その水に合わない魚だけが、
その水のことを考え続けます。
魚にとっての水は、
生きるための環境そのものです。
水がちょうど合っていれば、
魚はその存在を意識することなく、
自然に泳ぎ続けていられます。
でも、その水が合わない魚は、
苦しくて苦しくて仕方がなくて、
その環境のことばかり考えてしまう。
これは人も同じですよね。
「置かれた場所で咲きなさい」と言うけれど、
薔薇は砂漠では咲けないし、
サボテンは水をやりすぎると枯れてしまう。
合わない環境では、
花も人も本来の姿を失ってしまいます。
だからこそ、
じぶんに合った環境を見つけることは、
とても大切なんだと思うんです。
他人は他人、じぶんはじぶんです。
だれと生きるかと同じくらい、
どこで生きるかという選択は、
その人の生き方そのものを左右します。
"この世界に生まれて、
「世の中と合わない」と感じたら、
きみは新しい"なにか"を創造するため
生まれたってことさ。"
プリンスさんのこのことばは、
ほんとうにそのとおりだと思います。
水に合わない魚は、
ただ苦しむためにいるんじゃない。
じぶんにふさわしい水を探したり、
あるいは新しい流れをつくり出したりする…
そういう存在なんだと思うんですよね。
人もまた、
じぶんで環境を選びとることで、
美しく咲けるのだと思います。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
合わない場所に耐えるより、
じぶんが咲ける場所を見つけたい。