片足パワメのパイオニアでもあるステージズ(Stages)。


画像引用元 https://brand.intertecinc.co.jp/



最近元気ないな〜と思っていたら、受注中止と従業員の雇い止めという悲しいニュースが飛び込んで来ました。


高額なパワーメーターが席巻する中で、片足だけの測定という思い切った仕様にすることで、誰もが手に届く価格で登場したステージズのパワーメーター。

4iiiiと共にホビーライダーまでパワメを浸透させてきた立役者でもあります。


そんなステージズが事業を停止するようです。


コロナ特需で沸き立っていた自転車業界ですが、コロナも収束する中で、大手メーカー含めて苦境に立たされてきています。


シマノも事業利益が激減し、値上げを繰り返すという悪手で自滅路線を突き進んでいますし、トレックも在庫が履けずにメーカー自らが大幅な値引きをしてまで在庫処分しないといけない状況。


これからどうなってしまうのでしょうか。



楽天room始めました。

https://room.rakuten.co.jp/room_kei_555/items

イギリス発のブランド「マックオフ」。


クリーナーなどのケミカルやチェーンルブなど日本でも人気のブランド。


私も、ホイールのバルブやシーラントはマックオフのを使っている。

ルブも長いこと使っていた。


そんなマックオフから、まったく新しい概念のバルブが発売される。

それが「ビッグボアチューブレスバルブ」だ。





 空気の流量が従来比て最大268%

新しいバルブの特徴は、空気がバルブの中を通る量が、最大で268%多くなるという点。


昨今のトレンドとして、タイヤの幅は大きくなり、それに合わせて低圧化してきている。


今までポンプに求められていたのは、如何に高圧で入れられるかであった。

しかし、今のトレンドは低圧なため、高圧まで入れる必要はなくなってきている。


そこで、ポンプも高圧には対応せず、その代わりに一度のポンピングでたくさんの空気を送ることができるポンプが主流になりつつある。


しかし、ポンプの流量が増えても、バルブを通る流量には限界がある。

つまり、バルブがボトルネックとなっていた。


そこで、マックオフはそのボトルネックを解消すべく、流量を最大限に増やせるバルブを開発したというわけだ。


 バルブの仕組み

ロードバイクで使われている仏式バルブはその構造上流量は制限される。

そのため、バルブコアを外して流量を確保する必要があった。


今回のマックオフのバルブは、仏式バルブという制限を無くしたことで、一気に流量を増やすことに成功している。


写真を見てもらえばその仕組みは一目瞭然だろう。



バルブのレバーを回転させることで、空気の通り道を開けたり閉じたりすることができる。


精密な機構となるが、CNC加工された航空機グレードの7075アルミニウムから作られており、信頼性は確保されていると思われる。


 流量が多くなることのメリット

流量が多くなることのメリットは多い。


一つ目は、空気を入れるスピードが速くなることだ。

一度にたくさん空気を送れるポンプを併用することで、より効果は得られると思われる。


二つ目は、ビート上げが楽になることだ。

ポンプでも一度に大量の空気を送り込むことで、ビートを上げられる可能性はグッと高くなる。

エアコンプレッサーや、ブースターを使う時も、いちいちバルブコアを外す必要はない。


三つ目は、シーラントが詰まりにくくなる。

シーラントを入れる時は、バルブコアに詰まることを嫌い、タイヤを外して入れる人もいる。


バルブの径が太くなれば、シーラントが詰まる可能性がすぐなるなるので、タイヤを外さずにバルブからシーラントを入れられるようになる。



 デメリットは?

まだ細かいデータが公表されていないのでなんとも言えないが、デメリットとしては重さが気になる。


最近はロードバイクでもホイールバランスを取る人も増えてきているが、バルブが重くなればホイールバランスも崩れてしまう。


もう一つのデメリットは価格だ。

これもまだ公表されていないが、機構が複雑になっていることから、今までの仏式に比べて高くなることは容易に想像できる。


もともとマックオフのバルブは高価な部類になるので、より高価になるだろう。


 ラインナップは3種類

ラインナップは、ライト、ハイブリッド、ルディキュラスの3つ用意されている。


ライトは内径3.3ミリの内径バルブを使い、最大230%の流量アップとなると。

仏式バルブと互換性がある。


ハイブリッドは、同じ仏式バルブ互換だが、内径が5.7ミリとなり、流量も最大254%となる。

米式のポンプヘッドもアダプターなして使える


ルディキュラスは、米式互換となり最大で264%の流量アップとなると。



イメージとしては、ライトがロードバイク、ハイブリッドがロードやシクロクロス系、ルディキュラスがMTBとなるだろうか。


ちなみにルディキュラスは英語で「馬鹿げた」とか「おかしい」という意味。


 まとめ

発売はライトとハイブリッドが2024

年の夏を予定しており、その後にルディキュラスが発売される予定だ。


重さと値段が気になるが、チューブレスユーザーとしてはなかなか興味深いバルブだと思う。


続報を待とう。



ということで、いつもの「ですます調」から「である調」で書いてみました😆


ルーム始めてみました!!

よかったら覗いてみてください😊




ルームはこちら


絶賛愛用中のチェーンディグリーザーの素。



私はチェーンを外して洗う派なので、ワコーズさんのやグゥーキンα、AZさんのパワーゾルなど色々使ってきました。


どれも決して悪くはなかったのですが、色々と不満も。

そんな時にSNSで話題なっていたチェーンディグリーザーの素を買ってみたところ、その不満がバッチリ解決され、それ以来はチェーンディグリーザーの素一択。


チェーンディグリーザーの素を作っているGOTALさんはSNSでも積極的に情報発信しており、かなりディープな話題もあり勉強になっています。


そんなAGOTALさんがこんなポストを。



😏😏😏だって!?

いや分からんて😆


 バイククリーナーを混ぜると何がいいのか?

GOTALさんによるとチェーンディグリーザーの素に中性バイククリーナーの素を混ぜると、汚れの再付着が防げるそうです。




 試してみました

チェーンディグリーザーの素はもちろん、中性バイククリーナーも手元にある。


そろそろチェーンを洗いたかった。

ここまで条件が揃えば試さない理由はありません。


やり方は簡単。

チェーンディグリーザーの素と共に中性バイククリーナーを15ccほど混ぜるだけ。


あとはいつも通りに洗います。


洗う前はこんな感じ。

私は最近はルブではなくてワックス系のFlower Powerを使ってます。


チェーンディグリーザーの素と中性バイククリーナーを入れて熱湯を注ぐ。

注ぐとちょうど80°cになります。

何もしなくても汚れが浮いてくる。


決められた手順でシェイク。

バイククリーナーが入っているので泡立ちますね。


ポイントはこの蓋。

油汚れがほとんど付いていません。


これ、当たり前のように見えますが、他のディグリーザーだと結構汚れるんです。

なので、チェーンを洗った後に洗浄に使った用具をディグリーザーで洗う必要がありました。


もともとチェーンディグリーザーの素は汚れが残りにくいのが気に入った理由のひとつなのですが、それがより一層良くなった感じですね。


ちなみに、汚れ移りがほぼ無いので、嫁さまからキッチン使用許可降りてます😆


 まとめ

洗浄力は相変わらず。


ビフォー


アフター


バイククリーナーを入れることで、再付着はさらに低減。

チェーンもさっぱりした感じですが、もともと再付着しにくく、洗い上がりも良かったので劇的な変化とまではいかないかな。


皆さんもぜひお試しください。

チェーンディグリーザーの素と中性バイククリーナーの素はAmazonでも買えます。



ルーム始めました


経営悪化に伴い、日本含め海外への販売をやめてしまったWiggle/CRC。


ここに来て買収の話がまとまってきたようです。


情報によるとEvans CyclesとProBikeKitを所有するMike AshleyのFrasers Groupが買収の準備が完了したとのこと。


ProBikeKitは日本でもメジャーな海外通販サイトですね。

サイトも日本語対応していたりと、なかなか力を入れており、仮に買収が成立したとしたら再び日本への販売が再開される可能性もあります。


ただ、以前の記事にも書きましたが、海外への販売比率は低いので、当面はイギリス国内への販売へ注力して経営を安定化させる可能性もあります。


 円満買収とはいかない?

Frasers Groupによる買収はWiggle/CRCにとって必ずしも喜ばれるものでもなさそうです。


なぜなら、すでに従業員の解雇が始まっているからです。


実際に従業員と思われる人による書き込みで


管理者がシャッターを閉めた」


残念ながら、組織内の他のみんなと一緒に、私の時間は切れています」


Chain Reaction CyclesとWiggleCRCでほぼ10年になった後、さよならを言う時が来ました...同僚とビジネス全体に別れを告げる非常に悲しい日です」


と言うようなコメントがされているようです。


 まとめ

買収が成立したとしても、日本への通販が再開される可能性はまだ分かりません。

売り上げ比率から考えても海外販売をすぐに再開するメリットも少ないので、まずはイギリス国内への販売を安定化させることが最優先でしょう。


ボクらのWiggleが復活する人待ちましょう。




高機能インソールとして人気のソールスターのKONTROLとBLKがバージョンアップして、それぞれKONTROL2とBLK2になりました。


私もKONTROLを使用していますので、どのように変わったのか?新しく買い直す価値はあるのか気になり調べてみました。




 KONTROL2

結論から言うと、今使っているものを捨ててまで買い替えるメリットはなさそうです。


変更点は、ソールスターの特徴であるカーボンコアの見直しを行ったことで、ペダリングに最適なシナリを最適化したとのこと。


インソールが適度にしなることで、反発を使ったペダリングができるようになるそうです。


シューズのソールが柔らかければメリットあるのかもしれませんが、例えば私の902はソールはかなり硬いのでメリットを受けられるか疑問です。


 BLK2

違いは厚みが薄くなったことです。

どのくらい薄くなったのか、具体的な数値は分かりませんでしたが、私の知り合いによるとBLKは厚みのためアッパーに足が強くあたるので、痛みのためとても使えなかったけど、BLK2に替えたところ痛みは出なくなったそうです。


BLKを使ってみたけど、厚みが原因で使うのを諦めていた人は試してみる価値はありそうですね。