菅原神社 (天理市萱生町)


大和国山邊郡
奈良県天理市萱生町987-2
(社前に駐車スペース有り、アクセス道は狭小道路が多いため要注意)

■旧社格
村社

■祭神
菅原道真


「山の辺の道」に沿った集落「萱生町(かようちょう)」の中央に鎮座する社。戦国時代の争乱から逃れ移住した農民たちの環濠集落。始まりは室町時代とも言われ、「竹之内環濠集落」と並び大和盆地ではもっとも高所に位置します。
◎創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。集落形成時期からみて、創建時期は室町以降かと思われます。
◎境内は「空路宮山古墳(くろくやまこふん)」に造られたもの。40~50m級の前方後円墳とされ、方墳部を掘削して設けられています。当地周辺は古墳密集地帯。墳丘に萱が生えていたことによる地名由来かと思います。