレースキットという修理セットがあるのを発見。早速通販で買ってみました。


昨日の仕事の合間時間あったのでサクッと交換。
届いたキットはアバウトな説明書というかイラストが1枚入っているだけ。
分かりにくいなと思って、ほかの修理されてる方の記事を参考にさせてもらいました。

まずは古い紐を取り除きキットの新しい紐を元どおり通していきますが、この時紐のエンド部分で輪を作り、そこをライターであぶって繋ぐとあります。
ライター持ってないなと思いましたが、半田ごてで代用できるなと思いつき、軍手して半田ごてで繋ぎました。

と、仕事に出かける時間になってしまい、続きは帰宅してから。金曜は仕事で遅くなり21時過ぎ帰宅です。


最後に靴紐を固定するロッカーという部品に紐を通し、紐の長さを整えてカットして再度半田ごてで繋げて固定。これで完成です。
左右でロッカーのパーツが変わってしまいましたが、あまり違和感は感じません。紐の固定は、しっかりできているようです。

紐が熱を加えてくっつけただけ。こんなの履いて山なんか行けるのかと修理していて心配になりました。
あとは実際に仕事で履いて確認してみます。

修理後はYouTubeやインスタの動画やネット配信見ていて夜中の3時まで夜更かししてしまいました。

利用者さんが夕べ亡くなられたと、今朝連絡があった。

先月20日に担当になったばかり。

癌のターミナルケア中だった。

それで、今日は久しぶりにバランタイン。