春日神社 (橿原市小槻町)


大和国高市郡
奈良県橿原市小槻町635
(P無し)(「橿原バイパス」沿いの「ケーズデンキ」やパチンコ店から西へ徒歩5分ほど)

■祭神
(不明)


橿原市北端近くの「小槻町(おうづくちょう)」の古い集落内に鎮座する社。高市郡の北端でもあり、連続する「飯高町(ひだかちょう)」は十市郡に属します。
◎室町後期の春日大社文書に「小槻庄」が見え、またさらに古い「西大寺田園目録」という書にも「ヲツク」とあるようです。室町時代には地名が起こっていたとされます。地名由来そのものは伝わっていないようです。
◎当社創建由緒は不明。古くより村の氏神であったとのこと。境内に座す注連縄が張られた山形の磐は、雄略天皇の命で雷を捉えた小子部栖軽(チイサコベノスガル)が、その雷を縛り付けた磐であると伝わっているようです。

◎参照記事

→ 雷丘



北側の参道。

南東側にも鳥居が建てられています。



こちらが雷を縛りつけたという磐。

「大和名所図会」より(一部ボカシを入れています)