富士神社・厳島神社
(弁天社古墳、大神神社 末社)


大和国城上郡
奈良県桜井市茅原560
(P有、ただし前面道路は狭小で普通車は通行困難となっています)

■祭神
[富士神社] 木花咲耶姫命
[厳島神社] 市杵島姫命


大神神社の境外末社。「三輪山」西側麓、「茅原」集落内に鎮座しています。
◎二殿が並んで設けられ二社が鎮座。ともに創建由緒等も伝わっていないようです。
二社の祠は「弁天社古墳」の剥き出しの石室上に鎮座。盗掘がなされているのと、調査がまったく行われていないのとで、詳細は不明。横穴式石室であり、追葬されたという家型石棺片が発見されているとのこと。古墳時代後期の古墳とみられます。
◎同じ大神神社の境外摂社 神御前神社がすぐ側に鎮座しており、こちらは「神淺茅原」の伝承地であり、ご祭神も倭迹迹日百襲姫。大物主神とは繋りも強く摂社という扱いに。三輪の歴史を紐解く上で重要な社かと。古墳と神御前神社と何らかの関連があるのでしょうか。
◎なお狹井坐大神荒魂神社の境内「鎮池」に鎮座する大神神社の雑社 市杵島神社は当社から勧請されたと伝わります。

*写真は過去数年に渡る参拝時のものが混在しています。


前面道路が狭小であるため通行はかなり困難ですが、普通車でも頑張れば可能。


左殿(向かって右)が富士神社、右殿(向かって左)が厳島神社かと思われます。







*誤字・脱字・誤記等無きよう努めますが、もし発見されました際はご指摘頂けますとさいわいです。