たまらなく孤独で、熱い街 -81ページ目

全日程終了 2014

74勝68敗2分で3位。

 

9月からの失速感が。

横山、そして戦力外となった方々、お疲れさまでした。


『未来線上のアリア』 綾崎 隼

未来線上のアリア (メディアワークス文庫)

未来線上のアリア
著者・後書:綾崎 隼

(メディアワークス文庫)

初版:2014年8月23日

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「冷たい方程式」ものを長編でどう料理するのかと期待をこめて購入。

たしかに冷酷な状況ではあったが「愛」が邪魔。

愛するきっかけもこれでは脱力。

きっかけはどうでもいいが、私はひねくれた愛の物語ではなくてSFを読みたかったんだよ。

宇宙船で目的地に向かっているというのに、その雰囲気が全然感じられなかったのは単なる小道具ということか。


『とり・みきのしりとり物語』 とり・みき

とり・みきのしりとり物語

とり・みきのしりとり物語
著者・あとがき:とり・みき

(角川書店)

初版:1996年7月1日

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88年から94年にかけて『月刊ニュータイプ』に連載されたエッセイらしいので著者が30代の頃のか。

第一印象は「エッセイも上手いじゃないか」。

もともとはコミックかと思って『大雑貨事典』(近日読破!)と一緒に購入したのだが。

ギャグ漫画とコメディ漫画の相違にうなづき、手塚治虫の死に改めて思いを馳せ、その他年齢が近いせいか色々と首肯すること(ばかりではないが)多かりし夜。

くれぐれも「とり」と「みき」の間には「・」(中黒?)を入れ忘れないこと。


『ユニヴァーサル野球協会』 ロバート・クーヴァー

ユニヴァーサル野球協会 (白水Uブックス)

ユニヴァーサル野球協会
著者:ロバート・クーヴァー

訳者・解説:越川 芳明

(白水uブックス・海外小説 永遠の本棚)

初版:2014年1月30日

(1985年8月に若林出版企画より刊行)

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1968年の作。

この時期に読むのが好適かと思ったものだ。

子供の頃に野球カードゲームで遊んだことはあったが、この本の主人公までは至らなかったな。

ゲームの中の世界が生き生きとすればするほど、現実の主人公の孤独が痛々しい。

メタフィクションであり、メタファーもあるのだろうが、読むのはしんどかった。



【読書メーター】 2014年9月分

さあ、今日は阪神との大決戦ですよ。

 

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:5369ページ


黒き計画、白き騎士: 時間結社〈カンパニー〉極秘記録 (ハヤカワ文庫SF) 黒き計画、白き騎士: 時間結社〈カンパニー〉極秘記録 (ハヤカワ文庫SF)感想
秘密結社〈カンパニー〉は過去への時間旅行と不死により、過去のお宝を手に入れて莫大な利益を手にしていた。 過去のさまざまな「出来事」を描いているが、単発ならそれなりに面白いのもあったが、まとめて読まされると印象に残らない。 特にこまっしゃくれたガキの連作は読むのがしんどかった。 それに、歴史改変じゃねーのかというのもいくつか。 655ページ
読了日:9月2日 著者:ケイジ・ベイカー
空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫) 空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)感想
1巻を読んだのは4年も前なので、ざっと流し読みしてから2巻を読む。 要するに“O”が作り出すゲームの世界で、主人公の一輝がいかに「敵」の「憑き物」を「落とす」かにかかっているわけだな。 まるで京極堂みたいだが。 ただ、それが面白いかどうかというと、名探偵も真っ青の「鋭さ」とこの手の小説に特有の「鈍さ」を併せ持つ主人公にいささか辟易してきてしまった。 それにしても引きは上手いな。 313ページ
読了日:9月4日 著者:御影瑛路
鏡の中は日曜日 (講談社文庫) 鏡の中は日曜日 (講談社文庫)感想
殊能将之は『黒い仏』以来10年以上ぶり。 昨年2月に惜しくも亡くなられてしまった。 合本なので1冊で2度3度おいしい。 そうは言っても『鏡の中は日曜日』はなんとなく読んで、なんとなく読み終えてしまった。 石動がどれほどの名探偵か分からない(忘れている)し思い入れもないし、法月の言う「ホームズ・パロディ的な想像力」がこちらにはないし。 それよりも某海外ミステリみたいにずっこける『樒』とそれの後日談の『榁』は面白かったな。 584ページ
読了日:9月6日 著者:殊能将之
HEARTBEAT (創元推理文庫) HEARTBEAT (創元推理文庫)感想
『僕は長い昼と長い夜を過ごす』以来だが、これもハートウォーミングですねえ。 彼女との10年前の約束を果たすためにアメリカから戻ってきた主人公。 だが彼女は現れず、代わりに彼女の夫という男が待っていた。 彼女を捜そうとする主人公だが、彼自身もアメリカで過酷な思いを味わってきた。 ラストはたしかに驚かされましたが、やや消化不良。 366ページ
読了日:9月9日 著者:小路幸也
404 Not Found (講談社ノベルス) 404 Not Found (講談社ノベルス)感想
時間ループものかと思って読んでたら、意外な方向に。 色々とミステリアスで面白かったが、この「世界」は安易だなという気が。 でも作者の底意地の悪さがあちこちに見られて好きです。 288ページ
読了日:9月10日 著者:法条遥
推定未来 ―白きサイネリアの福音― (メディアワークス文庫) 推定未来 ―白きサイネリアの福音― (メディアワークス文庫)感想
未来をかなりの確率で予知する人がいて、将来起こりうる犯罪を未然に防ごうとする話かと思って期待したら外れた。 「多様な情報を収集して、データマイニングして、独自に開発した数値予報モデルに落とし込み犯罪が発生する確率を数値化する」だと。 なんじゃそりゃとがっかり。 それに、この手の小説にありがちな、悲惨な過去に囚われた人が多すぎだし、一か所に集まりすぎだし、結局は「憑き物」を「落とす」話。 やっぱり主人公は最後に鋭いところを披露するのですね。 MW文庫で目ぼしそうな本を探すのはあきらめるか。 338ページ
読了日:9月11日 著者:間宮夏生
四段式狂気 (角川ホラー文庫) 四段式狂気 (角川ホラー文庫)感想
「必ず4度ダマされる。驚愕必至のミステリー・ホラー」とあるので、騙されたつもりで読んだが全然ダマされた気がしないではないか。 サイコものは「なんでもアリ」になるので好きじゃないのを割り引いても、展開にワクワクドキドキ感がないんだよね。 「へえ、そうですか、作者はそうきましたか」としか思えずに淡々と読んでました。 255ページ
読了日:9月13日 著者:二宮敦人
極大射程〈上巻〉 (新潮文庫) 極大射程〈上巻〉 (新潮文庫)感想
ボブ・リー・スワガーの第一作。ヴェトナム戦争で伝説の名狙撃手として名を馳せたスワガーも、退役後は大自然と愛犬を相手に隠遁生活を送っている。そんな彼の許に依頼が来る。相手はヴェトナムでスワガーを射ち、親友を射殺した憎っくきロシア人のスナイパー。奴が合衆国大統領を狙撃するという。スワガーはその場所を特定するために調査し、可能性が一番高いと思われる地へと赴く。あれ?上巻の半分で終わっちゃうじゃん。と思ってたら、スワガーも私もすっかり騙されてたようです。思いもよらぬ展開が待っていた。396ページ
読了日:9月15日 著者:スティーヴン・ハンター
極大射程〈下巻〉 (新潮文庫) 極大射程〈下巻〉 (新潮文庫)感想
いやあ、実に面白かった。 後半はスワガーのターン。 括目して成り行きを彼に任せようじゃないか。 ラストは拍手喝采ですな。 398ページ
読了日:9月17日 著者:スティーヴン・ハンター
空ろの箱と零のマリア〈3〉 (電撃文庫) 空ろの箱と零のマリア〈3〉 (電撃文庫)感想
前2巻は「現実」の中での「ゲーム」だったが、今度は本当にゲームの世界になってしまった。 6人が閉じ込められたクローズド・サークル。 そして「死のゲーム」。 提示された条件をクリアして(誰かを殺してあるいは殺させて)生き残ることが勝利への道。 一輝やマリアは生き残ることができるのか。 とは言っても、ルールをもっとシンプルにできなかったものか。 ルールがなかなか頭に入ってこない。 331ページ
読了日:9月19日 著者:御影瑛路
空ろの箱と零のマリア〈4〉 (電撃文庫) 空ろの箱と零のマリア〈4〉 (電撃文庫)感想
3巻と4巻は続きものなので、忘れないうちにと思って読んでみたけど。 もう何があってもどうでもよくなっちゃったな。 一輝とマリアの関係も。 今のところ6巻まででているようだが、まあ、ね。 317ページ
読了日:9月20日 著者:御影瑛路
オフシーズン (扶桑社ミステリー) オフシーズン (扶桑社ミステリー)感想
ケッチャムの長編デビュー作。オフシーズンに田舎のさらに辺鄙なところへやってきた都会の若者たち。だがそこには・・・。一時期流行ったスプラッタ映画みたいな出だし。ケッチャムも映画をかなり参考にしたらしい。面白いかどうかは何とも言えないが、絵空事にしか思えないので衝撃度は低め。個人的には「あり得そう」な『隣の家の少女』の方がけったくそ悪かった。これから読もうと思う人は「裏表紙」も「序文」も「作者あとがき」も「解説」も一切目に触れずに本文から読むことをオススメします。324ページ
読了日:9月22日 著者:ジャック・ケッチャム
オズの魔法使い (新潮文庫) オズの魔法使い (新潮文庫)感想
いやあ楽しい。 ケッチャムの後に読むと楽しさ倍増(?)。 ドロシーという女の子が竜巻でオズの国へ飛ばされて、そこでさまざまな人に会い助け助けられながら冒険をするお話。 なんか読んでて総天然色の画像が脳裏に浮かんできました。 殺伐とした話よりもこういう話の方がいいな。 殺伐とした話ももちろん嫌いではない。 253ページ
読了日:9月24日 著者:ライマン・フランク・ボーム
巨獣めざめる (上) (ハヤカワ文庫SF) 巨獣めざめる (上) (ハヤカワ文庫SF)感想
人類は太陽系に進出し、経済的に豊かな地球や火星の内惑星連合と、資源供給地で貧困にあえぐ外惑星系の二つに分かれていた。 そんな中、平凡な氷運搬船が謎のステルス船の攻撃を受けて消滅。 一方では月の富豪令嬢が失踪。 運搬船の外にいて巻き添えを免れたホールデンと失踪者を追う刑事ミラーはそれぞれに事件を追うが・・・。 まあ、面白い・・・のかなあ。 431ページ
読了日:9月27日 著者:ジェイムズ・S・A・コーリイ
巨獣めざめる (下) (ハヤカワ文庫SF) 巨獣めざめる (下) (ハヤカワ文庫SF)感想
後半の展開はいささか気にいらなかったが、ストーリーは派手な場面もあれば登場人物たちの内面の葛藤も描写してて飽きさせない。 これ一作だけでも十分に面白いが、全六部もあるとなると付き合いきれんな。 ところで「巨獣」ってなんだ? 読む前は宇宙怪獣でも出るのかと思ったし、読んでいる途中では巨大恒星間宇宙船かとも思ったが、まさか「アレ」が? 420ページ
読了日:9月29日 著者:ジェイムズ・S・A・コーリイ

読書メーター

『巨獣めざめる』(上・下) ジェイムズ・S・A・コーリイ

巨獣めざめる (上) (ハヤカワ文庫SF)

巨獣めざめる (上)
著者:ジェイムズ・S・A・コーリイ

訳者:中原 尚哉

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2013年4月25日

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巨獣めざめる (下) (ハヤカワ文庫SF) 巨獣めざめる (下)
著者:ジェイムズ・S・A・コーリイ

訳者・後書:中原 尚哉

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2013年4月25日

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2011年の作。

著者はダニエル・エイブラハム(『ハンターズ・ラン』の共著者の一人)とタイ・フランクの共作用ペンネーム。

人類は太陽系に進出し、大きく分けて経済的に豊かな地球や火星の内惑星連合と、資源供給地で貧困にあえぐ外惑星系の二つ。

そんな中、平凡な氷運搬船が謎のステルス船の攻撃を受けて消滅。

一方では月の富豪令嬢が失踪。

運搬船の外にいて巻き添えを免れたホールデンと失踪者を追う刑事ミラーはそれぞれに事件を追うが・・・。

 

ストーリーは派手な場面もあれば登場人物たちの内面の葛藤も描写してて飽きさせないが、全六部もあると付き合いきれん。

これ一作だけでも十分に面白いし。

 

ところで「巨獣」ってなんだ?

読む前は宇宙怪獣でも出るのかと思ったし、読んでいる途中では巨大恒星間宇宙船かとも思ったが、まさか「アレ」が?

『オズの魔法使い』 ライマン・フランク・ボーム

オズの魔法使い (新潮文庫)

オズの魔法使い
著者:ライマン・フランク・ボーム

訳者・後書:河野 万里子

(新潮文庫)

初版:2012年8月1日

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1900年の作。

『不思議の国のアリス』に続いて「今までこんな名作を読んでいなかったなんて恥ずかしくないの?」(長い)シリーズ第2弾。

 

いやあ楽しい。

ケッチャムの後に読むと楽しさ倍増(?)。

ドロシーという女の子が竜巻でオズの国へ飛ばされて、そこでさまざまな人に会い助け助けられながら冒険をするお話。

なんか読んでて天然色の画像が脳裏に浮かんできました。

殺伐とした話よりもこういう話の方がいいな。

殺伐とした話も好きだけど。


パワーアップした(らしい)新エディタを使ってみた

オフシーズン (扶桑社ミステリー)
ジャック ケッチャム Jack Ketchum

扶桑社  2000-09
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なんじゃこりゃ。
願わくば新エディタ一択になりませんように。

『オフシーズン』 ジャック・ケッチャム

オフシーズン (扶桑社ミステリー)

オフシーズン
著者・後書:ジャック・ケッチャム

訳者:金子 浩

序文:ダグラス・E・ウィンター

解説:風間 賢二

(扶桑社ミステリー)

初版:2000年9月30日

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1981年の作。

ケッチャムの長編デビュー作。

オフシーズンに田舎のさらに辺鄙なところへやってきた都会の若者たち。

だがそこには・・・。

 

一時期流行ったスプラッタ映画みたいな出だし。

ケッチャムもその手の映画をかなり参考にしたらしい。

面白いかどうかは何とも言えないが、絵空事にしか思えないので衝撃度は低め。

個人的には「あり得そう」な『隣の家の少女』の方がけったくそ悪かった。

 

これから読もうと思う人は「裏表紙」も「序文」も「作者あとがき」も「解説」も一切目に触れずに本文から読むことをオススメします。


『空ろの箱と零のマリア 4』 御影 瑛路

空ろの箱と零のマリア〈4〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈4〉
著者・後書:御影 瑛路

(電撃文庫)

初版:2010年6月10日

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3巻と4巻は続きものなので、忘れないうちにと思って読んでみたけど。

正直なにがあってもどうでもよくなっちゃったな。

一輝とマリアの関係も。

今のところ6巻まででているようだが、まあ、ね。