からだのどこかが
痛いとか硬いとかというのは、
「使いすぎ」か「使わなすぎか」の
どちらかなんだそうです。
これ、からだのことだけじゃなく、
こころや思考にもあてはまる気がします。
たとえば、数字が苦手だと思っている人は、
数字が出てくると、なるべく避けます。
読み飛ばしたり、人に任せたり、
なるべく遠ざけようとすると思うんです。
そうやって「使わなすぎる」ことで、
ますますその回路は動かなくなる。
気づいたら、滞りができてしまっていて、
いろいろ不都合が生じているかもしれない。
人間関係も似ているかもしれません。
めんどうだからと避けると、
ますます苦手になってしまいます。
いっぽうで、得意なことは、
「効率がいいから」とついやりすぎます。
でも、からだもこころも、
ほんとうはバランスのうえに
成り立っているんでしょう。
だから、デスクワークで
一日中モニターを眺めていたら、
そのバランスが崩れてしまいます。
田植えをしたり、薪を割ったり、
そうやってからだを動かしていた時間を
ぼくらはすっかり忘れている気がする。
やりすぎても、
やらなさすぎても、
どこかに不具合は出てきます。
そのあいだで、
どうバランスをとるかというのが、
きっと大事なんでしょうね。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
「ちょうどよく」がいちばんむずかしく、
いちばん大事なんだろうなぁ。