あの貨車、が、ついに走ります。
大田区東雪谷を歩いているとき、
住宅街で偶然出会った一台の貨車。
ご家族や地域の方々に
たいせつに、たいせつに、
愛されてきた『ワフ29603』は
時のうつりかわりのなかで
これからもそこにあり続けることが
むずかしくなっていました。
現役時代には、きっと、
たくさんの人と荷物を運んだであろう
大きな大きな、その貨車は、
現役を退いたそのあとも、じつは、
運んでいたのかもしれません。
たくさんの人の、縁を。
清家さんの貨車、引越し物語
〜その後のおはなし〈その3〉〜
生まれてはじめて
和歌山県に行くのだから、
どんなところなのか
ちょっと調べてみました。
有田川鉄道公園のある有田町は、
全国的にも有名な『有田みかん』の
生産地なんですね、ほっほーう。
ぶどう山椒は、
全国一の生産量なんだとか。
お土産にも人気らしい。
『有田川』鉄道公園で
川のそばにある公園ですから、
鮎(アユ)の塩焼きとかあったら
「絶対食べよう」と、思っていたら、
地元では『鮎のはけ』をかるく
炭火で炙って生姜醤油をかけて
食べるのが通な食べ方だそうです。
ああ、絶対おいしいやつだ…。
で、有田群『湯浅町』は、
その醤油発祥の地なんですって。
でも、今回は、
走っている貨車(ワフ29603)を
見られるだけで大満足です。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
行ってきた様子は、
近々アップしますね。
清家さんの貨車、引越し物語