映画「昼顔」(7) - オペラ座の裏手,マダム・アナイスの館
「今日は調子が出ないわ。中で待ってる。」
サヴァ? ビヤン・シュール
。 ア・トゥタラール(じゃ,またね)。
知ってるんだろ?」
「ええ。でもなぜ?」
「金のためさ。
「また会えて嬉しいよ。」
「理解できないわ。」
「最古の職業だよ。」
「昔はよく通ったものさ。強烈な香水,かしずく娼婦たち。
場所はオペラ座の裏,ジャンドソミュル街,11番地のアナイスの館だ。」
「快楽の園だよ。」
「何するの?」
(注:ユッソンの口の形に注目あれ)
「今度ふたりきりで会いたいな。ご主人に内緒で。」
さわらないで!
注:字幕は「深い意味はない」となっているが,仏語の台詞は"par issue"(習慣・出自から,癖から)のように聞える。そして,この<i>を発音する際にピッコリの舌が瞬間的に口の外に長く突き出される。この部分には1コマがカットされた形跡がある。ユッソンはドラキュラなのかもしれない。
映画「昼顔」(6) - 悪魔からの誘い
「そう、誰から?」
「ユッソン様からです、奥様。」
深紅のバラの花束には手紙が添えられていた。
「ここに置かないで頂戴。」
片付けようとしたセヴリーヌは思わず花瓶を取り落とした...
「かたづけます。どうぞご心配なく。」
思わず涙がにじんできた。トワレで顔を直すためブラシを取ろうとして,今度は香水の瓶を床に落とした。
どこかで自分を呼ぶ声が聞こえる。
「セヴリーヌ,どこなの?こっちへいらっしゃい。」
夜が来た。ピエールの傍らで刺繍をしていたセヴリーヌがおずおずと言った。「変なこと聞いていい?」
「私と出会う前,娼館に行ったことある?」
「娼館?めったに行かないよ。興味でもあるの?」
「女を1人選んで,個室で30分をすごすのさ。終わると空しさだけが残る。」
「ザーメンの放出だ。」
「よして。露骨すぎるわ」
「どうした?」 「ちょっと疲れただけ。」
「休んだらいい。」
「一緒に行こうか?」
「いえ,ええ。眠るまで一緒に。」
実は,子供の時に....




















































