☆ 「與喜山」総括・その他磐座群



大和国城上郡
奈良県桜井市初瀬
(登拝は → こちらの記事にて)



霊峰「與喜山」には多数の磐座群が座しており、古代からの信仰の深さをあらためて実感することとなりました。

今回初めての登拝を行い、せいぜい1/3~1/4程度しか巡られていないにもかかわらず。年内に2回目の登拝をと自身に固く誓っています。

この記事では今回拝した磐座群を整理する目的で記事を上げます。


藤本浩一氏が著した「磐座紀行」という書の中に「長谷寺と天神山」の項があり、それを基に整理します。
こちらは下部に掲げるサイト、「石神・磐座・磐境・奇岩・巨石と呼ばれるものの研究」から引用致します。

その書に記される磐座群は以下の通り。今回拝したのは「一の磐座」と「二の磐座」のみ。

◎「一の磐座」
與喜天満神社の境内に座す磐座。「鵝形石」「沓形石」「掌石」の三玉石。→ 與喜天満神社の記事「與喜天満神社の磐座コレクション」の記事を参照

◎「二の磐座」
「重岩」とも称される磐座群。記事は → こちら

◎「三の磐座」
上部に「立石」というものがあり、セットになっているとのこと。狛犬も設置。未拝。

◎「四の磐座」

「北ののぞき」とも称される磐座群。鳥居と狛犬も据えられているとのこと。「長谷寺密奏記」がいう「光神・雨神」か。未拝。

◎他に山中には「箱庭」「神石」「湧水点巨岩群」「仙宮のたき」「多羅尾滝」、北側登拝口に小祠と岩石などがあるとのこと。
麓の泊瀬川畔に座す「泊瀬石」「見廻不動尊」なども一連の史跡かと。


以下に今回登拝時に拝したその他磐座群の写真を掲載しておきます(人為的である「磐座」ではなく、「露出岩盤」も含まれていると思います)。