大野潮騒はまなす公園(茨城県鹿嶋市)。
なんだかちょと明石市天文科学館のようなテイストの展望台を備えた施設。
ここに小さなプラネタリウムがあります。
ドーム直径:10m
投影機:コニカミノルタ MEDIAGLOBE-III
この日見たプログラムは、15分番組×2の構成。
太陽系の惑星に関する番組+宇宙望遠鏡(ハッブル)の番組。
星空投影はありませんでした(!)
もうなんだか宇宙に関するミニ映画上映会みたいになっています。
まあ星空を投影しても MEDIAGLOBE-IIIですから・・・
地域の小さなプラネタリウムを維持し続けていただいていることは深く感謝したいと思います。
維持は大変です。
なるべくお金、人をかけないで維持し続けていくためにはこうせざるを得ないのかもしれません。
旧投影機も展示してありました。MS-8。
2012年まで使われていたようですね。
維持や投影の手間を考えると、 MEDIAGLOBE-IIIにしたほうが圧倒的に簡単なんだと思います。
ただ星空の美しさ、投影機の機械としての美しさや子供への興味の与え方を考えると、MS-8のほうがずっと魅力的だと思います。
維持の難しい小さなプラネタリウムはみんな MEDIAGLOBE-IIIになっている、これからもなっていくのでしょうか。
もしそうだとしても、それなりに綺麗で魅力的な星空紹介番組を作ることはできると思うんですよね。
子供の宇宙への興味を掻き立てるような番組を期待したいです。
ところでこんな立派な珪化木が置いてありました。
ところで、これで茨城のプラネタリウムをほぼ全部紹介したことになります。
「ほぼ」と書いたのは、これ以外にもあるからです。
「けんしん天体研修館プラネタリウム」。
茨城県信用組合が保有するプラネタリウム。予約制。かなりレアです。
でもコロナのため休止になっています。残念。
再開するときを待ちたいと思います。
※2023年追記
→残念ながら再開なりませんでした・・・
過去には、水戸市内に別のプラネタリウムがあったようです。
(メガネのプリンス)
情報が少なく、どんな規模だったのか、投影機は何だったのかわかりません。
情報をお持ちの方がいれば、ぜひお教えいただきたいです。
※2023年追記
→情報いただきました
<訪問日:2022年5月>