☆ 孝安天皇 室秋津島宮趾



大和国葛上郡
奈良県御所市大字室
(P無し、国道309から入ったところにスペースがありそこに停め置きしています)



第6代孝安天皇が営んだ宮とされる「室秋津島宮」の伝承地。武内宿禰あるいは葛城襲津彦とされる、室宮山古墳の後円部裾に鎮座する八幡神社境内に石碑が立てられています。

孝安天皇は欠史八代の一とされ、実在が怪しまれる天皇の一。
第5代孝昭天皇と、瀛津世襲(オキツヨソ、尾張連の祖)の妹の世襲足媛尊(ヨソタラシヒメ)との間の第2皇子。陵墓は玉手丘上陵

皇后は押媛であり、天足彦国押人(和珥氏の祖)の娘。ただし紀の第1の一書は長媛(磯城県主の祖)が皇后。第2の一書では五十坂媛(十市県主五十坂彦の娘)が皇后。

もちろん事蹟の記述は一切無し。それ故に欠史八代とされています。
ところが磯城県主や十市県主などとの関わりがあることから、実在説を唱える者も。

*写真は過去数年に渡る撮影時のものが混在しています。



背後は室宮山古墳


孝安天皇を祀る境内社。



*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。