☆ 泊瀬石
(とませいし)


大和国城上郡
奈良県桜井市初瀬
(駐車場の奥の川縁に座しています、駐車場の住所は「初瀬765」)



「與喜山」の南西麓、「泊瀬川」の川縁に座している磐座。

概容は案内板を撮影した下部写真の通り。これ以上の情報は持ち合わせていません。

注目されるのは、「大來皇女が泊瀬斎宮を設けられたのはこの辺りと思われる」とあること。

この案内板の出所は不明。また「泊瀬斎宮」跡を当地としている根拠も示されていません。

現在は西方3~4kmの「脇本遺跡」が最有力。他に10km近く北方の小夫天神社も有力な候補地の一つ。

どちらも「泊瀬」とするには少々難があるものの、「脇本遺跡」は建物跡が発見され、小夫天神社の方は周辺を含めてあまりに伝承が多く残る地。

当地を「泊瀬斎宮」跡とするには、何らかの情報を示して頂きたいところですが。



與喜天満神社の表参道口にある駐車場。県道38号線(桜井都祁線)が90度左折れする場所。

ちょうど白い車が停まる前方辺り。

フェンス越しに拝する格好となります。