とよた科学体験館(愛知県豊田市)。
名古屋市科学館のプラネタリウムとのハシゴで見ようと思ったのですが、そちらは大行列。
泣く泣く諦めて、こちらの「とよた科学体験館」の一本に絞りました。
なんとかチケットは買えたのですが、なんとこちらも満席に。危なかった。
階段に列ができています。
閑散としたプラネタリウムばかり見てきたので、完全に舐めてました。
この日はGWで雨だったので余計に屋内施設に人気が集まったのかもしれません。
ドーム直径:19.5m
投影機:コニカミノルタ INFINIUM-S。
1か月前にリニューアルしたばかりとのこと。
投影機の光源をLEDにしたり、音響設備をパワーアップしたり。期待が高まります。
この日見たプログラムは、「まだ見ぬ宇宙へ」。
その前に生解説の星空投影がありました。
解説のお姉さんがとても透き通る良い声でした。
ちょっと最初出し惜しみ感がありましたが、ちゃんと満天の星空に連れていってくれました。
これが素晴らしい!
黒が漆黒で、まさに満天の空に輝く星空。
LED化されたINFINIUM-S、こんなに素晴らしいとは思っていませんでした。
ずっと満天の星空を見ていたかったのですが、残念ながらメインの番組「まだ見ぬ宇宙へ」が始まりました。
正直、映像番組はただの映画なので全くノーチェックで期待していませんでした。
と ・ こ ・ ろ ・ が !!!
とんでもない番組です。
最初、太陽系の惑星から始まり、どんどん深い宇宙に連れて行ってくれます。
それだけならまあ特に驚くこともないのですが、素晴らしいのはその見せ方。
映像が、もう、とんでもなく美しい。
数々の星雲、系外銀河系を立体的に見せてくれます。
余計な語りなどもなく、説明は科学的で、専門用語もバンバン飛び出します。
「オリオン腕」「ペルセウス腕」とだけ言ってわかる人はどれくらいいるのでしょうか?
心地よいナレーション。
そして美しい音楽。
絶対叶わない夢ですが、死ぬ前に(あるいは死んだあとでもいいから)、星雲や他の銀河をこの目で直に見たい、と私は思っています。
まるでそれが叶ったかのような映像作品でした。
見ていて、涙がこぼれました。
これ、全国のプラネタリウムで上映すべきです。
絶対もう一度見ます。
さて、会場にこんなものが。
トヨタのEV車の宣伝と思いますが、EVの電源を利用して、キーボードを弾けるという。
街中ピアノ的な感じです。
そのまま帰ればよかったのですが、つい、魔が差しました・・・
うっかり座ってしまいました。
弾きだしたはいいものの・・・
このところまともに鍵盤を触っていないので、まあ当然ミスのオンパレードです・・・
でもこれ、椅子が低すぎるんです(言い訳)。
それにサスティンペダルが固定されていないので、どんどん遠くにずれていってしまうのです(言い訳)。
もうボロボロで恥ずかしくて、逃げるようにその場を去りました・・・
<訪問日:2022年5月>