八幡神社 (御所市室)


大和国葛上郡
奈良県御所市大字室
(P無し、国道309から入ったところにスペースがありそこに停め置きしています)

■祭神
誉田別命


葛城山麓の東麓、御所市「室」に鎮座する社。室宮山古墳の後円部を削りとって境内が設けられています。
室宮山古墳は武内宿禰の墓として伝承されてきました。ところが葛下郡に築かれたと記録されるため不相応。規模や立地、築造時期等から被葬者は葛城襲津彦とする説が有力。 

◎創建年代は資料が見当たらず不明。ご祭神は八幡神社として誉田別神が祀られています。おそらく中世の八幡信仰の影響を受けたものと思われますが、原初は葛城襲津彦と関連のある神が祀られていたのかもしれません。
◎また第6代孝安天皇の「室秋津島宮」「室秋津島宮」もこの辺りであると比定され、境内には石碑が立てられています。

孝安天皇 室秋津島宮趾は 


*写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。

背後は室宮山古墳





室宮山古墳への登拝口は境内から。

白鳥社、孝安天皇社等が鎮座します。

孝安天皇の「室秋津島宮趾」伝承の石碑。



*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。