たまらなく孤独で、熱い街 -77ページ目

『死者の舞踏場』 トニイ・ヒラーマン

死者の舞踏場 (ミステリアス・プレス文庫) 死者の舞踏場

著者:トニイ・ヒラーマン

訳者:小泉 喜美子

解説:原 尞

(ハヤカワ・ミステリアスプレス文庫)

初版:1995年7月31日

(1975年に早川書房より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

1973年の作。

アメリカ先住民族の保留地。

ズニ族の少年と、友人だが違う部族の少年が行方不明に。

ナヴァホ族警察のリープホーン警部補が捜査を始めるが、部族の壁というか慣習などの違いが立ちはだかる。

人名などがとっつきにくいが、コンパクトながらなかなかの面白さでした。


『お初の繭』 一路 晃司

お初の繭 (角川ホラー文庫)

お初の繭
著者:一路 晃司

解説:飴村 行

(角川ホラー文庫)

初版:2012年9月25日

(2010年10月に角川書店より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

第17回日本ホラー小説大賞受賞作。

「です、ます」調が新鮮な読み応え。

明治と思われる時代の空気も取り込んでいるし、ストーリーにも破たんはない(気がする)。

ただし、一番の大ネタが少し読んだだけで想像がついてしまうのが残念。

作者はそんなことは百も承知だろうけど。




『サラの柔らかな香車』 橋本 長道

サラの柔らかな香車 (集英社文庫)

サラの柔らかな香車
著者:橋本 長道

解説:大崎 善生

(集英社文庫)

初版:2014年9月25日

(2012年2月に集英社より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

将棋界の話をすると奨励会やら年齢制限やらが付いて回るので説明に苦慮する。

この作者も奨励会出身らしいが、その辺りの仕組みなどは上手く取り込んである気がする。

あとはサラを読者がどう受け取るかだが、私には異質すぎて狂言回し以上の存在には思えなかったな。

それでも色々とぶち込んでくれて、これ以上ないほど盛り上がります。

将棋を指さない人でも読めるんじゃないかな。


『ありふれた手法』 星 新一

ありふれた手法 (新潮文庫)

ありふれた手法
著者・後書:星 新一

(新潮文庫)

初版:1990年11月25日

(1981年6月に新潮社より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

「総合診断所」、「捨てる神」、「風と海」、「石柱」、「あの星」、「吉と凶」、「天使」、「名前」、「山道」、「数学の才能」、「夜の山道で」、「監視員」、「職業」、「振興策」、「レラン王」、「ある土地で」、「異端」、「サイドビジネス」、「てがかり」、「仲間」、「ふりむいた顔」、「湖で」、「交錯」、「決断」、「波長」、「あるいは」、「忘れ物」、「一流のカジノ」、「ありふれた手法」、「現象」

--------------------------------

落穂拾い的に星新一の未読本を読んではいるが、たまに気が付くこともある。

文章が上手ではないなあとか、エヌ氏が登場しなくなったのはいつからだろうとか。

失礼な物言いだが、あと一歩あとひと捻りが足りないという気分にさせられるものも多い。

もしかして初期作の方がパンチがあったという思いは、こちらの固定観念かもしれない。





『ノヴァ』 サミュエル・R・ディレイニー

ノヴァ (ハヤカワ文庫SF)

ノヴァ
著者:サミュエル・R・ディレイニー

訳者・後書:伊藤 典夫

(ハヤカワ文庫SF)

初版:1988年1月31日

Amazonで詳しく見る by G-Tools

1968年の作。

どうにも波長が合わないSF作家というと、真っ先に思いつくのがル=グウィン、ゼラズニイ、ディレイニー。

ニューウェーブの洗礼を受けたかは分からないが、多かれ少なかれ影響は受けているでしょうね。

で、これがニュー・スペースオペラなのか?

どんな作品でも読む時期やタイミングというのはきっとあるのだろう。

オールタイムベスト級の作品であっても。

遅かったんだな、読むのが。

でもまあ、私にとってノヴァと言えば超新星爆発でもなく、もちろんこの本でもなく、ヘストン版『猿の惑星』の女性だが・・・。

『ずっとお城で暮らしてる』 シャーリイ・ジャクスン

ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)

ずっとお城で暮らしてる
著者:シャーリィ・ジャクスン

訳者:市田 泉

解説:桜庭 一樹

(創元推理文庫)

初版;2007年8月24日

(1994年12月に学習研究社より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

1962年の作。

あの「くじ」を書いた作者だけに、この長編もかなりの期待でしたが合わなかったかな。

なにしろイライラさせられるし、一家毒殺事件の犯人もかなり早い段階で気づくし。

それも作者の狙いなら、まんまと引っかかったということです。

そんなことは些細なことで、書きたかったことは別にあったのでしょう。

再読する気はないが、再読すると違った景色がきっと見られそう。


『地獄の世紀』(上・下) サイモン・クラーク

地獄の世紀(上) (扶桑社文庫)

地獄の世紀(上)
著者:サイモン・クラーク

訳者:夏来 健次

(扶桑社ミステリー)

初版:2004年5月30日

Amazonで詳しく見る by G-Tools

地獄の世紀(下) (扶桑社文庫) 地獄の世紀(下)
著者:サイモン・クラーク

訳者・後書:夏来 健次

(扶桑社ミステリー)

初版:2004年5月30日

mazonで詳しく見る by G-Tools

永井豪の名作「ススムちゃん大ショック」の長編化みたい。

なぜ大人たちは子供を殺すのか、なぜゾンビのようになっていったのか。

生き残った若者たちが仲間と身を守るためにコミューンを作ったりしてサバイバルの様相。

圧倒的多数のゾンビを相手に生き残ることはできるのか。

後半はいささか趣が変わって黙示録風。

なぜこうなったかの説明もある。

そこそこ楽しめる内容でした。

『なにかのご縁~ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る~』 野﨑 まど

なにかのご縁―ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)

なにかのご縁―ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る
著者・後書:野崎 まど

(メディアワークス文庫)

初版:2013年4月25日

Amazonで詳しく見る by G-Tools

なんかラノベなどでありそうな、ハートウォーミングな話だな。

「天才」と「脳」という袋小路に嵌っていたかのような野﨑まどは新しい鉱脈(シリーズ)を見つけたのかもしれない(勝手な憶測)。

縁があってこの本を手に取り読んだのだが、なんともいえずフラストレーションがたまる。

俺が野﨑まどで読みたいのはこんなんちゃうねん、と。

ふと思ったが、『know』を最初に読んだのがいけなかったかも。

MW文庫を『2』まで刊行順に読んでから『know』を読み、それからおもむろにこれに入れば良かった気もします。



【読書メーター】 2014年11月分

現状では11月くらいの読書数が上限かも。

大きな声では言えないが、まともに1冊だけを最後まで通して読んだことはほとんどなく、

たいてい何冊か並行して読んでいるので、実際は月に何冊読めるのか分からない。

読みかけで放置の本も結構あるしね。

 

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:6466ページ


冷血 (新潮文庫) 冷血 (新潮文庫)感想
ほとんど読んだことはないが、これがノンフィクションノベルなのか。 「講釈師見てきたような嘘を言い」のように、作者の想像も多分に入っているだろうけど、概ねはこの通りなのだろう。 だから、彼らの行為には慄然とさせられるが、こう言ってはなんだが、目的があっての行為だけに、キレて衝動的に犯罪を犯す奴らよりはまともな気もする(家宅侵入までは)。 ペリーの単独なら、あるいは他の奴と組んでいたならここまでやったかどうか。 623ページ
読了日:11月2日 著者:トルーマン・カポーティ
二壜の調味料 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 二壜の調味料 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
表題作は再読ながら楽しめた。 機会があればぜひ読んでもらいたい逸品です。 その他のも奇妙な味というか、梯子を外された気分というか、モヤモヤ感が残るが悪くはない。 続けて読むと同じような印象を受けるので、他の本の合間に読むといいかも。 333ページ
読了日:11月4日 著者:ロード・ダンセイニ
バイロケーション スプリット (角川ホラー文庫) バイロケーション スプリット (角川ホラー文庫)感想
『バイロケーション』の2作目。 読んでいると、色々と矛盾というか疑問というかアラが目立ってきた。 なぜ存在している時間が確定しているのか。 現れる頻度や場所に法則はないのか。 などなど。 この作者は底意地の悪さが魅力なのだが、今回程度じゃ話にならんね。 このシリーズを続けるのは無理じゃないかな(出れば読むけど)。 306ページ
読了日:11月5日 著者:法条遥
ファンタジスタドール イヴ (ハヤカワ文庫JA) ファンタジスタドール イヴ (ハヤカワ文庫JA)感想
「ファンタジスタドール」がなんなのか分かりませんが、前日譚ということで結論が先にありきのような感じ。 途中までは大正か昭和初期のような雰囲気でしたが、タバコが1400円というところで未来だったのかとやっと気づく。 ラストは駆け足のようでしたが、作者の違う面も見られたような気がして満足です。 なんとなく(全然関係ないけど)山田正紀の『アイドロイド・ユイ』を思い出す。 文庫化しないかな。 血が吹き出そうな切れ味は抜群だが、もう時代とそぐわないから無理か。 169ページ
読了日:11月6日 著者:野崎まど
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
こういう売れている本はわざわざ読まなくてもいいと思ったが、ちょっと気になったので。 作者は安楽椅子探偵ものをやりたかったのかな。 でも気をつけないと、探偵の(つまり作者の)思うがままになってしまう。 あくまでも可能性の一つと思っていればいいのかな。 307ページ
読了日:11月8日 著者:三上延
時間のかかる彫刻 (創元SF文庫) 時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)感想
初読時はピンと来ないのが多いが、しばらく時間を空けてからパラパラと読み返すと、胸に落ちる。 コテコテのSFではなく、読みやすい作品が揃っている気がします。 そうは言っても「海を失った男」みたいなのも読みたいけどね。 347ページ
読了日:11月10日 著者:シオドア・スタージョン
TAP (奇想コレクション) TAP (奇想コレクション)感想
イーガンを読むときはいつも身構えてしまうので、脳内に届くころには本来の面白さが損なわれていたかも知れない。 例えは悪いが、昔、秋吉久美子の映画を見ると「セリフをとちるのではないだろうか」と気になってしまい素直に見られなかったものだ。 当然ながらとちれば撮りなおすので、NGは表に出ないのは頭では分かっていたが。 ここに集められた短編はホラーテイストも多く、イーガンにしては分かりやすいかな。 その分インパクトにやや欠けるのは致し方ないか。 371ページ
読了日:11月12日 著者:グレッグ・イーガン
ムーンズエンド荘の殺人 (創元推理文庫) ムーンズエンド荘の殺人 (創元推理文庫)感想
雪の山荘版『そして誰もいなくなった』、ということで期待度は高かったのですが。 登場人物が多いと誰が誰やらですし、次々と死んでいくと何が何やら。 15年前の探偵学校云々と言われても、全然ピンとこないし。 本格ものは最近でこそご無沙汰してても嫌いではないが、私にとっては最後まで他人事みたいな雰囲気だった。 チャレンジ精神を買うべきか。 302ページ
読了日:11月13日 著者:エリック・キース
たんぽぽ娘 (奇想コレクション) たんぽぽ娘 (奇想コレクション)感想
表題作はインパクトや知名度からしてもトム・ゴドウィンの「冷たい方程式」と並ぶ、SF短篇オールタイムベストの双璧。 そうは言っても今さら「たんぽぽ娘」を再読してもな、と思いつつ読む。 ヤングは「たんぽぽ娘」だけじゃない事を知らしめただけでも全体に良いセレクトじゃないかな。 大ネタはないが一つ一つが胸に落ちる。 失礼ながら、古き良きSFという雰囲気ではあるし表題作以外は長く記憶に留まらないにしても。 376ページ
読了日:11月15日 著者:ロバート・F・ヤング
夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
無数の島々からなる夢幻諸島。 体裁は主要な島のガイドブックだが、ドラマ仕立てもあったり、数人の登場人物は繋がりがあったりで油断ができない。 作者の頭の中では夢幻諸島全体を俯瞰する視点があるのだろうし、面白い試みではあるが、多分に隔靴掻痒なところも。 それに、主要登場人物はたしかに存在感があるが、その他大勢の名もなき島民たちの姿がどうしても見えない。 448ページ
読了日:11月16日 著者:クリストファー・プリースト
聞いてないとは言わせない (ハヤカワ・ミステリ文庫) 聞いてないとは言わせない (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
思わずタイトル買いした本。 昔、年下にこのセリフを言われたことがあったな。 でも聞いてなかったんだが。 あれよあれよと、面白いくらい早いテンポで進む。 分厚くてテンポが遅い本にもうんざりだが、逆に早すぎるともっと書き込んでよと思ってしまうので、読者というのはワガママなものだ。 289ページ
読了日:11月18日 著者:ジェイムズ・リーズナー
冥闇 (小学館文庫) 冥闇 (小学館文庫)感想
『KIZU-傷-』が読みにくかった印象が残っているので買うのもためらったが、『ゴーン・ガール』の評判がいいようなのでお試しで。 31歳のリビーは24年前に母と二人の姉を殺される。 逮捕されて服役しているのは兄。 善意の寄付金で無気力な生活を続けていたリビーは、それも底を尽きかけているため、事件について話せば謝礼を払うという集まりに行くが。 現在と過去を交互に語るストーリーには嫌な予感しかないのだが案の定だった。 なによりも腹がたつのは500ページ強を読んだ末にたどりついたあ然とする「真相」。 615ペー
読了日:11月20日 著者:ギリアン・フリン
躯体上の翼 躯体上の翼感想
滅びに向かっているかのような世界の、大部分を覆う炭素繊維躯体。 遺伝子操作の暴走から生まれたらしい凶暴で脅威的な能力を有する「人狗」。 それと闘うために造られた「対狗衛仕」の少女・員(エン)。 員がネットを介して初めて交流できた人物・cy。 員はcyを守るために共和国や人狗を敵に回して(つまり世界を敵に回して)自らの意志により戦う。 最初は読みにくかったが、様子が分かってきてからは面白く読めました。 236ページ
読了日:11月22日 著者:結城充考
アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険 アンランダン 上 ザナと傘飛び男の大冒険感想
ヤングアダルト向けということで、ミエヴィルも少しは肩の力を抜いて書けたかも。 タイトルの『アンランダン』は「裏ロンドン」というような意味で、文字通り「もう一つのロンドン」が舞台。 二人の仲の良い少女のザナとディーバがひょんなことから裏ロンドンに迷い込み、ファンタジーの定番通りにゴタゴタに巻き込まれて冒険をするのだが、ミエヴィルはわざと「お約束」を外してくれる。 290ページ
読了日:11月23日 著者:チャイナ・ミエヴィル
アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲 アンランダン 下 ディーバとさかさま銃の大逆襲感想
ミエヴィルの特に長編は資本主義社会のいきつく先を皮肉っているような(あるいは危惧している)気がするのだが、このYAでもその傾向が。 それでもきっちりと楽しいファンタジーに仕上げてくれるので文句は言いません。 ところどころに描かれたイラストもミエヴィルが自ら描いたようで、作者の登場人物等に対するイメージが浮かんでさらに楽しい。 297ページ
読了日:11月24日 著者:チャイナ・ミエヴィル
全滅領域 (サザーン・リーチ1) 全滅領域 (サザーン・リーチ1)感想
出だしの一行で一気に引きずり込まれた。 「ゾーン」の雰囲気漂う謎の領域「エリアX」。 そしてもう一つの残された建造物の〈灯台〉では何が起こったのか。 読むほどに内省的な雰囲気になっていくが、これは最後までつき合わないと全貌はわかりませんね。 ところで作者はミエヴィルらとともに「ニュー・ウィアード」とかいうのを提唱しているらしいが、『アンランダン』でミエヴィルがファンタジーのお約束を外した(コケにした)のはそれでだったのか。 320ページ
読了日:11月26日 著者:ジェフ・ヴァンダミア
その女アレックス (文春文庫) その女アレックス (文春文庫)感想
最初は監禁ものかと思ったら、意外な展開。 ラストは何を今さらと思ったら・・・。 ツイッターなどでは絶賛らしく、タイトルを見るたびに目を逸らしていたのだが、これからは大丈夫。 ただ根がひねくれ者だけに、アラも散見されるし手放しでは喜べない。 たとえば『葉桜の季節に君を想うということ』も面白く騙されたが、あまりに評価が高いと「?」と思ってしまう。 もっと面白い本がきっとあるはずと願うのは、ないものねだりなんだろうけど。 翻訳本がもっと読まれるといいね。 457ページ
読了日:11月28日 著者:ピエール・ルメートル
アリシア故郷に帰る (扶桑社ミステリー) アリシア故郷に帰る (扶桑社ミステリー)感想
1985年のCWAシルバー・ダガー賞受賞作。 英国ケント州のステュレンドンという田舎町がダイアナ妃の訪問に沸いた日、20年ぶりに帰郷したアリシアがホテルで殺された。 通りすがりの犯行か、それとも20年前の学校の仲間が関係しているのか。 サニット警部とラインハム部長刑事が刑事のお手本みたいな地味な捜査に終始していい味だしてます。 ラストはいささか切ない。 拾い物の一冊ですね。 380ページ
読了日:11月30日 著者:ドロシー・シンプソン

読書メーター

『アリシア故郷に帰る』 ドロシー・シンプソン

アリシア故郷に帰る

著者:ドロシー・シンプソン

訳者:佐々田 雅子

解説:数藤 康雄

(扶桑社ミステリー)

初版:1991年8月29日

(1987年4月にサンケイ文庫より刊行)

Amazonで詳しく見る by G-Tools

1985年の作。

同年のCWAシルバー・ダガー賞受賞。。

英国ケント州のステュレンドンという田舎町がダイアナ妃の訪問に沸いた日、20年ぶりに帰郷したアリシアがホテルで殺された。

通りすがりの犯行か、それとも20年前の学校の仲間が関係しているのか。

サニット警部とラインハム部長刑事が刑事のお手本みたいな地味な捜査に終始していい味だしてます。

ラストはいささか切ない。