UNTITLED -154ページ目

MAYA 年越しカウントダウンライブ!

というわけで、大晦日の昨日、2008年12月31日午後9時から、吉祥寺のMEGMAYAさんの年越しカウントダウンライブだったので行って参りました!


夜の7時過ぎ、吉祥寺に到着後、開場時間(8時30分)までまだまだ時間があったので、MEGに向かう前にdisk unionのJazz&Classic館に行ってCDを物色。

すると、ジャズ評論家の岩浪洋三さんがいらっしゃったのでご挨拶。恐らく後ほどMEGでお会いするでしょうが、一心不乱にレコードを漁っていたのでこの場は挨拶だけで済ませることに。

で、一通り物色し終え、レジにCDを持って行こうとしたところ、今度はJazz Cabの藤田嘉明さんがいらっしゃったので少し立ち話。
どうやら藤田さん、昨日MEGで行われたオールナイトイベントで朝の7時過ぎまでMEGに居たらしい・・・。
で、以前はイベントスタート時間には人がほとんど居なかったものの、今年は開始時間には満席という盛況ぶりだったようで、その話を聞いてしまったオイラ、今日のMAYAさんのライブも時間ギリギリでは良い席に座れないのではないかという強迫観念に駆られ、お会計を済ませて速攻でMEGへと向かったのでありました・・・。



結局、7時30分から約1時間、MEGの入り口で開場時間をずっと待っているハメに・・・。
しかし、なんだかんだ8時頃には結構な行列になり、顔馴染みの常連さん達とお話しをしているとあっと言う間に・・・ではないけれど、寒さも苦にならずに待つことが出来ました・・・。


というわけで、午後8時30分過ぎ、いよいよ開場時間となり店内へ・・・
そして引き続き常連さん達とお喋りをしているとあっと言う間に開始時間の9時、いよいよライブが始まるのでありました。






本日のメンバーは・・・・


ピアニストは二村希一さん。久しぶりに聴く二村さんのピアノはやっぱり凄い。
オスカー・ピーターソンの流麗さと、バド・パウエルの狂気が入り乱れたような、心が揺さぶられる演奏はさすがです。
リーダーの松尾明さんとは20年来のバンド仲間と言うことで、息もピッタリ。
まさに阿吽の呼吸で演奏はヒートアップしていきます。
true-MAYAライブ2008-12-31-2



ベーシストは上羽康史さん。上羽さんの演奏を聴くのも久しぶり。
上羽さんのベースは朗々と歌っていて好き。二村さんと松尾さんの激しいやりとりをしっかりと支え、そして導いていくような演奏で、このトリオは上羽さんがいなければ成り立たないのでは?と思えるほど。
上羽さんも松尾さんとは20年来の仲間で、無くてはならない存在でしょう。
あぁ・・・落ち着くわぁ・・・
true-MAYAライブ2008-12-31-1



ドラマーはトリオのリーダーでもある松尾明さん。
いつもながら松尾さんのドラムは喧しくない。今日なんか、座った席は松尾さんのドラムに耳が当たる・・・と言う距離なのだけれど、それでも喧しくなく、五月蠅くない。
しかし、激しく、力強く、歌っているドラム。
最近はピアニストの松本茜さんとのトリオ「New Roman Trio」でコロムビアから「ジャズで聴くバッハ BACH JAZZ」と「ジャズで聴くバカラック BACHARACH JAZZ」というアルバムをリリースし、色々と忙しいらしい。
true-MAYAライブ2008-12-31-3



そしてMAYAさん
普段着っぽい装いながらも、ネックレスが一際光っています。
先日赤レンガ倉庫でのライブは、大きな空間だったためどうしてもPA越しにしか聴こえなかった歌声も、MEGだと吐息までがそのまま伝わってきます。
また、その細かい表情や視線の先(特定の誰かと言うよりも、フッとどこか遠くを見ている様)などが手に取るように分かるのは、こういう狭い空間(MEGにゴメン)ならではの特権と言うところでしょうか。
true-MAYAライブ2008-12-31-4




更にナント、2ステージ目の途中、テナーサックスの高橋康廣さんが飛び入りで参加!
予てからMAYAさんに「いつか歌って!」と懇願してきた名曲「My One And Only Love」を、何とも艶やかに、儚く、泣き出しそうな音色で奏でてくれました。
う~ん・・・参った!
今まで以上にこの曲が好きになってしまいました。
あぁ・・・是非とも高橋さんのアルバムにこの曲を入れて欲しかった・・・
true-MAYAライブ2008-12-31-5



そうそう、2ステージの最初、松尾明トリオでの演奏だったのですが、演奏した楽曲は「Be Bop」。
松尾さんは「”二村希一”のBe Bop」と言っていたけれど・・・納得。
二村さんから溢れ出るBe Bopの旋律と戦慄。
これは聴き応えがあった!
思わず歓声を上げてしまった。


また、先日の赤レンガに続き、MAYAさんは今日も「ムード歌謡」を歌ってくれました。
「圭子の夢は夜ひらく」最高!
しかもMEGバージョン。

「昨日靖国 今日はMEG~♪
  明日は菊田か 岩浪か~♪」

歌う前は「寺島さんに怒られる」と歌うことを躊躇していたMAYAさんでしたが、歌い終わったら寺島さんも「ほぉ~!」という妙な納得顔で拍手しておりました。

う~ん・・・「MAYA × ムード歌謡」是非、どこかから出して貰いたい・・・。

true-MAYAライブ2008-12-31-6


そうそう、「MAYA BEST」を発売したコロムビアミュージックエンタテインメントの菰口プロデューサーもカウントダウンライブ初参加。
お酒で顔を真っ赤にしながら寺島さん達とライブを楽しんでおりました。



そんなこんなで、2009年1月1日0時ちょうど(頃)にカウントダウンで新年を祝い、ライブを続行。
最後まで大勢のお客さんでにぎわったのでありました・・・。




true-MAYAライブ2008-12-31-7







それにしても・・・2ステージ目、3ステージ目は本当にあっと言う間に終わってしまいました。

そのせいか(?)、いつも通り盛り上がり続けた我々客一同は、そのまま2次会をするべく隣の「中華街」へ・・・。
MAYAさんは疲れて帰ってしまったけれど、寺島さんや岩浪さん、松尾さんや菰口さんも参加して笑い声の絶えない2次会は3時過ぎまで続きました。

で、途中脱落者(帰宅者)を出しながら、最後まで残った面子はこちら↓
true-MAYAライブ2008-12-31-8




さらに!


これでも満足(?)出来ないオイラを含めた9人が、まだ開いているファミレスはないかと吉祥寺を散策し、結局マクドナルドで5時まで色々な話で盛り上がったのでありました・・・




結局オイラが家に辿り着いたのは朝の7時。
帰路に着きながら初日の出を見ました。


それにしても、久しぶりの「朝までMEG(吉祥寺)」楽しかったなぁ・・・。
「年が明けた!」という実感はないけれど、久しぶりにジャズ仲間と朝まで喋れたのは何にも代え難い満足感があります。


う~ん・・・もういくつ寝ると大晦日だぁ~??(笑)






そんなわけで、今年もこんな感じでヌタ~ッと参りますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

あけましておめでとうございます

新年あけまして
 おめでとうございます!



本年もどうぞよろしくお願いいたします。







というわけで、今、吉祥寺のMEGに来ております。

MAYAさんの年越しライブ真っ最中です!!



true-MAYA2009




そのようなわけで、ライブレポートとちゃんとした新年のご挨拶は後ほど家に帰ったら・・・(元旦の午後くらい?)





2009年1月1日午前3時43分 3次会(マクドナルド)にて写真追加

true-MAYA2009新年のご挨拶

2008年12月27日 MAYAライブ in 横浜赤レンガ倉庫

というわけで、ブログでもズッとお知らせして来たMAYAさん赤レンガ倉庫ライブ、行って参りました。

true-20081227赤レンガ倉庫1


ということで、簡単ではありますが写真を多めに文字少なめで(笑)、ライブレポートをば・・・



MAYA絡みでは「MAYAのすべて」でタッグ(?)を組んで以来、なにかと仲良くして頂いているKちゃん氏と赤レンガ倉庫2号館1階のハンバーガー屋で待ち合わせし、一緒に会場へ・・・


今回は初めて(?)何もお手伝いをせずに純粋に客として楽しめるので、ウキウキしながらチケットを購入。

会場入り口で、現在MAYAさんがCDをリリースしている寺島レコードの共同プロデューサーでもある、ディスクユニオンの菊田さんがいらっしゃったのでご挨拶。
暫くお話をしてから会場の中へ。


true-20081227赤レンガ倉庫3


会場に入ると、既に多くのお客さんがライブが始まるのを今か今かと待っている状態。
お客さんを眺めていると、いつも吉祥寺のMEGでお会いするお馴染みのファンの方も何人か見えるものの、圧倒的に知らないファンの方々ばかり。
横浜と言う場所柄なのかもしれないけれど、新しいファンの方も多かったのではないかな?


そんなこんなしていると、いよいよ時間になって開場が暗くなり、ライブが始まるのでありました・・・





true-20081227赤レンガ倉庫4



本日のメンバー。


ベースは、松尾明トリオサウンドのアイデンティティにもなっている、あの強靭なゴリゴリとしたゴツい便の音が魅力の嶌田憲二さん
true-20081227赤レンガ倉庫5



ピアノは、個性あるベースとドラムのサウンドを調和させるかの様な艶やかで、それでいて芯の通った美しいメロディーを紡ぎだす寺村容子さん
true-20081227赤レンガ倉庫6



ドラムは、トリオのリーダーでMAYAさんの所属事務所の社長でもある松尾明さん。シンバルの目の前に行ってもイヤな刺激音が一切しないのにも関わらず、音全体が聴き手の体に突き刺さってくる様な演奏をする凄腕ドラマー。
true-20081227赤レンガ倉庫7



テナーサックスは、松尾明&TAKE TENのメンバーでもあり、「MAYA+JAZZ」にも参加している高橋康廣さん。優しく哀愁のあるテナーの音色は逸品。アレンジャーとしての腕も見事。1月23日に初のリーダーアルバム「Melancholy Seranade」が発売になると言う事で、非常に楽しみです。
true-20081227赤レンガ倉庫8



そして・・・


本日の主役、Jazz&Latin VocalistのMAYAさんです。
true-20081227赤レンガ倉庫9


白いヒラヒラ織り織りのドレスに大きく盛ったアゲアゲな髪がなんともゴージャス。
赤レンガ倉庫などの大きめのステージではこのくらい派手な方が映えます。
隣に座っていたKちゃんも惹かれていた様子。

本日のヘアメイクは、「MAYAのすべて」でもお世話になった釣谷ゆうきさん
釣谷さん、良い仕事してまっせ!

ちなみにライブ終了後、興奮冷めやらぬ(?)Kちゃんは釣谷さんに「スゲー良かった!」と言う為に控え室に向かった程でありました。
他に何人かのファンと話をしていても、非常に評判良かったですよ!釣谷さん!



で、ジャズやラテンのナンバーを歌っていくMAYAさん。

なんと1ステージ目後半には、横浜をモチーフにした昭和歌謡曲のメドレーを披露!!
これがまた、イイんだなぁ。
これまでもサザンの曲などを歌っているけれど、ムーディーな昭和歌謡をややジャズチックにアレンジして、よりムーディーな新・昭和歌謡を披露してくれたわけです。
MAYAさん、これ、良いよ。
是非、来年中にbar bar barレーベルで出すCDにこういう曲も収録してもらいたいなぁ。
寺島レコードでは絶対に無理だろうから・・・。

true-20081227赤レンガ倉庫10



そうそう、この昭和歌謡メドレーでは、ベースの嶌田憲二さんはウッドベースからエレキベースに持ち替えての演奏でした。
true-20081227赤レンガ倉庫11


個人的には・・・ゴリゴリした嶌田さんらしいベースサウンドが好きなので、エレキベースでそれが影を潜めてしまったのが残念・・・。



そんなこんなでアッという間に1ステージ目が終了。
20分間の休憩に入っていくのでありました。





休憩時間中、お酒が飲める身だったらバー・カウンターでワインなんかを飲めたのだけれど、飲んだら2ステージ目、絶対に寝てしまうので馴染みのファンの方々と立ち話。

先日、自らレーベルを立ち上げて水野直子さんのCD「The Voice of Naoko Mizuno」をリリースした、Audio Fabの古屋さんとも色々お喋り。
この間、Kちゃんはディスクユニオンの菊田さんとレッド・ツェッペリンについて熱く語らっていたらしい・・・
う~ん・・・今度、Kちゃんと一緒に菊田さんのお宅に遊びにいきたい・・・


そうこうしていたら20分なんてすぐに過ぎてしまうもので、2ステージ目の始まりです。




true-20081227赤レンガ倉庫12



2ステージ目のMAYAさんの衣装は紫色の方がパックリと開いたドレスに黒の細いスカート。
1ステージ目が可愛らしく、若干コケティッシュだったのに対して、2ステージ目はアダルトな艶っぽさを醸し出しています。

true-20081227赤レンガ倉庫13



で、この2ステージ目はMAYAさん初の試みとして、コーラスグループを招いてのステージになります。
1ステージ目の昭和歌謡は以前に1度だけそう言うライブをやった事があったらしいのですが、コーラスを招いてのライブは初めて。
実は今日、オイラはこれを聴きたくて大宮くんだりから横浜まで来たわけです。

で、本日MAYAさんと一緒に歌うのは、コーラスグループ「BREEZ」。

ソプラノの小菅けいこさんと、アルトの松本敦子さん。
true-20081227赤レンガ倉庫14


テナーの中村マナブさんと、バリトンの磯貝たかあきさん。
true-20081227赤レンガ倉庫15



・・・あぁ、さすがだなぁ。
コーラスが入ると音の厚みが全然違う。
これまでMAYAさんは、ピアノトリオや1ホーンカルテット、MAYA Collezのような弦入りのバンドやTAKE TENのようなビックバンドなど、様々な形態のバンドサウンドで歌って来たわけだけれど、今回のコーラス入りバンドもまた、雰囲気がガラリと変わってイイ。

声を重ねる事でMAYAさんの歌声も厚みが出るし、非常に華やかになります。
また、ハーモニーでは、楽器の音色とは異なった溶け合う美しさがあり、何とも幻想的になります。


true-20081227赤レンガ倉庫16
true-20081227赤レンガ倉庫17




そうそう、2ステージ目は高橋康廣さんがフルートを披露。
テナーサックス同様、非常に優しい音色で美しいメロディーを奏でてくれます。
コチラが聴きたい美味しい所を全て分かっているかの様な、テクニックの披露ではなくてメロディーの披露がなんとも心地良く、さらにそのメロディーがMAYAさんの歌を更に盛り上げます。

true-20081227赤レンガ倉庫18




でなわけで、2ステージ目は「あっ」と言う間に終わってしまったと言う印象。
もっと聴いていたかったなぁ・・・。





で、アンコールに応じて再びステージに上がって来たのは、手をつないだMAYAさんと寺村容子さん。

true-20081227赤レンガ倉庫19


寺村さんのピアノでMAYAさんが歌うのはこれまでもあったけれど・・・寺村さんのコーラスが入るとは思わなかった。
その寺村さんのコーラスもまた、ハスキー気味のMAYAさんの声と良く合う高目のほんの少しスモーキーな声で、思わずウットリ。
寺村容子さんの新しい一面を見れた感じがします。

true-20081227赤レンガ倉庫20



その後、再び全員が壇上に上がり、最後に大合奏。
お客さんのテンションも最高潮のうちにライブは終了しました。





途中、マイクトラブルなどはあったものの、非常に楽しい時間でした。
来年もまた赤レンガ倉庫でライブをするのかは分かりませんが、その時にはまた「新しい試み」を期待しています。


まだMAYAさんのライブに行った事の無いと言う方、是非1度、ライブにお越し下さいませ!


曲目に関してはMAYAさんのブログの方に書かれておりますので、そちらをご参照くださいませ。