御上神社 奥宮


近江国野洲郡
滋賀県野洲市三上(「三上山」山頂近く)

■祭神
天之御影神


「御上山」(三上山)山頂近くに鎮座。御上神社を里宮とする当社はその奥宮。
◎社伝によると第7代孝霊天皇の御宇、天之御影大神が「御上山」に降臨、これをもって当社の起源とされています。御上神社に遷座されたのは、養老二年(718年)に藤原不比等が勅命を受けたもの。
◎社前の鳥居前に巨大岩盤が広がり、その上に磐座が座しており、こちらが御神体。社家である御上祝(ミカミノハフリ)が、この磐座を中心に山全体を磐境として斎定めてきたとしています。記には「近つ淡海の御上祝がもちいつく天之御影神」という記述が見られます。
◎天之御影神は天目一箇神(アメノマヒトツノカミ)と同神とされる鍛冶神。当地周辺から29体もの銅鐸が発見されており、この大神が鎮まる由縁は明白かと。

◎「御上山」登拝記事 ~1 

◎「御上山」登拝記事 ~2 





右殿(向かって左殿)は境内社。左側(向かって右)には仏教施設が建てられています。

こちらが御神体。


かなりの画像補正を施し、鳥居・御神体・麓の風景を。

こちらは補正前の写真。