八阪神社 (大神神社末社)
[境内社] 賃長社 (大神神社雑社)
[境内社] 大峯社 (大神神社雑社)
[境内社] 金比羅社 (大神神社雑社)


大和国城上郡
奈良県桜井市大字三輪字南天王山
(P無し、「初瀬川」沿いの「仏教伝来地碑」がある公園のPを利用し鳥居まで10分足らず、鳥居から拝殿まで石段を3~4分、アクセスは下部写真を参照)

■祭神
素盞嗚命
[賃長社] 磐長姫命
[大峯社] 大山祇命
[金比羅社] 大物主命


「三輪山」の南西、「山の辺の道」から山の中下腹に鎮座する社。
大神神社の末社となったのはどうやら明治以降とのことで、それまでは独自の道を歩んで来たようです。
◎古代は日本最古の市とされる「海石榴市(つばいち)があった地で、「大和川」を遡ってきた朝貢船など大いに賑わったことが想像されます。
◎現在、この辺りの「山の辺の道」沿いに旧家が建ち並ぶ集落が形成されています。地元の方に伺ったところ、同じ「三輪山麓」で当社に近く隣同士となっている事比良社とは村を別にしていたとのこと。
◎ご祭神については、明治の神仏分離令以前は牛頭天王を祀っていたとされます。その牛頭天王がいつから祀られているのか、創建等についてはほとんど分かっていません。


手前の左右の道路が「山の辺の道」。

分かりやすい案内板があります。


中央が八阪神社、左殿(向かって右)が大峯社、右殿が鎮長社。冒頭写真の左側(向かって右側)に金比羅社が鎮座します。