SHM-CD再び
以前、液晶パネルの素材を使った高音質CD「SHM-CD」について書きましたが、今回はその第2弾です。
ちなみにSHM-CDをご存じない方に簡単にご説明をば。
SHM-CDとは、CDで使われているポリカーボネート樹脂(CDの記録層を保護しているプラスチック膜)を、液晶パネルで使われている透明度が非常に高い専用のポリカーボネート樹脂に変えて製造しているCDのこと。
普通のCDプレイヤーで再生できます。
で、透明度を高くして、CDの記録層を読み取るレーザー光が記録層に届きやすくした事によって、CDの読み取りをスムーズにして、高音質で音楽を楽しめる様になるというものなのです。
ちなみに、このCDの保護層をポリカーボネート樹脂ではなく、より透明度が高い「ガラス」で作ったCDも存在しますが、製造が難しく、1枚なんと20万円という超高級CDになってしまうため、ほぼ製造されていません。
で、以前のブログではSHM-CDの音質に対して「マスタリングの差もあるだろうし、違いが分からん」という旨の事を書きました。
が、
そんなオイラもモヤモヤを解消してくれる試聴用ディスクが発売になったので、早速聴き比べをしてみました。
その試聴用のディスクとはコチラ↓
これ、同じマスタリングの同じ曲が普通のCDとSHM-CDの2枚組になっていると言う代物。
これを買えば、まさに普通のCDと高音質のSHM-CDの聴き比べができるわけです。
しかも、CDとSHM-CDの2枚組で1000円と極安なのがステキ!
で、聴き比べてみたら・・・
なんだ、良いじゃないか!
SHM-CD!!
中~高域の音に広がりと奥行きが出て、ベールを1枚剥いだ様なスッキリとした音が魅力です。
ピアノやシンバルの音が出る直前の空気感、音が消えるまでの微細な音の粒立ちまで聴こえてきます。
また、大抵上記の様な傾向があると低音が薄くなったり力感がなくなる場合が多いのですが、SHM-CDでは低音の沈み込み、力感、瞬発力共に向上しており、まるでボリュームを上げた?と思う程に全域にわたって前面に出てきます。
これは面白い。
高音質盤等と言うと、ジャズやクラシックが多いわけですが、今回のサンプラーではロックやソウルがたっぷり収録されているものもあるので、是非、「SHM-CD」に興味が沸かれた方は買ってみて下さい!
聴き比べをしない人でもお買い得ですよ、これ!
それにしても、SHM-CDの特徴としてメーカーの冊子に書かれている
・バランスのとれた音質
・歪感が少なく、低域の量感不足も解消
というのは・・・どうだろう??
それはやっぱり「マスタリング」次第なんじゃない??
また、SHM-CDで使われている液晶パネル用ポリカーボネートについて、下記の点が現時点で不明なので、今後是非、メーカーに回答してもらいたいです。
・従来のポリカーボネート樹脂と比べて寿命は長い?短い?
・従来のポリカーボネート樹脂と比べて傷やヨゴレに対して強い?弱い?
・CDだけでなくDVDには使わないの?(画質だって向上するんじゃ?)
尚、先日発売になった山中千尋さんのニューアルバム「ブラヴォーグ
」の初回生産限定盤では、CDがSHM-CDになっているので、新録のSHM-CDも体感できます。
もっとも、オイラとしてはチョット、低音の量感が足りない様に感じてしまいましたが・・・。
ホラ、マスタリング次第だ・・・(笑)
ちなみにSHM-CDをご存じない方に簡単にご説明をば。
SHM-CDとは、CDで使われているポリカーボネート樹脂(CDの記録層を保護しているプラスチック膜)を、液晶パネルで使われている透明度が非常に高い専用のポリカーボネート樹脂に変えて製造しているCDのこと。
普通のCDプレイヤーで再生できます。
で、透明度を高くして、CDの記録層を読み取るレーザー光が記録層に届きやすくした事によって、CDの読み取りをスムーズにして、高音質で音楽を楽しめる様になるというものなのです。
ちなみに、このCDの保護層をポリカーボネート樹脂ではなく、より透明度が高い「ガラス」で作ったCDも存在しますが、製造が難しく、1枚なんと20万円という超高級CDになってしまうため、ほぼ製造されていません。
で、以前のブログではSHM-CDの音質に対して「マスタリングの差もあるだろうし、違いが分からん」という旨の事を書きました。
が、
そんなオイラもモヤモヤを解消してくれる試聴用ディスクが発売になったので、早速聴き比べをしてみました。
その試聴用のディスクとはコチラ↓
これがSHM-CDだ!ジャズで聴き比べる体験サンプラー![]() | これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー![]() |
これがSHM-CDだ!2 ロック/ソウル/ブルースで聴き比べるサンプラー![]() | これがSHM-CDだ!ロックで聴き比べる体験サンプラー![]() |
これ、同じマスタリングの同じ曲が普通のCDとSHM-CDの2枚組になっていると言う代物。
これを買えば、まさに普通のCDと高音質のSHM-CDの聴き比べができるわけです。
しかも、CDとSHM-CDの2枚組で1000円と極安なのがステキ!
で、聴き比べてみたら・・・
なんだ、良いじゃないか!
SHM-CD!!
中~高域の音に広がりと奥行きが出て、ベールを1枚剥いだ様なスッキリとした音が魅力です。
ピアノやシンバルの音が出る直前の空気感、音が消えるまでの微細な音の粒立ちまで聴こえてきます。
また、大抵上記の様な傾向があると低音が薄くなったり力感がなくなる場合が多いのですが、SHM-CDでは低音の沈み込み、力感、瞬発力共に向上しており、まるでボリュームを上げた?と思う程に全域にわたって前面に出てきます。
これは面白い。
高音質盤等と言うと、ジャズやクラシックが多いわけですが、今回のサンプラーではロックやソウルがたっぷり収録されているものもあるので、是非、「SHM-CD」に興味が沸かれた方は買ってみて下さい!
聴き比べをしない人でもお買い得ですよ、これ!
それにしても、SHM-CDの特徴としてメーカーの冊子に書かれている
・バランスのとれた音質
・歪感が少なく、低域の量感不足も解消
というのは・・・どうだろう??
それはやっぱり「マスタリング」次第なんじゃない??
また、SHM-CDで使われている液晶パネル用ポリカーボネートについて、下記の点が現時点で不明なので、今後是非、メーカーに回答してもらいたいです。
・従来のポリカーボネート樹脂と比べて寿命は長い?短い?
・従来のポリカーボネート樹脂と比べて傷やヨゴレに対して強い?弱い?
・CDだけでなくDVDには使わないの?(画質だって向上するんじゃ?)
尚、先日発売になった山中千尋さんのニューアルバム「ブラヴォーグ
もっとも、オイラとしてはチョット、低音の量感が足りない様に感じてしまいましたが・・・。
ホラ、マスタリング次第だ・・・(笑)
ブラヴォーグ(初回生産限定盤)(DVD付)![]() |
MAYA+JAZZを聴こう

というわけで、ジャズボーカリストMAYAさんのニューアルバム、「MAYA+JAZZ
あくまで私個人の独断と偏見による曲の印象、楽曲の解釈ですので予めご了承ください。
まず、MAYAの歌声と言えば、ハスキーでもなくクリスタルボイスと言うわけでもなく、言わばシルクの様なサラリとしていてキラキラと光っているのだけれど、独特のシットリとした質感があり、陰影に富んだ声。押しの強い力強さは無い。
これまでジャズ以外にもラテンの曲を多く歌ってきたMAYAだけれど、今回のアルバムはまさにMAYAの歌声が輝かしい程に花開いた1枚なのではないでしょうか。
ラテンの名曲をキュートに、時に影を帯びながら歌うMAYAも素敵ですが、ジャズを歌わせたMAYAは最高です。
一体全体どうしちゃったの!?というほど、これまでの作品とはガラリと変わったMAYAに大注目です。
■1曲目 Take Me In Your Arms
作詞:Fred Markush
作曲:Mitchell Parish
まずこの1曲目を聴いた瞬間、「あれ、いままでのMAYAのアルバムとは違うな」と感じました。
今まではどちらかと言うと歌い方もラテン向きの陰の中にもどこか陽を感じる歌い方だったのですが、これはもういきなり違います。
陰の中に憂いを感じる、よりシットリとしたまとわりつく様な歌い方。
まさにジャズバラードです。
それにしても流石寺島レコード。
音が凄い!
沈み込むベースの音、シンバルのささやく様で刺激的な炸裂音など、歌を邪魔しないのに存在感のある録音。
ただのジャズボーカルCDではありません。
■2曲目 Black Coffee
作詞:Paul Francis
作曲:Sonny Burke
おぉ!出だしからエロティックなまでにテナーサックスの音色が冴え渡ります。
テナーサックスは松尾明さん率いるTAKE TENのメンバーでもある高橋康廣さん。
流石です。
歌の方はと言うと、このエロティックなテナーサックスと相まって、非常に色っぽく寄り添ってきます。
いけない、いけない。
寄り添ってくる女性は影のある怪しい女性。
ウカウカしていると魂をとろけさせられてしまいます。
ウットリです。
しかし・・・結局この歌、失恋歌で黒くて苦いコーヒーとのこと。 > Kちゃんサンクス
■3曲目 Ochi Chernie
作詞・作曲 Traditional
もう、最高。
個人的にこのアルバムで1、2を争う程好きな曲です。
そう、ロシア民謡の「黒い瞳」です。
曲も良いけれど、演奏も良いけれど、やはり歌がいい。
MAYAは今回、この歌を原曲のロシア語で歌っています。
これまでに7枚ものアルバムを出してきたMAYAですが、その都度新しい異国の言葉で歌い上げ、このロシア語で一体何カ国語目なのでしょうか。
これこそ英語でもないので歌詞も分かりません。
でも、そんな事を抜きに引き込まれてしまう歌。
そしてそんなMAYAの歌声をベースとピアノがそっと支えています。
もう黙って聴いていましょう。
■4曲目 The Touch Of Your Lips
作詞・作曲:Ray Noble
ここでようやく「陽」を感じる1曲。
こんな甘くささやいてくれる女性に寄り添ってもらいたい・・・
で、「The Touch Of Your Lips」・・・これぞ男の夢ではありませんか。
あまり馴染みの無い曲だったのですが、一気に好きになりました。
まるで隣で寄り添っている女性の唇、口紅の光沢が見えるようです。
ただ欲を言えば・・・もう少し甘く囁いて欲しかった。
■5曲目 Beautiful Love
作詞:Haven Gillespie
作曲:Victor Young, Wayne King, Egbert Van Alstyne
日本人が大好きな曲、「ビューティフル・ラブ」です。
この曲、なぜかアメリカではほとんど演奏されないそうです。
理由は分かりませんが、なんでこんなに素晴らしいメロディーの名曲を演奏しないのでしょう。
・・・それともこのメロディー、特に日本人の琴線に触れる旋律なのでしょうか。
いずれにせよこの名曲をMAYAが歌い上げます。
「ビューティフル」というタイトルとは少しニュアンスの異なるこのメロディーを十分に反映し、晴れやかに「ビューティフル」と歌うのではなく、どこかその「ビューティフル・ラブ」に違和感や疑問を抱きつつ、愛しい男性と一緒に居るのにどこか影を落として伏し目がちな女性・・・そんな雰囲気をMAYAが全身で表現しているようです。
そう、これが「ビューティフル・ラブ」。
■6曲目 I'm A Fool To Care
作詞・作曲:Ted Daffan
再びテナーサックス登場。
今度は「Black Coffee」の様なエロティックではなく、しかし色気のある音色。
まるでMAYAの歌と呼吸を合わせるかの様な、デュエットをしている様な演奏で、MAYAの歌声に一層の艶を与えているかのようです。
男性歌手とデュエットをしていたら嫉妬していたかもしれないけれど、このテナーとのデュエットだったら心地よさに身を委ねられます(笑)。
■7曲目 The Moon Was Yellow
作詞・作曲:Fred Ahlert & Edgar Leslie
この曲で急に雰囲気が変わりました。
ややラテンの香りを匂わせつつ、それまでに感じていたまとわりつく様なシットリした感じが無く、夏の乾いた夜風に当たりながら月夜を見上げている女性がフッと頭の中に浮かびました。
それにしても、この曲も良く知りませんが、曲のチョイスが素晴らしい。
松尾さんの選曲か?寺島さんの選曲か?はたまたディスクユニオンの菊田さんの選曲か・・・。
この曲も耳に残る素晴らしい曲。
特にMAYAの歌い上げるこの曲は情景が豊かに浮かんできます。
■8曲目 I Fall In Love Too Easily
作詞:Sammy Cahn
作曲:Jule Styne
この曲もまた印象が変わります。
ほんの少しコケティッシュで可愛らしい女性が頭に浮かびます。
ピアノの演出も素晴らしく、MAYAの歌声との相乗効果で先ほどのコケティッシュさ、可愛らしさが演出されているのでしょう。
一体この女性はどんな眼差しで相手の男性を見つめているのでしょうか。
この曲を聴いていると、そんな視線を投げられてみたかったり、チョット怖かったり・・・。
■9曲目 Let's Do It (Let's Fall In Love)
作詞・作曲:Cole Porter
さっきの「I Fall In Love Too Easily」とはまた違った「Fall In Love」。
先ほどの曲が「あぁ・・・恋に落ちてしまった」と嬉しい様な、戸惑っている様な歌声だったのに対して、コチラは「好きになっちゃいましょう?」と、悪戯っぽくはにかんでいる様な、そんな雰囲気を歌声に乗せています。
でもなんででしょう、こういう歌声に男の方もコロリと落ちてしまう様な・・・。
以前MAYAがジャズ批評でファッションデザイナーのタダシ・ショージさんとの対談で「私はステージ上で演じている」と言っていたけれど、なるほど、まさに女優のように声、表情、仕草を変えて歌っているようです。
■10曲目 Honeysuckle Rose
作詞:Andy Razaf
作曲:Thomas Waller
私はこのジャズスタンダードの名曲をピアノトリオで良く聴きます。
思えばボーカルで聴くのは初めてかも知れません。
なるほど、こんなにスローテンポで、時にキュートに、時にコケティッシュに、そして、時に優しく歌われるとこの曲の印象が変わります。
ピアノトリオで聴いていた時には、こんなに楽しげな雰囲気は感じませんでした。
しかし、今回のアルバムでMAYAの歌で聴くと・・・なるほど、こんなにも愛らしい恋の歌だったとは・・・。
好きな曲に新しい発見をしました。
「It's sweet when you stir it up.」なるほどね、こんなことを言われてみたい・・・。
■11曲目 Dance Me To The End Of Love
作詞・作曲 Leonard Cohen
最後は松尾明(ds)、嶌田憲二(b)、嶋津健一(p)のトリオによるインストゥルメンタルです。
非常にスローなバラードで、ジックリとピアノトリオに浸ることができます。
松尾さんのブラッシがスネアやシンバルを擦る度に物悲しいリズムが溢れ出し、嶌田さんのベースがそれに追い討ちをかける様に海の唸りの様な重い波を起こし、嶋津さんのピアノがまるで吠える様に哭いています。
う~ん、まさに哭きのピアノトリオ。
参りました。
これでMAYA劇場が一旦幕を閉じます。
そう、トリオの演奏がエンディングのスタッフロールだったのだと気付きます。
あぁ、早くまたこの幕を開きたい。
CDプレイヤーの再生ボタンを押してしまいます。
しかし、このMAYA劇場はこれで完結したわけではありません。
11月に発売されるクリスマスアルバム。
これに続いているわけです。
はやくクリスマスアルバムを聴きたい・・・そう思うのは私だけではないはず。
決して「はしゃいで」居ないクリスマスアルバムを、この「MAYA+JAZZ
超久しぶりのライブ
昨日、吉祥寺のジャズ喫茶「MEG」でジャズボーカリスト、MAYAさんのCD発売記念ライブだった。
発売になったのは先日のブログでも紹介した「MAYA+JAZZ
」。
全編ジャズの曲で構成された非常にシックで「大人」な世界に誘ってくれる名盤です。
・・・と、CDの詳しいレポートは後日改めまして・・・
とにかく今回は実に9ヶ月ぶりの生演奏ライブの感動をレポート。
前述の通り、生演奏のライブは9ヶ月ぶり。
ここを強調する理由はジェロのインストアライブには行ったから。
しかし・・・やっぱり生演奏なんですよ。重要なのは。
ということで、雨の降る中MEGへ。
7時開場、7時30分開演のところ、7時10分ちょっと前にMEGに到着。
するとちょうど開場直前だったらしく、お店の前には人の列。
悪天候にも関わらず結構な人数のお客さん。
さすがMAYAさんのCD発売記念ライブ。
ということで、なんとかお店に入り、最前列のド真ん前の席が空いていたのでその席を確保!
・・・歌手との距離1mです。
そう言えば以前は随分この席でライブを楽しんでいました。
あまりにアーティストに近過ぎて「アーティストに対する嫌がらせ?」という感じもしないでもないですが(笑)、楽器の音や歌手の息づかいをダイレクトに聴けるこの席は私にとっては最高なんです。
で、そんな席に座って久しぶりにお会いしたMAYAファンのY氏とお喋りをしていると、知っている顔が続々とご来店。
本当に久しぶりにお会いする顔ばかり。
挨拶をしながら「こういうのもライブの醍醐味だよなぁ・・・」と実感。
しかし、そんな実感も束の間、開演前だと言うのに店内はアッという間に満席になり、臨時用のパイプ椅子も満席。
立ち見も一杯になって入店ができない状況に!
おぉ・・・頑張って早めに着いて良かった・・・
で、いよいよライブの始まりです。
まずは松尾明トリオ(ドラム:松尾明、 ベース:嶌田憲二、 ピアノ:寺村容子)の演奏。
7月に発売になった松尾明トリオのCD「ベサメ・ムーチョ
」の1曲目、「ANGRY DOGS」がアナウンスも無く急に始まりました。
スピード感溢れるドラム、ベース、ピアノの太く力強い音の津波が一気に店内に駆け巡ります。
くっはぁ~~!!
これだよ、これ!!
目を離して気を抜いていた所にこの轟音が全身に突き刺さった瞬間、思わず鳥肌が立ってしまいました。
そう、9ヶ月前までは頻繁に体に浴びていた音、音、音!
やっぱりライブは最高だ!



耳も「オーディオ耳」から「ライブ耳」に切り替わります。
そう、バスドラムの超スピードで地を這ってきて腹に刺さる音。
至近距離から飛び散ってくるシンバルの炸裂音。
目の前で太い指が弾く太い弦が発する力強いベースの音。
ピアノはきらびやかにどこまでも伸びていく様な右手のメロディーと、左手のハッとさせられる様なズ太いリズム。
そうだ、こういう音を自分の家のオーディオで鳴らしたいんだ・・・と、再認識できました。
そしてMAYAさんの登場。

いやぁ・・・MAYAさんの生歌、9ヶ月前までは最低1ヶ月に1回は聴いていたのに・・・
9ヶ月ぶりに目の前で聴いたMAYAさんの歌声は、非常に甘くスーッと体に沁みてきます。
枯れた大地に雨がスーッと、どこまでも染み込んでいく様に沁みてきます。
脳は糖が無ければ働きません。
なるほど、オイラには脳に対する糖の様に、このMAYAさんの歌が必要なんです。
あぁ・・・良いなぁ。
良いよ。

尚、昨日はスウィングジャーナル誌の編集長もいらっしゃっておりました。
「MAYA+JAZZ
」がスウィングジャーナルのゴールドディスクを受賞し、本日(9月20日)発売の10月号でも紹介されていますので是非ご覧下さい。

(スウィングジャーナル編集長「MAYA+JAZZ」ベタ褒めの図)
そう言えば、今日は(も?)MAYAさんファンの野口さんによってサプライズが用意されていました。

CD「MAYA+JAZZ
」発売記念のホテルオークラ特注ケーキです!
切り分けてお客さん全員にサービス。
甘~い!
美味~い!!
野口さん、ありがとう~~!!

そんなわけで、久しぶりのライブ。
最高でした。
やっぱりライブに来ないとな~!
(MEG店主の寺島さんからも「前みたいにどんどん来てよ!」と言われてるし。)
というわけで、皆さんも是非、ジャズのライブに行ってみて下さい!
MEGに行ってみたいけれど、チョット怖いという女性の方!エスコートしますよ~!(笑)
MAYAさんのニューアルバム「MAYA+JAZZ
」も是非聴いてみて下さい!
↑
試聴レポートは後日アップします!

発売になったのは先日のブログでも紹介した「MAYA+JAZZ
全編ジャズの曲で構成された非常にシックで「大人」な世界に誘ってくれる名盤です。
・・・と、CDの詳しいレポートは後日改めまして・・・
とにかく今回は実に9ヶ月ぶりの生演奏ライブの感動をレポート。
前述の通り、生演奏のライブは9ヶ月ぶり。
ここを強調する理由はジェロのインストアライブには行ったから。
しかし・・・やっぱり生演奏なんですよ。重要なのは。
ということで、雨の降る中MEGへ。
7時開場、7時30分開演のところ、7時10分ちょっと前にMEGに到着。
するとちょうど開場直前だったらしく、お店の前には人の列。
悪天候にも関わらず結構な人数のお客さん。
さすがMAYAさんのCD発売記念ライブ。
ということで、なんとかお店に入り、最前列のド真ん前の席が空いていたのでその席を確保!
・・・歌手との距離1mです。
そう言えば以前は随分この席でライブを楽しんでいました。
あまりにアーティストに近過ぎて「アーティストに対する嫌がらせ?」という感じもしないでもないですが(笑)、楽器の音や歌手の息づかいをダイレクトに聴けるこの席は私にとっては最高なんです。
で、そんな席に座って久しぶりにお会いしたMAYAファンのY氏とお喋りをしていると、知っている顔が続々とご来店。
本当に久しぶりにお会いする顔ばかり。
挨拶をしながら「こういうのもライブの醍醐味だよなぁ・・・」と実感。
しかし、そんな実感も束の間、開演前だと言うのに店内はアッという間に満席になり、臨時用のパイプ椅子も満席。
立ち見も一杯になって入店ができない状況に!
おぉ・・・頑張って早めに着いて良かった・・・
で、いよいよライブの始まりです。
まずは松尾明トリオ(ドラム:松尾明、 ベース:嶌田憲二、 ピアノ:寺村容子)の演奏。
7月に発売になった松尾明トリオのCD「ベサメ・ムーチョ
スピード感溢れるドラム、ベース、ピアノの太く力強い音の津波が一気に店内に駆け巡ります。
くっはぁ~~!!
これだよ、これ!!
目を離して気を抜いていた所にこの轟音が全身に突き刺さった瞬間、思わず鳥肌が立ってしまいました。
そう、9ヶ月前までは頻繁に体に浴びていた音、音、音!
やっぱりライブは最高だ!



耳も「オーディオ耳」から「ライブ耳」に切り替わります。
そう、バスドラムの超スピードで地を這ってきて腹に刺さる音。
至近距離から飛び散ってくるシンバルの炸裂音。
目の前で太い指が弾く太い弦が発する力強いベースの音。
ピアノはきらびやかにどこまでも伸びていく様な右手のメロディーと、左手のハッとさせられる様なズ太いリズム。
そうだ、こういう音を自分の家のオーディオで鳴らしたいんだ・・・と、再認識できました。
そしてMAYAさんの登場。

いやぁ・・・MAYAさんの生歌、9ヶ月前までは最低1ヶ月に1回は聴いていたのに・・・
9ヶ月ぶりに目の前で聴いたMAYAさんの歌声は、非常に甘くスーッと体に沁みてきます。
枯れた大地に雨がスーッと、どこまでも染み込んでいく様に沁みてきます。
脳は糖が無ければ働きません。
なるほど、オイラには脳に対する糖の様に、このMAYAさんの歌が必要なんです。
あぁ・・・良いなぁ。
良いよ。

尚、昨日はスウィングジャーナル誌の編集長もいらっしゃっておりました。
「MAYA+JAZZ

(スウィングジャーナル編集長「MAYA+JAZZ」ベタ褒めの図)
そう言えば、今日は(も?)MAYAさんファンの野口さんによってサプライズが用意されていました。

CD「MAYA+JAZZ
切り分けてお客さん全員にサービス。
甘~い!
美味~い!!
野口さん、ありがとう~~!!

そんなわけで、久しぶりのライブ。
最高でした。
やっぱりライブに来ないとな~!
(MEG店主の寺島さんからも「前みたいにどんどん来てよ!」と言われてるし。)
というわけで、皆さんも是非、ジャズのライブに行ってみて下さい!
MEGに行ってみたいけれど、チョット怖いという女性の方!エスコートしますよ~!(笑)
MAYAさんのニューアルバム「MAYA+JAZZ
↑
試聴レポートは後日アップします!
