やっぱりスゴイぜ!!椎名林檎
昨年11月、椎名林檎の「Ringo EXPO '08」に行って来た日記を掲載しました。
で、今月11日にその「Ringo EXPO '08」のDVDが発売になったのですが、ズッと観られずに居たわけです。


Ringo EXPO 08
やはり、椎名林檎には真正面から対峙して、気合いを入れて臨まねばなりません。
己の体力、精神力が満ちている時でなければ、椎名林檎の気迫に気圧されてしまうからです。
そこで先日、ようやく気合いを入れてパッケージを開け、Playstation3にDVDを差し込みます。
AVアンプのボリュームを上げ、50インチのプラズマテレビの電源を入れます・・・
真っ暗な会場にオーケストラの譜面台が光り何とも言えない雰囲気が漂い、そしてオープニングのハツコイ娼女が始まります。
あぁっ!!
ライブの感動と興奮が蘇ってきます!!
そしていよいよ林檎嬢の登場。
真っ白な鹿の角を模した冠(?)を冠った林檎嬢が神秘的に、女神の様な荘厳なオーラを醸し出しているように見えます。
そして、
何とも美しい・・・・
その後もライブの様子が、その当時の熱と共に目の前で再生されていきます。
画質も良く、音も耳に、頭にこびりついた当時の音と同じように部屋中を満たしていきます。
惜しむべくは・・・どうせならBlu-rayでこの感動を味わいたかった・・・。
しかし、この『Ringo EXPO 08
』のDVDは当時の興奮と熱狂を余すこと無く収録しています。
ライブに行った方も行けなかった方も、椎名林檎が好きだと言う方はとにかく必見です!!
で、今月11日にその「Ringo EXPO '08」のDVDが発売になったのですが、ズッと観られずに居たわけです。

Ringo EXPO 08
やはり、椎名林檎には真正面から対峙して、気合いを入れて臨まねばなりません。
己の体力、精神力が満ちている時でなければ、椎名林檎の気迫に気圧されてしまうからです。
そこで先日、ようやく気合いを入れてパッケージを開け、Playstation3にDVDを差し込みます。
AVアンプのボリュームを上げ、50インチのプラズマテレビの電源を入れます・・・
真っ暗な会場にオーケストラの譜面台が光り何とも言えない雰囲気が漂い、そしてオープニングのハツコイ娼女が始まります。
あぁっ!!
ライブの感動と興奮が蘇ってきます!!
そしていよいよ林檎嬢の登場。
真っ白な鹿の角を模した冠(?)を冠った林檎嬢が神秘的に、女神の様な荘厳なオーラを醸し出しているように見えます。
そして、
何とも美しい・・・・
その後もライブの様子が、その当時の熱と共に目の前で再生されていきます。
画質も良く、音も耳に、頭にこびりついた当時の音と同じように部屋中を満たしていきます。
惜しむべくは・・・どうせならBlu-rayでこの感動を味わいたかった・・・。
しかし、この『Ringo EXPO 08
ライブに行った方も行けなかった方も、椎名林檎が好きだと言う方はとにかく必見です!!
久しぶりのメグの会
昨日、久しぶりに『メグの会』に行ってきました。
メグの会というのは、毎月第3土曜日に開催される吉祥寺のジャズ喫茶MEGに集まる常連さんの集い。
各人が毎回、テーマに沿ったCDやレコードを持ち寄り、順番にかけていくというレコードコンサート形式。
出入り自由で一見さんも大歓迎。(そもそも参加は義務じゃない)
非常に自由な会で、オイラもこの会を切っ掛けにMEGの常連になったのでありました。
会員の急増などで店内に入りきれなくなってしまうなど、いつの間にか疎遠になってしまっていたメグの会でしたが、数日前、福岡にお住まいの草野さんからメールを頂き、お仕事で東京にいらっしゃり、さらに北九州のお医者さんの後藤誠一さん(ジャズ批評誌でお馴染みの方)も東京でのお仕事に前乗りして、両氏ともメグの会に参加されるということでした。
草野さんは以前からお世話になっているオーディオ仲間で、2006年2月10日には一緒に寺島靖国さんのお宅にお邪魔してジャズオーディオの強烈な洗礼を受けました。(HP参照)
そんなこんなあって今回、久しぶりにオイラもメグの会に行く事になったわけです。
調べてみたら・・・約2年ぶりのメグの会。
久しぶりのメグの会、楽しみにしながら吉祥寺に向かったのでありました。
吉祥寺駅に到着すると、偶然、メグの会の伊藤さんとお会いしたので、一緒にMEGに行くことに。
MEGまでの間、「久しぶりだねぇ」「ご無沙汰してました」と、ご挨拶したり、MAYAさんの話をしていたら(伊藤さんはMAYAさんの初MEGライブの時にライブを聴かれた方)アッという間にMEG。

開始時間の6時少し前にMEGに到着すると、空席がチラホラと残っている感じだったので、MAYAさんのライブでもお馴染みのY谷さんの隣の席に座ることに。
メグの会の皆さんから「おぉ!久しぶりじゃん!!」「元気だった!?」と驚かれたり挨拶されたり・・・
オイラはただただ「ご無沙汰してます!」と頭をペコペコ。
そんな感じでイベントは始まっていき、気付けばアッという間に空席が無くなり、補助席大動員で店内はお客さんでぎっしり。
さすが、メグの会。
盛況ぶりを久しぶりに実感しました。
イベントは2つのテーマに対してお客さんが持ち寄ったCDやレコードをかけていくのですが、今回のテーマは「メグの会会員、松田さんに捧げる曲(心を揺さぶられる曲)」と「桜」。
まずは「松田さんに捧げる曲(心を揺さぶられる曲)」というテーマに対して持ち寄られたCDやレコードが紹介されていきます。
う~ん、今回は松田さんが対象だからでしょうか、いわゆる王道系のジャズよりも、どこか飛び抜けた(笑)選曲が多い気がします。
・・・ま、オイラとしては非常に嬉しい選曲なんですが。
その後、歌手の戸坂純子さんや平田康子さんがいらっしゃり、草野さんや後藤先生もいらっしゃって大盛況。
お客さんが入り切らない状況が閉店間際まで続いたのでありました。
そんな中、最後に寺島さんのご挨拶。

「いやぁ、実は店に入って来た時、店内で鳴っていたオーディオの音が悪くて”困ったなぁ”、”お客さんに申し訳ないなぁ”と思っていたんだけれど、お客さんはこんなにイイ雰囲気で盛り上がってくれているんだよねぇ。今日は松田さんに捧げるってことで、この音は松田さんの音なんだって思いましたねぇ。非常に盛り上がってイイ雰囲気なんですよ。」
と、苦笑いしながら喋っておりました。
「でもまぁ、松田さんはキャラクターが強烈だからたまに会うとイイんだよね。松田さんもそれをわきまえているのか知らないけど、みんなが忘れた頃にやってくるんだよね。」
これにはお客さんも大爆笑。
あぁ、面白かった。
やっぱりメグの会はやめられませんなぁ。
結局、「桜」というテーマではほとんど曲をかける時間がなく、次回に持ち越しとなりました。
というわけで、来月のメグの会のテーマは
「桜」
と、もうひとつ・・・
「後藤啓太に聴かせたい管モノジャズ」
というわけで、どうぞ皆様、来月18日のメグの会では、私に「聴かせてやろう」という管モノのジャズをご持参の上、吉祥寺MEGまでお越し下さいませ。
管モノでなくても結構ですよ!
いわゆる「ゲテモノ」「面白モノ」も大歓迎です!
お時間のある方は是非、4月18日、吉祥寺のMEGにお越し下さいませ!!
(モチロン聴くだけの方も大歓迎です!!)
メグの会というのは、毎月第3土曜日に開催される吉祥寺のジャズ喫茶MEGに集まる常連さんの集い。
各人が毎回、テーマに沿ったCDやレコードを持ち寄り、順番にかけていくというレコードコンサート形式。
出入り自由で一見さんも大歓迎。(そもそも参加は義務じゃない)
非常に自由な会で、オイラもこの会を切っ掛けにMEGの常連になったのでありました。
会員の急増などで店内に入りきれなくなってしまうなど、いつの間にか疎遠になってしまっていたメグの会でしたが、数日前、福岡にお住まいの草野さんからメールを頂き、お仕事で東京にいらっしゃり、さらに北九州のお医者さんの後藤誠一さん(ジャズ批評誌でお馴染みの方)も東京でのお仕事に前乗りして、両氏ともメグの会に参加されるということでした。
草野さんは以前からお世話になっているオーディオ仲間で、2006年2月10日には一緒に寺島靖国さんのお宅にお邪魔してジャズオーディオの強烈な洗礼を受けました。(HP参照)
そんなこんなあって今回、久しぶりにオイラもメグの会に行く事になったわけです。
調べてみたら・・・約2年ぶりのメグの会。
久しぶりのメグの会、楽しみにしながら吉祥寺に向かったのでありました。
吉祥寺駅に到着すると、偶然、メグの会の伊藤さんとお会いしたので、一緒にMEGに行くことに。
MEGまでの間、「久しぶりだねぇ」「ご無沙汰してました」と、ご挨拶したり、MAYAさんの話をしていたら(伊藤さんはMAYAさんの初MEGライブの時にライブを聴かれた方)アッという間にMEG。

開始時間の6時少し前にMEGに到着すると、空席がチラホラと残っている感じだったので、MAYAさんのライブでもお馴染みのY谷さんの隣の席に座ることに。
メグの会の皆さんから「おぉ!久しぶりじゃん!!」「元気だった!?」と驚かれたり挨拶されたり・・・
オイラはただただ「ご無沙汰してます!」と頭をペコペコ。
そんな感じでイベントは始まっていき、気付けばアッという間に空席が無くなり、補助席大動員で店内はお客さんでぎっしり。
さすが、メグの会。
盛況ぶりを久しぶりに実感しました。
イベントは2つのテーマに対してお客さんが持ち寄ったCDやレコードをかけていくのですが、今回のテーマは「メグの会会員、松田さんに捧げる曲(心を揺さぶられる曲)」と「桜」。
まずは「松田さんに捧げる曲(心を揺さぶられる曲)」というテーマに対して持ち寄られたCDやレコードが紹介されていきます。
う~ん、今回は松田さんが対象だからでしょうか、いわゆる王道系のジャズよりも、どこか飛び抜けた(笑)選曲が多い気がします。
・・・ま、オイラとしては非常に嬉しい選曲なんですが。
その後、歌手の戸坂純子さんや平田康子さんがいらっしゃり、草野さんや後藤先生もいらっしゃって大盛況。
お客さんが入り切らない状況が閉店間際まで続いたのでありました。
そんな中、最後に寺島さんのご挨拶。

「いやぁ、実は店に入って来た時、店内で鳴っていたオーディオの音が悪くて”困ったなぁ”、”お客さんに申し訳ないなぁ”と思っていたんだけれど、お客さんはこんなにイイ雰囲気で盛り上がってくれているんだよねぇ。今日は松田さんに捧げるってことで、この音は松田さんの音なんだって思いましたねぇ。非常に盛り上がってイイ雰囲気なんですよ。」
と、苦笑いしながら喋っておりました。
「でもまぁ、松田さんはキャラクターが強烈だからたまに会うとイイんだよね。松田さんもそれをわきまえているのか知らないけど、みんなが忘れた頃にやってくるんだよね。」
これにはお客さんも大爆笑。
あぁ、面白かった。
やっぱりメグの会はやめられませんなぁ。
結局、「桜」というテーマではほとんど曲をかける時間がなく、次回に持ち越しとなりました。
というわけで、来月のメグの会のテーマは
「桜」
と、もうひとつ・・・
「後藤啓太に聴かせたい管モノジャズ」
というわけで、どうぞ皆様、来月18日のメグの会では、私に「聴かせてやろう」という管モノのジャズをご持参の上、吉祥寺MEGまでお越し下さいませ。
管モノでなくても結構ですよ!
いわゆる「ゲテモノ」「面白モノ」も大歓迎です!
お時間のある方は是非、4月18日、吉祥寺のMEGにお越し下さいませ!!
(モチロン聴くだけの方も大歓迎です!!)
ジャズオーディオ・ディスク大賞作品と早間美紀新作
ジャズ批評の2009年3月号
掲載のジャズオーディオ・ディスク大賞金賞受賞作品、Guillaume De Chassyの『Fairway So Close
』を聴いてみた。
最近、吉祥寺MEGで開催されている新譜試聴会に行けなかったり、ジャズ仲間と会う機会が減ってしまっており、新譜情報の収集能力が激減してしまっている為、このディスクのノーマークでした。
というわけで、早速購入して聴いたわけです。


Fairway So Close / Guillaume De Chassy
うん、確かにこれは音質的には素晴らしい。
もの凄い静寂の空間からピアノがフッと浮かび、ベースがドンッ!と飛び出て、シンバルが細かく振動する様子が見えるかの様に鮮烈。
ベースとバスドラムの低音は空気の圧力がフッと部屋全体を包み込みます。
ただ、演奏がなんとも耽美的過ぎ。
襟を正してクラシックを聴く様な、そんな静かで美し過ぎるタッチのピアノは、ややもすると飽きて来てしまいます。
もう少し、アップテンポな力強い演奏の曲が収録されていたら・・・
というわけで、もっと「熱い」ジャズを聴きたくなり、早間美紀さんの新譜『WIDE ANGLE
』を。


WIDE ANGLE / 早間美紀
本作ではベースに前作同様、気迫溢れる演奏が魅力の北川潔さん、そしてドラムは大御所のビクター・ルイスさん。
この強烈な2人に埋もれてしまうかと思いきや・・・いやはや、早間さんのピアノの強烈なこと。
もの凄い音の厚みとスピード感がビンビンと体に突き刺さってきます。
その早間さんのピアノと一緒に疾走する北川さんのベースとビクター・ルイスのドラム。
これはもう病み付きです。
早間さんのライブには何度か行ったことがあるけれど、いずれも早間さんのピアノには圧倒されていました。
本作でもその早間さんの持ち味は十分に発揮されています。
個人的には最近買った新譜CDの中ではベストの作品。
オススメです。
最近、吉祥寺MEGで開催されている新譜試聴会に行けなかったり、ジャズ仲間と会う機会が減ってしまっており、新譜情報の収集能力が激減してしまっている為、このディスクのノーマークでした。
というわけで、早速購入して聴いたわけです。

Fairway So Close / Guillaume De Chassy
うん、確かにこれは音質的には素晴らしい。
もの凄い静寂の空間からピアノがフッと浮かび、ベースがドンッ!と飛び出て、シンバルが細かく振動する様子が見えるかの様に鮮烈。
ベースとバスドラムの低音は空気の圧力がフッと部屋全体を包み込みます。
ただ、演奏がなんとも耽美的過ぎ。
襟を正してクラシックを聴く様な、そんな静かで美し過ぎるタッチのピアノは、ややもすると飽きて来てしまいます。
もう少し、アップテンポな力強い演奏の曲が収録されていたら・・・
というわけで、もっと「熱い」ジャズを聴きたくなり、早間美紀さんの新譜『WIDE ANGLE

WIDE ANGLE / 早間美紀
本作ではベースに前作同様、気迫溢れる演奏が魅力の北川潔さん、そしてドラムは大御所のビクター・ルイスさん。
この強烈な2人に埋もれてしまうかと思いきや・・・いやはや、早間さんのピアノの強烈なこと。
もの凄い音の厚みとスピード感がビンビンと体に突き刺さってきます。
その早間さんのピアノと一緒に疾走する北川さんのベースとビクター・ルイスのドラム。
これはもう病み付きです。
早間さんのライブには何度か行ったことがあるけれど、いずれも早間さんのピアノには圧倒されていました。
本作でもその早間さんの持ち味は十分に発揮されています。
個人的には最近買った新譜CDの中ではベストの作品。
オススメです。