春日神社 (桜井市巻野内)


大和国城上郡
奈良県桜井市巻野内278
(P無し、近隣停め置きできなくもなさそう、当日はPの有るホケノ山古墳から500m余り歩きました)

■祭神
(不明)


桜井市「巻野内」の古い集落内に鎮座する社。
◎当地は「三輪山」の北西麓、「巻向山」や「弓月岳(斎槻岳)」の西麓、大義での「巻向(まきむく、纏向)」エリア内。東方には穴師坐兵主神社が鎮座、北すぐは垂仁天皇「纏向玉城宮」景行天皇「纏向日代宮」などが営まれた、初期ヤマト王権の舞台となった地。もちろん卑弥呼の「邪馬台国機内説」が謳われる地。
◎当地名「巻野内」は不明ながら、「巻(巻向)」に関わる地と考えて差し支えないと思います。「巻向」の「野」の「内」なのか、「巻向」の「内」なのか。
「巻向」の地名由来についての定説は無く、「巻」を「牧」と関連付けてみたり、天孫降臨の「日向」と関連付けてみたりと、多種多様に議論されています。いずれも説得力を欠いたもの。
◎当社に関しての資料は見当たらず不明。村の氏神として祀られた社であろうと思います。