映画探偵室 -2005ページ目

なぜか観れない映画

blograjioさん読者登録ありがとうございます。サービスといっては何ですが,小生は中学生のころ本格的に(?)飛行機のプラモデル作りに打ち込んでおりましたので,「航空ファン」や「航空情報」で得た知識から「撃墜王アフリカの星」という映画を観ました。

以後私が見れたドイツ映画は「朝な夕なに」だけで,日本にドイツ映画がいかに入ってこないか分かります。撃墜王アフリカの星は実在のハンスマルセイユというドイツ軍のパイロットがアフリカ戦線で(ロンメル騎下で)2年という短い戦歴の中で(事故死するまで)158機も落とした記録の持ち主です。探偵室を始める少し前に,アメリカの航空趣味専門のウェブからビデオの存在を知り,遂に入手しました(題名は「撃墜王たちの記録」となっていました。細かいところまで思い出の通りだったことに感激しました。基本的には「反戦映画」となっています。ラストシーでは,墜落したメッサーシュミットの尾翼に恋人から送られた水玉模様のスカーフが絡みつき,サハラの熱風に吹き千切れそうにはためいています。

 何故ドイツ映画が輸入されないのかはあまり分かりません。ただ,小生がドイツに行った折に見た映画から推察すると,ドイツ映画界に戦前の(戦前は映画創世記の巨人達が続々輩出した)熱気がなくなっているように見えました。

 もう一つサービス。小生の叔父は戦後すぐ横浜進駐軍の士官専用クラブである「オクタゴン」という劇場の機械係で,当時手に入らなかった真空管を子供達にゆずってくれました。私達(主に兄)はそれでラジオをつくり,以後我が家はかなり長きにわたり兄の手製の真空管式ラジオに頼ることとなりました。このオクタゴン劇場に当時MGMの宣伝部にいた「淀川長冶」氏が来たと亡くなった叔父が言っていました。

見なければ良かった?映画

出来が悪くて(性にあわなくて),という意味ではなく,内容が深く考えないでいた以前の自分に戻れなくなるような映画のことです。これの筆頭はやはり「コンドル」で,次は「陰謀のセオリー」でしょうか。その後色々と資料などを探ると,殆どに事実の裏づけがあって背筋が寒くなります。 詳しい話は控えます。kuwabarakuwabara。

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昔コンピュータを始めたころ(ワンチップボードの時代)は,今のツールにあたるものは夢のまた夢でした。

これが可能になれば...と思いつめていたものの1つが今のウェブ等となって実現しています。これで欲しい情報はすべて手に入れられると。しかし,それでも手に入れられないもの,それは流れ去った時間です。それほどではありませんが,浅丘るり子のデビュー映画「緑遥かに」は今でも未入手で,当探偵室の「懸賞付き」とも言えるものです。スターですから当たり前ですが,浅丘るり子の相手(特に夫婦に等しい)になった男優はいずれも大物ばかりです。石原裕次郎,小林あきら,....渥美清。...の中に植木等がいます。「日本一の無責任男」です。これは楽しい映画でした。「金のない奴は俺んとこへ来い,俺もないけど心配するな。見ろよ青い空....」の歌詞は先日亡くなられました青島幸男氏の作詞です。遅ればせながらご冥福をお祈り申し上げます。