いよいよ12月!

寒さもいよいよ厳しくなってきました。

 

自転車で風を切って進む爽快感よりも、冷たい風に苦痛を感じるようになってきました。

ハンドルを握る手が痛くなるほど辛く感じます。

あったかい手袋、買おうかなー・・・

 

さて、冬の冷たくて乾燥した空気は、皮膚の大敵です。

 

特に手のひび割れ、アカギレは痛いからツラい!

 

ひどくならないようにしっかり日頃からケアしていきましょう。

 

大事なポイントは次の4つ、保湿、血行、食事、睡眠、です。

 

1 保湿  

・食器洗いなどの水仕事は、洗剤で手の油脂など保湿成分を溶かしてしまいます。温水を使うとお皿の汚れはよく落ちますが手の保湿成分もとってもよく落ちます。なるべくゴム手袋を着用しましょう。

 

・特に冬は日常から保湿クリームを使ってケアしましょう。まあガサガサする程度ならよくあるやつでかまいませんが、アカギレがひどくて血が滲んでいるような場合や皮膚炎を併発しているようなら薬局や医師に相談してください。

 

・コロナからすっかり日常生活に定着した手指の消毒の習慣・・・アルコールのタイプも次亜塩素酸のタイプも乾燥をすすめてしまいます。保湿クリームを併用してくださいね。

 

・冷たく乾燥した外気は皮膚の水分をとばし、冷えは血行を悪くします。外での手袋、必須です。ポッケに手を突っ込むのはやめてね。

 

・部屋の湿度が低いと、皮膚の乾燥が進んでしまいます。エアコンやヒーターの温風はどんどん室内を乾燥させてしまいます。加湿器はぜひ使ってください。皮膚のためでもありますが、インフルエンザ等のウイルスを増殖させないためにも乾燥は厳禁です。湿度60%前後の環境ではウイルスは増殖できず、数時間で不活性化するそうです。部屋に湿度計を設置することをお勧めします。

 

2 血行

 

・保湿がしっかりできていても、血行不良だと手先が特に冷たくなり、皮膚がガサガサになります。手袋をしても、手に携帯用カイロを持ってもなかなか温まらないのは、体全体の血行が悪い証拠です。

血行を良くするには入浴がオススメです。
シャワーだけで済ますのではなく、しっかりと湯船に浸かって、身体中を芯から温めてください。

38~40度程度の少しぬるめのお湯に15分程度のんびり浸かってくださいね。
ただし、血行は良くなるけど保湿成分は流れ出ているので、入浴後の保湿ケアは忘れずに。

 

3 食事
 
・栄養に偏りのない、バランスの良い食事を適量、規則正しくすることが皮膚の健康に大事です。暴飲暴食すると肌荒れする、という実体験がある人も多いことでしょう。東洋医学では「脾」つまり胃腸など内臓の不調と肌の不調は密接な関係があると説いています。
・バランスよく、が前提ですが、あえて肌のために意識して摂取すべきがビタミンAとビタミンEです。ビタミンAは皮膚の乾燥を防ぎ、修復を助けます。ビタミンAは過剰に摂取すると健康を害するので、サプリメントではなく緑黄色野菜等をモリモリ食べてくださいね。
ビタミンEは、血管の健康を保ち、血行を良くします。
 
・コタツでアイスクリームを食べるのが冬の楽しみ・・・なんていう人も多いのですが、冬に身体を冷やす食材を食べることも避けた方がよいですよ。体が冷えれば間違いなく手も冷えます。
逆に、身体を温める食材、ショウガはオススメです。
 
4 睡眠
 
・徹夜の後は、お肌ガサガサ・・・なんて経験ありますよね。皮膚の修復を促す成長ホルモンは、夜寝ているあいだに分泌されます。ぐっすりと良質の睡眠をすることで、手もスベスベツヤツヤ!
 
以上が、手のケアのポイントですが、
これらの対策が功を成さず、さらにアカギレやひび割れがひどくなり、
血がにじんだり、割れたり、ガサガサが硬くなったり、痒みがあったり、などなど症状が悪化した場合は、早めに皮膚科を受診してくださいね。
 

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本日も最後までお読みいただいて

ありがとうございました。

 

 

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