たまらなく孤独で、熱い街 -63ページ目

『道を視る少年』(上・下) オースン・スコット・カード

道を視る少年(上) (ハヤカワ文庫SF)

道を視る少年(上)
著者:オースン・スコット・カード

訳者:中原 尚哉

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2014年2月25日

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道を視る少年(下) (ハヤカワ文庫SF) 道を視る少年(下)
著者:オースン・スコット・カード

訳者・後書:中原 尚哉

(ハヤカワ文庫SF)

初版:2014年2月25日

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2010年の作。

各章のイントロで語られる、虚空を突き進む宇宙船。

本文で語られる、中世の頃と思しき世界。

イーガンほどは捻ってないだろうから、この二つがどう結びつくかはある程度想像がつく。

本文での少年の活躍がメインで、父を亡くし遠方に住んでいる母と姉に会いに旅に出るところが結構面白い。

時間に関する謎めいた能力もあったりして一本調子になってない。

父は色々な状況を考えて少年に教育をしたのだろう。

それにしても、イントロの訳分からん状況は質量不変の法則に反しないのか?

本文も念入りにチェックすれば、タイムパラドックスがでてきそうな気も。

まあ、面白かったからいいけど、『エンダー』同様1作で十分に堪能したので続きが出てもパスだな。


『君と歩く世界』 クレイグ・デイヴィッドソン

君と歩く世界 (集英社文庫)

君と歩く世界
著者:クレイグ・デイヴィッドソン

訳者・後書:峯村 利哉

(集英社文庫)

初版:2013年2月25日

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「君と歩く世界」

「狙い撃ち」

「粋な用途」

「ロケットライド」

「眠らない道にて」

「摩擦」

「肉の中の命」

「初心者のための現代マジック入門」

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2005年の作。

このタイトルと表紙では、書店の平台に山積みされていても手に取ることすらなかっただろうが、ツイッターでほめているのを目にして読みたくなった。

これはなかなかの短編集。

どの登場人物も精神か肉体のどこかが欠損していて、それを受け入れようとする人、なんとかしようとあがく人などさまざまですが、どれも「痛み」を感じさせずにはいられません。

なかでも一番堪えたのは「狙い撃ち」。

主人公はアル中で自己チューのクソ親父で、土曜ともなると朝から酒浸り。

この男がなんでも自分の都合のいいように解釈してしまうのがなんとも言えないところ。

そんな男にも希望がある。

バスケットの実力は抜きんでていて、大学に行けば必ずや活躍し注目されるだろう息子。

今日も今日とて息子や周りの迷惑を顧みず酔っ払いなりの応援をする。

そんなある日、息子から電話がかかってくる・・・。



『図書館員』(上・下) ラリー・バインハート

図書館員〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

図書館員〈上〉
著者:ラリー・バインハート

訳者:真崎 義博

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2007年5月25日

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図書館員〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 図書館員〈下〉
著者:ラリー・バインハート

訳者・後書:真崎 義博

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

初版:2007年5月25日

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2004年の作。

公立図書館に勤務する主人公は、ひょんなことから大富豪の所有する図書館で働くことに。

折しも大統領選が真っ盛りで、共和党の現職がTV討論の終わりでミスを犯し、民主党の女性候補との形勢は混沌に。

現職側には、不利な状況になってもそれをひっくり返すことができるある秘密の計画があるらしいが、首謀者はそれを主人公に聞かれたと思ってしまう。

危うし、主人公。

まあ、後半はほぼ予想通りに進むが、ラストが弱い。

敵の本丸へ易々と忍び込めたり、相手が急に弱気になったり。

肝心の秘密の計画はどんなものかと思ったら、作者は会心のネタと思ったかもしれないが、肩透かしですな。

恋愛も程良くブレンドされていれば読書の潤滑油にもなるが、ちょっとこれはねえ。


『ファースト・サークル』 坂本 壱平

ファースト・サークル (ハヤカワ文庫JA)

ファースト・サークル
著者:坂本 壱平

(ハヤカワ文庫JA)

初版:2013年12月25日

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「八分の十一拍子の変拍子」と描写されている手拍子の元ネタは、パット・メセニー・グループの「ファースト・サークル」という曲らしいが、この曲から着想を得たのかね。

ふたつのいささかシュールな世界が交互に描かれているのだが、これも幻想小説なのか。

ただ、こういうのは「なんでも有り」になっちゃう恐れがあるよね。

この小説の雰囲気は嫌いではないが。


『カンパニー・マン』(上・下) ロバート・ジャクソン・ベネット

カンパニー・マン 上 (ハヤカワ文庫NV)

カンパニー・マン 上
著者:ロバート・ジャクソン・ベネット

訳者:青木 千鶴

(ハヤカワ文庫NV)

初版:2014年1月15日

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カンパニー・マン 下 (ハヤカワ文庫NV) カンパニー・マン 下
著者:ロバート・ジャクソン・ベネット

訳者・後書:青木 千鶴

(ハヤカワ文庫NV)

初版:2014年1月15日

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2010年の作。

マクノートン社は謎の(しかし圧倒的な)技術力で第一次世界大戦を回避させたほどの巨大企業なのだが、どうも読んでても圧倒的な巨大さが見えてこない。

その地域ではそこそこ大きいブラック企業みたいな雰囲気。

特殊な能力を持つ、保安要員のヘイズの周辺では不可解な事件も。

ほとんど最底辺をさまよっているかのようなヘイズは何を見つけようとしているのかと思っていたら、下巻ではそう来ましたか。

せめて遺跡か遺物くらいにして欲しかったが。

それでも遺跡の切片で何が分かるのかという疑問もある。

【読書メーター】 2015年9月分

10月4日のセ・リーグ最終戦で、勝てば優勝、負ければ4位という修羅場を期待したのだが、早々に脱落してては話にならん。

 

2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:5488ページ



セオイ (ハヤカワ文庫JA) セオイ (ハヤカワ文庫JA)感想
他人の人生を背負うので「セオイ」。 一時的に憑依して操って内面から変えるというのは面白いアイデアだったが、報酬はどうやって得るのだ。 自動的にプラスされるのか? これでは日々の糧を得られないではないか。 それは措いておいても、派手になるにつれて徐々につまらなくなってきた。 384ページ
読了日:9月3日 著者:丈武琉
殺人者の放物線 (創元推理文庫) 殺人者の放物線 (創元推理文庫)感想
天才女性数学者がシリアルキラーを追う。 凡人なので数学を使っても変数ばかりで解をなさないんじゃないかと思ってしまうが、天才には何かが見えるのでしょう。 途中ももたついてる印象だし、最後はもう少し綺麗に決めて欲しかったな。 352ページ
読了日:9月5日 著者:アンドレア・H・ジャップ
跡形なく沈む (創元推理文庫) 跡形なく沈む (創元推理文庫)感想
久しぶりのディヴァインだが、いささか飽きてきた。 どれも雰囲気が似ているせいか。 結局、ルースの本当の狙いはなんだったのか。 タイトルの意味は最後の方でわかりますが、「跡形もなく」の方がしっくりくる。 396ページ
読了日:9月7日 著者:D・M・ディヴァイン
このミステリーがひどい! このミステリーがひどい!感想
序盤はどうでもいいことまで細かく書かれているような気がしたが、後半は駆け足みたいだし全体に濃淡がありすぎ。 「スタージョンの法則」なんて調べればすぐわかるのに、スの字もない。 個々の作品の評価はどうでもいいけど、登場人物が多かったり想像力が豊か(すぎる)な小説を読むと頭のどこかがショートしてしまうのだろう。 筒井康隆の『ロートレック荘事件』が一番好きと言ってるが、どこかで波長が合ったのかね。 文句ばかりになってしまったが、この人には是非とも『華氏451』の世界へ行ってもらいたいものだ。 272ページ
読了日:9月9日 著者:小谷野敦
第四の郵便配達夫 (創元推理文庫) 第四の郵便配達夫 (創元推理文庫)感想
お屋敷とお屋敷のあいだの路地の、同じ場所で3人の郵便配達人が殺された。 とてつもない大事件なのだが、この作者にかかるとほのぼのしてると言うか緊張感がない。 それに輪をかけて探偵役の弁護士が何を考えているのやら。 これはマローン弁護士のシリーズ9作目らしい。 ユーモアが身上なので読みにくくはないし、1作目から読めば常連のやりとりが面白いのだろうけど。 359ページ
読了日:9月11日 著者:クレイグ・ライス
叫びと祈り (創元推理文庫) 叫びと祈り (創元推理文庫)感想
アンソロジーで読んだ「凍れるルーシー」が気にいってたので購入。 巻頭から唸らされました。 同行者が減るごとに生還することが難しくなるのに、砂漠を行くキャラバンで何故連続殺人が起きたのか・・・。 それ以外の短編も評判に違わずどれもいい。 参りました。 334ページ
読了日:9月13日 著者:梓崎優
白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
イーガンということで身構えて読み始めましたが、そんな杞憂は無用でした。 奇数章と偶数章で話が分かれているそうなので、どちらかを通して読もうかとも思ったが順番に読むことに。 銀河系の円盤部がほぼ調べ尽くされた未来で、主人公が中心部へ赴きDNA由来の生物の痕跡を探すのが奇数章。 ここが滅法面白い。 偶数章では、どこかの小惑星と思しき世界でアリのような生物が急速に知性に目覚めてゆく。 さすがに難しいところがあるが、そこは読み流しても面白い。 416ページ
読了日:9月15日 著者:グレッグ・イーガン
ロンドン幽霊列車の謎 (辻馬車探偵ネッドの事件簿) (創元推理文庫) ロンドン幽霊列車の謎 (辻馬車探偵ネッドの事件簿) (創元推理文庫)感想
息抜きのつもりで読んだら、たしかに息抜きにはなったが、かなりとっちらかってる印象。 舞台はみんな大好きヴィクトリア朝のロンドン。 辻馬車の御者である主人公が誤認逮捕された御者仲間を救うために奔走する。 色々と謎や危機は提示されたが、推理ものと言うよりは冒険もの。 ロンドン観光気分を味わえるのは良かったが、テムズ川に穴を開けたら当時の技術力でどうやって塞いだんだろうね。 379ページ
読了日:9月17日 著者:ピーター・キング
変身の恐怖 (ちくま文庫) 変身の恐怖 (ちくま文庫)感想
ツイッターで少し古い本をぼそっとほめているのを目にして読みたくなることが何度かある。 これもツイッターで「発見」した一冊なのだが・・・。 チュニジアに滞在中のアメリカ人作家が現地のコソ泥を殺してしまった(かもしれない)。 だが死体(あるいは怪我人)は誰かが運び去ったのか見つからない。 主人公の内面はこの「事件」によって徐々に変わってしまったのか。 しかしながら話は淡々としていて、純文学を読んでいるかのよう(読んだことはないけど)。 難儀といえば難儀な読書体験でした。 419ページ
読了日:9月19日 著者:パトリシア・ハイスミス
ミステリウム ミステリウム感想
出だしの雰囲気は最高に良かったのだが・・・。 雨や霧に閉ざされた打ち捨てられたようなスコットランドと思しき田舎の町の住民が、何らかの原因で一人を残して死に絶えてしまう。 ところが原因であろう毒かなにかのせいで患者が死の前は饒舌になったりするあたりから徐々に魔法が解けてきて「そんな毒や病気があるかい」と思ったり。 それでも、未知の病原体が原因でも不自然だし、仕方ないかと渋々ながら納得しかけたら、ラストにひとひねり。 これが全てをぶち壊してくれた。 まあ、読み方が浅いのはいつものことですが。 320ページ
読了日:9月21日 著者:エリック・マコーマック
エリ・エリ (ハルキ文庫) エリ・エリ (ハルキ文庫)感想
てっきり女性作家かと思ってたら男性作家でした。 昔、似たような名前の歌手がいたもので。 神を探す話ではさぞや辛気臭くて読みにくいだろうなと思ってましたが、とんでもない。 設定はいささか地味ですが、しっかりエンタメしてます。 神の存在を証明しようとする神父の榊。天才すぎる科学者・クレメンタイン。エイリアン・アブダクションにより異星人を憎悪する精神分析医・タウト。 そして、地球外生命体からと思われる大量のニュートリノが観測された。 三人はそれぞれの立場や思いから木星へ向かうが・・・。 460ページ
読了日:9月23日 著者:平谷美樹
バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA) バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)感想
シリーズ2作目。 ある女性からの電話が幕開けだけど、ここら辺りのやりとりが面白くないなあ。 その後もいろいろあったけど。 電話の女性の意外な正体や、ラストも意外だったけど。 370ページ
読了日:9月25日 著者:東直己
日本SF全集 3 1978~1984 日本SF全集 3 1978~1984感想
80年代前半にSFマガジンに載ってた、当時は新人やそれに近い作家の短篇がほとんどが面白くなかったのが、SFから離れた一因でもある(サイバーパンクも一因)。 そのせいか10年くらいSFのみならず本からも離れていた時期もあったが、ある日書店で山田正紀の『郵便配達は二度死ぬ』を見かけて思わず手に取ったのが本に戻るきっかけだったかな。 ミステリだったので新本格などにも興味をもって読むようになった。 収録作の中では「花狩人」が当時としては型破りで驚いた記憶があります。 他は、うーん。 477ページ
読了日:9月27日 著者:日下三蔵(編)
市に虎声あらん 市に虎声あらん感想
少し前にDVDで『ファイブ・イージー・ピーセス』を観たばかりなので、余計に主人公のいらだちや絶望などがニコルソンが演じたボビーとダブる。 それにしてもディックが宗教に傾倒するのは晩年かと思ってたが、すでにこの実質的処女作でも重要な要素として出てくるとは。 自己チューとしか思えんほどに主人公の内面の孤独さがヒリヒリと伝わるし、宗教(あるいは教祖)にも見放された主人公が、片目を失い(あるいは聖痕を得て)最後はすべてに悟ったかのような様子が、逆に逃げ場のない絶望の深さを表しているようで胸を打つ。 550ページ
読了日:9月30日 著者:フィリップ・K・ディック

読書メーター

『市に虎声あらん』 フィリップ・K・ディック

市に虎声あらん

市に虎声あらん
著者:フィリップ・K・ディック

訳者・後書:阿部 重夫

解説:山形 浩生

(平凡社)

初版:2013年8月9日

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1952年頃の作。

ディックの実質的な処女作らしい。

少し前にDVDで『ファイブ・イージー・ピーセス』を観たばかりなので、余計に主人公のいらだちや絶望などがニコルソンが演じたボビーとダブる。

主人公が電気屋の店員なのは、当時のディックが重ねあわされているのかと思ったり。

それにしてもディックが宗教に傾倒するのは晩年かと思ってたが、すでにこの作でも重要な要素として出てくるとは。

この頃に宗教に一度は絶望して離れていったのかもしれないが。

自己チューと思えるほどに主人公の内面の孤独さがヒリヒリと伝わり、宗教(あるいは教祖)にも見放された主人公が、片目を失い(あるいは聖痕を得て)最後はすべてに悟ったかのような様子が、逆に絶望の深さを表しているようで胸を打つ。

『日本SF全集(3)1978-1984』 日下三蔵・編

日本SF全集 3 1978~1984

日本SF全集 3 1978~1984
編者:日下 三蔵

座談会:星敬、山岸真、牧眞司、日下三蔵

(出版芸術社)

初版:2013年12月30日

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「あたしの中の・・・・・・」 (新井素子)

「蒼い旅籠で」 (夢枕獏)

「言葉使い師」 (神林長平)

「火星鉄道一九」 (谷甲州)

「そして誰もしなくなった」 (高千穂遙)

「時の封土」 (栗本薫)

「流星航路」 (田中芳樹)

「われても末に」 (式貴士)

「若草の星」 (森下一仁)

「夜明けのない朝」 (岬兄悟)

「オーガニック・スープ」 (水見稜)

「ウラシマ」 (火浦功)

「花狩人」 (野阿梓)

「ノクターン・ルーム」 (菊地秀行)

「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」 (大原まり子)

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今巻収録作家は日本SFの第3世代というところか。

80年代前半にSFマガジンに載ってた短篇のほとんどが面白くなかったのが、SFから離れた一因でもある(サイバーパンクも一因)。

90年の前後10年くらいはSFのみならず本からも離れていた。

ある日書店で山田正紀の『郵便配達は二度死ぬ』を見かけて思わず手に取ったのが、本に戻るきっかけだったかな。

これはミステリだったので新本格などにも興味をもって読むようになった。

収録作の中では「花狩人」が当時としては型破りで驚いた記憶があります。

他は、うーん。



『バーにかかってきた電話』 東 直己

バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

バーにかかってきた電話
著者:東 直己

解説:平野 たまみ

(ハヤカワ文庫JA)

初版:1996年1月15日

(1993年1月に早川書房より刊行)

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シリーズ2作目。

ある女性からの電話が幕開けだけど、ここら辺りのやりとりが面白くないなあ。

その後もいろいろあったけど。

電話の女性の意外な正体や、ラストも意外だったけど。


『エリ・エリ』 平谷 美樹

エリ・エリ (ハルキ文庫)

エリ・エリ
著者:平谷 美樹

解説:堀 晃

(ハルキ文庫)

初版:2005年5月18日

(2000年12月に角川春樹事務所より刊行)

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第1回小松左京賞受賞作。

神を探す話ではさぞや辛気臭くて読みにくいだろうなと思ってましたが、とんでもない。

設定はいささか地味ですが、しっかりエンタメしてます。

神の存在を証明しようとする神父の榊。天才すぎる科学者・クレメンタイン。エイリアン・アブダクションにより異星人を憎悪する精神分析医・タウト。

そして、地球外生命体からと思われる大量のニュートリノが観測された。

三人はそれぞれの立場や思いから木星へ向かうが・・・。