☆ 領家山古墳群 (大和高田市池田)



大和国葛下郡
奈良県大和高田市池田
(P無し、周辺停め置き不可)



大和高田市の北西部、「池田」の「領家」集落北側の独立丘陵上に築かれた古墳群。天照大神社(大和高田市池田)の神域内ということもあるのか、調査がなされておらず詳細不明。

あらゆる情報源から概要を拾ったのが以下の通り。
*ご本殿背後辺りに「領家山1号墳」がある。
→現在は「1号墳」とは呼ばれていない。
*「領家」集落北外れの竹やぶ内に「領家山2号墳」がある。
*北端にもう一基存在する
→現在「領家山1号墳」と称され、「大和高田市高田温泉さくら荘」の敷地内にある。また顕宗天皇皇后 難波小野女王 陵西陵墓参考地の「陪塚ホ号」となっているようです。

天照大神社(大和高田市池田)の参道、鳥居前の案内板(下部に写真有り)に「鶏頭埴輪」が出土したとありますが、これは上記の顕宗天皇皇后 難波小野女王 陵西陵墓参考地の「陪塚ホ号」にて出土したもののようです。


この周辺について現在は総括的に「池田遺跡」と称されるようです。旧石器時代のおよそ2万年前からの複合遺跡。もう少し調べていずれ記事にしたいと思います。また磐園陵墓参考地陵西陵墓参考地等を含めて「池田古墳群」と称され、こちらも含めての「池田遺跡」のようです。どうやら「領家山古墳群」という括りは忘れられているように思います。


なお「鶏頭埴輪」は橿原考古学研究所附属博物館にて所蔵されているようですが、見つけられていません。現在は展示されていないのかもしれません。





「領家山2号墳」の詳細地は不明。「竹やぶ」を採るなら上の方、地理的なものからは「下の方」かと思います。

鳥居前の案内板


南側の脇からご本殿背後を。

北側脇からご本殿背後を。

南側(集落側)より

北西方向から。

もう少し北寄りの北西方向から。

西側より「領家山」全体を。

南西200m辺りから撮影。


大和国葛下郡の神社・古墳・史跡

*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。