大寒です。
二十四節気では今日1月20日から2月3日の立春までの期間を「大寒」と呼び、
文字通り、とても寒い!
気象庁による過去からのデータでもまさに冬本番、厳しい寒さを示しています。
・・・しかし・・・
なんと、全国的に今日は暖かかったですね。
1月16日に発表された気象庁の長期予報では
上空1500mの温度が平年より高く、向こう1か月は平年より暖かい日が続くようです。
冷えに影響される様々なカラダの不調にとっては、
暖かいのはありがたい・・・と思いがちですが、
実はこの異常気象が曲者なんです。
自然界は全てのものが様々な自然のリズムによって成り立っています。
気象現象も暖かい陽の季節から寒い陰の季節に穏やかに移行し繰り返すというリズムがあり、
生物もそのリズムに同調します。
私たち人間も例外ではありません。
私たちのカラダには、
カラダの内部の環境、例えば
体温や血液量、血糖値、呼吸、免疫などの生理機能を自動調整するホメオスタシスという機能が備わっています。
ところが異常気象のように、本来のリズムが乱れると、
カラダはびっくりしてしまい
えっ、寒いと思ってたのに、暖かいじゃん・・・
と思ったら、夜はけっこう寒いじゃん・・・
・・・とあわててホメオスタシス機能をフル稼働して、
疲れて、体調を崩してしまうのです。
このホメオスタシスという生理機能がうまく働かない状況を
東洋医学では
「気」が不足している、
「気」の流れが滞っている、と表現しています。
「元気がない」・・・
「やる気がない」・・・
「気が重い」・・・・
「病気」・・・
そうならないように
日頃からホメオスタシスの底力、気力をアップしておくことが大事です。
それには、運動、睡眠、栄養に留意して
ストレスを溜めないように、
ポジティブに、楽しく、
穏やかな毎日を過ごしてくださいね。
・・・て、ほんとそう思うんですが
なかなかそうもいかずにバタバタ過ごしている私です・・・
反省・・・
本日も最後までお読みくださってありがとうございました。