市杵島神社 (桜井市大西)


大和国城上郡
奈良県桜井市大西838
(狭小道路で車進入不可、近隣停め置きできる場所もなさそう)

■旧社格
村社

■祭神
市杵島姫命


「大和川」西岸に広がる農村地、桜井市「大西」の川沿いの集落内に鎮座する社。
◎創建由緒については、大洪水で流れて来た素盞鳴命と稲田姫の二柱の神を、500mほど下流の江包(えっつみ)の素盞鳴神社には素盞鳴命、当社には稲田姫を祀ったとのこと。奈良県のHPにも「昔」とあるだけで時期は分かっていないようです。
◎この両社と素盞鳴神社に近接の春日神社とで行われているのが「お綱はんの結婚式」という祭。新藁で作られた巨大な綱を使っての祭(案内板を写した下部写真参照)。「野神祭」の一つとなるのでしょうか。祭祀は境内社 御綱神社(祭神 : 瀬織津姫命)の社前で行われるとのこと。
◎流れて来たという稲田姫が祀られていないのが不可解。主祭神または御綱神社のいずれかで祭神替えがあったものと思います。
境内はとても清浄に整えられており、氏子たちの崇敬の厚さが窺えます。



境内西方、正面からのアクセス。

境内南方、横からのアクセス。





拝殿、ご本殿の南側に一段高く境内社が鎮座。

中央が御綱神社。