大洗港(茨城県東茨城郡大洗町)。
大洗~苫小牧航路(深夜便)を就航していた「さんふらわあ だいせつ」が引退するということで、見に行きました(1/20)。
苫小牧からの最終便として、大洗港に到着していました。
別れを惜しむかのように、雨が降っていました。
「さんふらわあ だいせつ」は、もともとは九越フェリーの「ニューれいんぼうらぶ」として建造され、就航していた船。2007年から「さんふらわあ だいせつ」に。
2015年には航行中に積荷のトラックから火災が発生。二等航海士の方が亡くなりました。ニュースでもご覧になった方が多いかと思います。
その後、修復して復帰。壮絶な経歴を持つ船ですね。
「さんふらわあ だいせつ」の後を継ぐのは、新造船「さんふらわあ かむい」。
その船が同じ日、同じ時間に大洗港にいました。
こちらは重油ではなく、LNG燃料で推進するフェリー。
船首が流線形になっているのが特徴的。そしてこのブルーのデザインが斬新です。
引退する船と、その後を継ぐ船。
同時に同じ港で見られるという印象的な光景でした。
私は「おがさわら丸」や松山・小倉フェリーには乗ったことがあるのですが、残念ながら「さんふらわあ」に一度も乗ったことがありません。
子供の頃に住んでいた名古屋港でも、見たことがあります(今はもう就航していませんが)。太陽のマークがカッコよく、憧れでした。
ぜひ一度、機会を作って乗ってみたいと思います。
<訪問日:2025年1月>