天神社・美統神社のしだれ桜 (4/4 奈良県山添村)
◆ 桜(さくら)の語源
旬なネタを一つ。
落語ではありませんが…。
日本人の大好きな桜。
みなさんの神社記事を見てても桜ネタが多いですね~!
人ゴミなんぞ避けて、山里や村里の、
だ~れもいない神社への参拝はオススメかと。
美しい桜を満喫!
滅多に来ない参拝者に神も喜びになる!
前置きが長くなりました。
本題は「桜」の語源でした。
「さ+くら」で
「さ」は農耕、主に田の神のこと。
「くら」は「磐座」でもおなじみの「座」のこと。
つまり田の神が宿る依り代のことです。
田の神は、田植えが始まろうとする頃になると、山から田に降りて来て守護神になると考えられていました。そして収穫が終わるとまた山に帰ります。
その依り代となっていたのが桜の木。
田植え前に満開になるのでちょうど良い時期。
古代は山桜だったようですが。
神が座す山が「神奈備山」であり、多くは300~400m程度の美麗な山。
「さ」が田植えに関係するのは、「さおとめ」や「さなえ」という言葉にも残されています。
別説として、木花咲耶姫の「サクヤ」が「さくら」へと転訛したなどとも。
他にも異説はあるようですが。
神社と桜は切っても切れない関係のようです。