あの貨車、が、ついに走ります。
大田区東雪谷を歩いているとき、
住宅街で偶然出会った一台の貨車。
ご家族や地域の方々に
たいせつに、たいせつに、
愛されてきた『ワフ29603』は
時のうつりかわりのなかで
これからもそこにあり続けることが
むずかしくなっていました。
現役時代には、きっと、
たくさんの人と荷物を運んだであろう
大きな大きな、その貨車は、
現役を退いたそのあとも、じつは、
運んでいたのかもしれません。
たくさんの人の、縁を。
清家さんの貨車、引越し物語
〜その後のおはなし〈その1〉〜
どこで走るの?
和歌山県の有田川町、
関空(関西国際空港)から車で
約40分くらいのところにある、
有田川鉄道公園という場所です。
あ、じつはもう走っているそう。
ぼくは、今週末、
奥さまといっしょに行ってきます。
はじめての関空(関西国際空港)。
そして、はじめての和歌山県。
もしかしたら、
D-51(通称デゴイチ)を
運転させてもらえる…
かもしれないらしいのです。
いまから、
すごーーーーーーーく
たのしみです。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
いままで蒸気機関車とか
鉄道関係の知識ほぼゼロでしたが、
この貨車を通じて出会った方々
そして、その人たちの想いを知って
興味津々わくわく真っ最中です。
(つづきます)
清家さんの貨車、引越し物語