たまらなく孤独で、熱い街 -79ページ目

『時間のかかる彫刻』 シオドア・スタージョン

時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)

時間のかかる彫刻
著者・序文:シオドア・スタージョン

訳者:大村 美根子

解説:大森 望

(草原SF文庫)

初版:2004年12月10日

(1983年1月にサンリオSF文庫より『スタージョンは健在なり』にて刊行

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「ここに、そしてイーゼルに」

「時間のかかる彫刻」

「きみなんだ!」

「ジョーイの面倒をみて」

「箱」

「人の心が見抜けた女

「ジョリー、食い違う」

「〈ない〉のだった――本当だ!」

「茶色の靴」

「フレミス伯父さん」

「統率者ドーンの〈型〉」

「自殺」

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初読時はピンと来ないのが多いが、しばらく時間を空けてからパラパラと読み返すと、胸に落ちる。

コテコテのSFではなく、読みやすい作品が揃っている気がします。

そうは言っても「海を失った男」みたいなのも読みたいけどね。



『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』 三上 延

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち
著者・後書:三上 延

(メディアワークス文庫)

初版:2011年3月25日

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こういう売れている本はわざわざ読まなくてもいいと思ったが。

作者は安楽椅子探偵ものをやりたかったのかな。

でも気をつけないと、探偵の(つまり作者の)思うがままになってしまう。

あくまでも可能性の一つと思っていればいいのかな。




『ファンタジスタドール イヴ』 野﨑 まど

ファンタジスタドール イヴ (ハヤカワ文庫JA)

ファンタジスタドール イヴ
著者:野崎 まど

解説:谷口 悟朗

(ハヤカワ文庫JA)

初版:2013年9月25日

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「ファンタジスタドール」がなんなのか分かりませんでしたが、前日譚ということで結論が先にありきのような感じ。

途中までは大正か昭和初期のような雰囲気でしたが、タバコが1400円というところで未来だったのかとやっと気づく。

ラストは駆け足のようでしたが、作者の違う面も見られたような気がして満足です。

なんとなく(全然関係ないけど)山田正紀の『アイドロイド・ユイ』を思い出す。

文庫化しないかな。

血が吹き出そうな切れ味は抜群だが、もう時代とそぐわないから無理か。





『バイロケーション スプリット』 法条 遥

バイロケーション スプリット (角川ホラー文庫)

バイロケーション スプリット
著者:法条 遥

(角川ホラー文庫)

初版:2013年12月25日

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『バイロケーション』の2作目。

読んでいると、色々と矛盾というか疑問というかアラが目立ってきた。

なぜ存在している時間が確定しているのか。

現れる頻度や場所に法則はないのか。

などなど。

この作者は底意地の悪さが魅力なのだが、今回程度じゃ話にならんね。

このシリーズを続けるのは無理じゃないかな(出れば読むけど)。


『二壜の調味料』 ロード・ダンセイニ

二壜の調味料 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

二壜の調味料
著者:ロード・ダンセイニ

訳者:小林 晋

解説:中野 善夫

(ハヤカワ・ポケットミステリ)

初版:2009年3月15日

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「二壜の調味料」

「スラッガー巡査の射殺」

「スコットランド・ヤードの敵」

「第二戦線」

「二人の暗殺者」

「クリークブルートの変装」

「賭博場のカモ」

「手がかり」

「一度でたくさん」

「疑惑の殺人」

「給仕の物語」

「労働争議」

「ラウンド・ポンドの海賊」

「不運の犠牲者」

「新しい名人」

「新しい殺人法」

「復讐の物語」

「演説」

「消えた科学者」

「書かれざるスリラー」

「ラヴァンコアにて」

「豆畑にて」

「死番虫」

「稲妻の殺人」

「ネザビー・ガーデンズの殺人」

「アテーナーの楯」

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原著は1952年刊行。

表題作は再読ながら楽しめた。

機会があればぜひ読んでもらいたい逸品です。

その他のも奇妙な味というか、梯子を外された気分というか、モヤモヤ感が残るが悪くはない。

続けて読むと同じような印象を受けるので、他の本の合間に読むといいかも。


『冷血』 トルーマン・カポーティ

冷血 (新潮文庫)

冷血
著者:トルーマン・カポーティ

訳者・後書:佐々田 雅子

(新潮文庫)

初版:2006年7月1日

(2005年9月に新潮社より刊行)

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新潮文庫は見た目以上にページが厚くていけない。

ほとんど読んだことはないが、これがノンフィクションノベルなのか。

「講釈師見てきたような嘘を言い」のように、作者の想像も多分に入っているだろうけど、概ねはこの通りなのだろう。

だから、彼らの行為には慄然とさせられるが、こう言ってはなんだが、目的があっての行為だけに、キレて衝動的に犯罪を犯す奴らよりはまともな気もする(家宅侵入までは)。

ペリーの単独なら、あるいは他の奴と組んでいたならここまでやったかどうか。

作者はどちらが銃を撃ったかを曖昧にすることで読者の興味を持たせようとしている気がしたが、考えすぎかも。



【読書メーター】 2014年10月分

相変わらず迷走する読書。

同じようなのを続けて読むと飽きちゃうしね。

 

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5810ページ


ユニヴァーサル野球協会 (白水Uブックス) ユニヴァーサル野球協会 (白水Uブックス)感想
この時期に読むのが好適かと思ったものだが。 子供の頃に野球カードゲームで遊んだことはあったが、この本の主人公までは至らなかったな。 ゲームの中の世界が生き生きとすればするほど、現実の主人公の孤独が痛々しい。 メタフィクションでもあり、メタファーもあるのだろうが、読むのはしんどかった。 370ページ
読了日:10月2日 著者:ロバート・クーヴァー
とり・みきのしりとり物語 とり・みきのしりとり物語感想
88年から94年にかけて『月刊ニュータイプ』に連載されたエッセイらしいので著者が30代の頃のか。 第一印象は「エッセイも上手いじゃないか」。 もともとはコミックかと思って『大雑貨事典』(近日読破!)と一緒に購入したのだが。 ギャグ漫画とコメディ漫画の相違にうなづき、手塚治虫の死に改めて思いを馳せ、その他年齢が近いせいか色々と首肯すること(ばかりではないが)多かりし夜。 くれぐれも「とり」と「みき」の間に「・」(中黒?)を入れ忘れないこと。 269ページ
読了日:10月4日 著者:とり・みき
未来線上のアリア (メディアワークス文庫) 未来線上のアリア (メディアワークス文庫)感想
知らない作家さんだが、「冷たい方程式」ものをどう料理してくれるのかと期待をこめて購入。 たしかに冷酷な状況ではあったが「愛」が邪魔。 愛するきっかけもこれでは脱力。 きっかけはどうでもいいが、私はひねくれた愛の物語ではなくてSFを読みたかったんだよ。 宇宙船で目的地に向かっているというのに、その雰囲気が全然感じられなかったのは単なる小道具ということか。 306ページ
読了日:10月5日 著者:綾崎隼
失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫) 失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選 (光文社古典新訳文庫)感想
関係ないけど、今日は「ミステリーの日」らしい。 4編どれもいいのだけど、以前どこかにも書いたがギリシャ神話がでてくると、私の脳内では登場人物が吾妻ひでおの『オリンポスのポロン』に変換されるのでマンガチックになってしまう。 好みからすれば、ややくどい表題2編よりも「トンネル」「故障」かな。 328ページ
読了日:10月7日 著者:フリードリヒ・デュレンマット
窓から逃げた100歳老人 窓から逃げた100歳老人感想
極め付きのホラ吹きという感じで、実に楽しい読書でした。 100歳になった老人が、その誕生日記念のパーティにでるのがイヤで老人ホームから脱走。 そこからの獅子てんや瀬戸わんや。 これだけでも面白いのに、並行して語られる100歳老人の半生記に絶句と爆笑。 これはもう読んでもらうしかない。 (そうは言っても色々とキナ臭いし、日本のことは全然わかってないようだが)。 秋の夜長の読書にはピッタリかも。 413ページ
読了日:10月9日 著者:ヨナス・ヨナソン
ペルソナ探偵 (講談社文庫) ペルソナ探偵 (講談社文庫)感想
『幻影のペルセポネ』以来2冊目。 そういえば、どちらもネットを扱っているな。 同人誌を作る六人の男女。 だが連絡などはネットを使い、オフ会はなし。 決して会うことのない六人だったが、あることが起きて・・・。 同人誌に載せた作中作の三つの短編が謎を解く手掛かりになるのだろうなとは思ったが、上手く騙してくれるものですね。 あらすじで余り煽らないで欲しいけど。 それと、表紙は妊婦に見えるのが何だかな。 よく見れば二人の人物なのだが。 どーでもいいけど。 400ページ
読了日:10月11日 著者:黒田研二
寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174) 寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)感想
米ソ冷戦の時代。 ベルリンで任務に失敗して自堕落になったリーマスに東側が接触してきた。 高額な報酬と引き換えにリーマスがつかんでいる情報を話すようにと・・・。 序盤はかったるい気もしたが、中盤から何がどうなって誰が味方やら敵やら状態で本をめくる手が止まりません。 今となっては古典的な古き良き時代のスパイ物語に思われてしまうのだろうな。 タイトルが皮肉っぽいのと、適度な長さが好感が持てます。 334ページ
読了日:10月13日 著者:ジョン・ル・カレ
キッド・ピストルズの冒涜―パンク=マザーグースの事件簿 (創元推理文庫) キッド・ピストルズの冒涜―パンク=マザーグースの事件簿 (創元推理文庫)感想
いきなり序文で読む気が遠のいたが、なんとか読了。 10年以上前に『生ける屍の死』読んで以来ですが、この作者の文体はやはり読者を選びそう。 パラレル英国やマザーグースが生かされているのか分かりませんが、そこそこ面白かったということで。 370ページ
読了日:10月15日 著者:山口雅也
クトゥルフ少女戦隊 第一部 (The Cthulhu Mythos Files) クトゥルフ少女戦隊 第一部 (The Cthulhu Mythos Files)感想
今年は山田正紀の新刊を読めないのかと思っていたら、年末を前にようやくラノベみたいなタイトルの本が出た。 ラノベと勘違いして買う人よりも、ラノベと思って買わない人の方が多そうだが。 2巻が出てから一気に読もうかとも思いましたが、ちゃんと出るのかちゃんと終わるのか少々不安があったしなによりも飢えていたので読んでしまった。 はあ、面白かった。 いや、渾身の世界観はよくわかりませんでしたが、山田節に酔いしれました。 これは新たなる『神狩り』なのか。 256ページ
読了日:10月17日 著者:山田正紀
女王国の城 上 (創元推理文庫) 女王国の城 上 (創元推理文庫)感想
前の3作を読んだのは10年以上も昔なので、今ひとつ人間関係がわからなかった。 『月光ゲーム』や『孤島パズル』はそれなりに記憶にあるし、特に『孤島パズル』での江神の「神のような推理」にはゾクゾクしたものです。 その後に読んだ『双頭の悪魔』は全然覚えてないけど。 江神が行っているはずの信州の山奥にある宗教団体〈人類協会〉の聖地へアリスたちも向かう。 色々あったがなんとかお城に入れてもらえ、江神とも再会できたが・・・。 事件の被害者が「この人誰?」と思った時点でどうでもよくなっちゃったな。 435ページ
読了日:10月19日 著者:有栖川有栖
女王国の城 下 (創元推理文庫) 女王国の城 下 (創元推理文庫)感想
過去3作の江神がどうだったか記憶にないけど、諸々のしがらみから超越した探偵でいて欲しい。 余りに現実離れいない程度で。 それと、どうしてシリーズものは次第に長くなるのでしょうか。 半分とは言わないが7割程度でよかったのではないか。 438ページ
読了日:10月21日 著者:有栖川有栖
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA) 探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)感想
1985年ころのススキノが舞台らしい。 主人公は28歳の若者(本人に言わせれば「ぢぢい」)だが、百戦錬磨を相手にそんなにホイホイとやっていけるのかと疑問。 主人公よりも若い年頃に読めばかっこいいお兄さんにほれぼれしただろうが、途中のエピソードに出てくる教頭に近い年になっちまうと、調子こいてんじゃねーよと(面と向かっては言えないが)思ってしまって乗れず。 主人公がもっと年を重ねると味がでてくるのかなあ。 そこまでは付き合いきれんが、2作目は買ってあるのでそのうち読む。 394ページ
読了日:10月23日 著者:東直己
NOVEL21 少女の空間 (徳間デュアル文庫) NOVEL21 少女の空間 (徳間デュアル文庫)感想
巻末の対談が『少年の時間』との前後編という悪徳商法なので半分仕方なく購入。 といいつつも対談はそれぞれ遠慮があるのか盛り上がりに欠けた。 小説の方は小林泰三が不発で、他のもなあ・・・。 「死人魚」なんざ、こちらの想像した通りに話が進むのでやんなっちゃった。 今のはどうだか知らないが、デュアル文庫は紙が厚くて丈夫だろうが読みにくい。 332ページ
読了日:10月25日 著者:デュアル文庫編集部(編)
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748) 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)感想
元々は犯罪者の島流しに使われいた月世界は、今でも植民地扱いで地球に搾取されるばかり。 地球と対等になるために革命を志す。 仲間に自我を持った計算機が出てくるが、これってAIだよね。 コンピュータも一般化されてない当時にAIを登場させ活躍させるとは。 前半は革命を成功させるためのディスカッションばかりで、読みにくくはないが冗長。 実際に動き出してからは俄然面白くなった。 ある意味理想的な革命でタカ派のイメージが強い作者にしてはおとなしいと思われたが、あくまでもエンタメ優先で書かれたのかな。 686ページ
読了日:10月27日 著者:ロバート・A・ハインライン
繁栄の昭和 繁栄の昭和感想
8年ぶりの短篇集。 どこを切っても筒井康隆らしさが溢れていてうれしくなります。 大笑いするようなドタバタは影を潜め、過去志向が強く感じられますが、それでも筒井康隆は健在なり。 今回はわが駄文の文章力を少しでも向上したいなと、句読点に注意を向けてみたが、さすがとしか言いようがないですね。 読みやすくてしかもリズムを壊さず。 感心するだけで、自身に生かせられないのが情けない。 237ページ
読了日:10月29日 著者:筒井康隆
とり・みきの大雑貨事典 (双葉文庫) とり・みきの大雑貨事典 (双葉文庫)感想
とり・みきさんがツイッターをやめたとか。 ネットサーフィンをしない身としては、とりさんのリツートも結構な情報源だっただけに残念。 マイナーな商品にとり・みきがうんちくを傾ける。 値段も入っているのがご愛嬌。 知らないものも多かったが読ませますね。 「とり」と「みき」の間には「・」(中黒?)をつけろっつーの。 242ページ
読了日:10月31日 著者:とり・みき

読書メーター

『とり・みきの大雑貨事典』 とり・みき

とり・みきの大雑貨事典 (双葉文庫)

とり・みきの大雑貨事典
著者:とり・みき

解説:まつい なつき

(双葉文庫)

初版:1997年11月5日

(1993年2月に双葉社より刊行)

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とり・みきさんがツイッターをやめたとか。

ネットサーフィンをしない身としては、とりさんのリツートも結構な情報源だっただけに残念。

マイナーな商品にとり・みきがうんちくを傾ける。

値段も入っているのがご愛嬌。

知らないものも多かったが読ませますね。

「とり」と「みき」の間には「・」(中黒?)をつけろっつーの。

『繁栄の昭和』 筒井 康隆

繁栄の昭和

繁栄の昭和
著者:筒井 康隆

(文藝春秋)

初版:2014年9月30日

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「繁栄の昭和」

「大盗庶幾」

「科学探偵帆村」

「リア王」

「一族散らし語り」

「役割演技」

「メタノワール」

「つばくろ会からまいりました」

「横領」

「コント二題」

「附・高清子とその時代」

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8年ぶりの短篇集。

どこを切っても筒井康隆らしさが溢れていてうれしくなります。

大笑いするようなドタバタは影を潜め、過去志向が強く感じられますが、それでも筒井康隆は健在なり。

今回は自分の駄文の参考にしようと、句読点に注意を向けてみたが、さすがとしか言いようがないですね。

読みやすくてしかもリズムを壊さず。

感心するだけで、わが身に生かせられないのが情けない。




『月は無慈悲な夜の女王』 ロバート・A・ハインライン

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 1748)

月は無慈悲な夜の女王
著者:ロバート・A・ ハインライン

訳者:矢野 徹

解説:牧 眞司

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2010年3月15日

(1976年10月に早川書房より刊行)

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1966年の作。

中学生の頃、無謀にも『異星の客』に挑戦して半分くらいで撃沈したという苦い経験があるので、それ以来どうもハインラインには苦手意識が。

 

元々は犯罪者の島流しに使われいた月世界は、今でも植民地扱いで地球に搾取されるばかり。

地球と対等になるために革命を志す。

仲間に自我を持った計算機が出てくるが、これってAIだよね。

コンピュータも一般化されてない当時にAIを登場させ活躍させるとは。

前半は革命を成功させるためのディスカッションばかりで、読みにくくはないが冗長。

実際に動き出してからは俄然面白くなった。

ある意味理想的な革命でタカ派のイメージが強い作者にしてはおとなしいと思われたが、あくまでもエンタメ優先で書かれたのかな。