ゲイだと言っても否定されないものなんだ、という“経験”をした。 | 問題解決セラピスト佐藤敬司 〜性の自己否定と、家族への自己犠牲を終わらせ、本当の笑顔を取り戻す〜

問題解決セラピスト佐藤敬司 〜性の自己否定と、家族への自己犠牲を終わらせ、本当の笑顔を取り戻す〜

ゲイの事実婚、セックスレス、不倫、メニエール、パニック障害、ウツを経験。また、自己破産、双極性障害、引きこもりの家族に自己犠牲を払う。心理の世界に触れて人生大逆転!皆さんのお悩みに沿ったセラピーを行っております。


じゃあ、ぼくは、 
全肯定!心理学の場で 
どうゆうプロセスで 
どうゆうココロの変化が生じ 
カミングアウトの第一歩を 
踏むまでに至ったのか?

と書いた。



2016年の暮れあたりは
ぼくは
「音 恐怖症」に悩まされていた。

エアロビで音楽をかける仕事なのに
人の声と、音楽が、
脳みその中で響いてしまって
聞き分けられなくなっていたのだ。
もちろん恐怖でしかない。

長年の経験だけを頼りにして、
なんとかレッスンをしていた。



全肯定!を決めるのに決定的だったのは
同じ長年のインストラクター仲間で
もうすでに全肯定!カウンセラーだった
かずちゃん のおかげだった。

音のツラさやもろもろの悩みを
(ゲイのことは怖くて言わなかった)
聞いてもらっただけで、




気づきがあって、
なんかホッと安心して、ゆるんで、
少し、耳が良くなったのだ。




もう、たぶん翌日には、
全肯定!の大阪の心理学講座に
ポーンとお金を払っていた。



それだけ、
全肯定!にはきっと効果がある
と思ったのだ。



ただ、『大阪』を選んだ。



単純にその時
北海道での講座が無かったのもあるが

ゲイのことを言うか言うまいかは別として

悩みを言うなら
誰のことも知らない
ぼくのことも誰もわからない
遠くの地で。
と、怖がっていたのは、
間違いない。



大阪の全肯定!心理学講座では
4人ずつグループになって座った。



(大阪まで来たんだ。言おう…!)



震える声で、
「ぼくは… ゲイで…
友達がほしい…」と言った。



誰も
「えぇぇぇ〜〜〜!?」とか
「気持ち悪〜〜〜い」と
言わなかった。



ただ。



「そうなんだ」



だった。



震えるぼくの肩を
たかぢんさんがさすっていてくれた。



全肯定!の場は
“ 安心安全の場 ”
“ 否定されない、アドバイスもない ”
前知識でそれは知っていたが。



ほんとになんともなかった。
誰にも否定されなかった。



「ゲイだと言っても
否定されないものなんだ。」
ということを、
まず、全肯定!の場で
初めて “ 経験 ” したのだ。




続く






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