何度も訂正を繰り返し,そのたび通知が行ったことと思いますが
どうぞお許しください。
編集がうまく行かず,特に希望通りの(といっても前と同じことをしたに過ぎないのですが)文字色を選べなくなってしまったのです。そういえば,文字色の指定中にワードなどでの「自然」や,「白」がないことに気づきました。
どなたか,背景と文字色を選ぶ際のコツを教えていただければ幸いです。
背景(スキン)は現在皆さんがご覧の通りなのですが。因みに,この記事は画像を何も貼り付けずに,また,特別な指定をせずに一気に書いたものです。
(編集下手探偵)
映画「昼顔」(12) - 魑魅魍魎の世界
注1:浴室の画像に見える心霊写真のようなものは単なるドア金具への映り込みである。
チャイムが鳴っている。ピエールが帰宅したのだ。
セヴリーヌはあわてて火の始末をすると,
寝室の灯りを消し,ベッドにもぐり込んだ。
「そこにいたのか?病気か?」
相変わらず優しいピエール。何の疑いももっていない。
「熱はないな。医者を呼ぼうか?」
「いいえ,大したことないわ。ちょっと頭痛がしただけ。」
「約束の時間だ。電話して断るよ。」
「行っていいのよ。」
「いいさ,家にいるよ。仕事も残ってるし。
ゆっくりお休み。」
ピエールは寝室の明かりを消して出て行った。
「いやに生ぬるいな。」
「牛にも名前があるんだろうか?」(注2)
「殆どの牛が『後悔』という名前だ。
しかし,一匹だけ『贖罪』という名の牛がいる。」
「この淫売女!」
「こいつを喰らえ,売女!」
「尻軽女!」
「クソ女!」
愛してるわ。」
「また、働きたくて。」
「一週間も連絡しないで,何のつもり?
街角にでも立ったらどう?」
注2:内田百閒の「件」という短編小説をご存知だろうか?
注3:ご存知,ミレーの「晩鐘」である。この絵をダリがシュール・リアリズム的に解釈した絵も有名である。
映画「昼顔」(11) - Monsieur Redorfまたの名をDenpei
セヴリーヌがあわてて逃げ帰ろうとしている所へ,
隣室からルドルフの声が聞えてくる。 「アナイス!」
セヴリーヌが手にしているコートとハンドバッグをさりげなく取り上げながらアナイスは言った。
「製菓会社の社長を紹介するわ。ボルドーに工場を持つ百万長者よ。いらっしゃい。」
(奥では,前に店の前ですれちがった女が着替えをしている。やはり,である:探偵)
「この間,黒人女を抱いたよ。
まるでロデオだ。」
「まあ,このスケベ。」
「こちらは昼顔よ。」
「ボンジュール」,「ボンジュール」,「ボンジュール」
「昼顔か,ちょうど咲く時間だな。まず飲もう。
アナイス,シャンパンを抜け。」
「新人のおかげでシャンパンにありつけるわ。」
「すぐ用意するわ。」
カーテンを閉めていたアナイスがルドルフの前を通りかかると...
きゃ!
「マダムはお堅いわ。」
「そこがたまらん。」
「あら,いい服。
でも,すぐ脱げる服でなけりゃ。でしょ?」
「いや,その服はシャレてる。
「そんなゼニはない。」
「ケチ。」
「気品は買えんぞ。」
アナイスがシャンパンを運んできた。
「シャンパンよ!」
「ブラボー,喉がカラカラだ。」
「栓を抜くのは男の役目だ。名人にまかせておけ。」
「腕前を見せて。」
「おれは大好き,ハムとソーセージ~
イチバンの好物は女のモモ肉♪」
「昼顔も来たわ。」
「俺の健康を祝して,乾杯!」
「まあ,なにかしら?」
「開けてみろ。」
「人生は大いに笑って楽しむべきだ。」
「退屈か?」
というとルドルフはセヴリーヌのシャンパンを投げ飛ばした。
そして..
「心配するな。
天国の喜びを味あわせてやる。」
「大目に見て。今日が初めてなの。」
「嘘付け!」
「本当よ。私にまかせて。」
「イカレタ娘だ。」
「新入りだもの。」
言われた通りにして。」
「帰ります。」
「2人きりに」と言うルドルフの声が聞こえる。
「世話を焼かせないで。」
「あ~,来たか。戸を閉めろ。おいで。
お前のために他の2人は追っ払った。
ところで,今日がデビューだって?だますなよ。おれは鼻がきくぞ。
初めてでも恥ずかしがることはない。」
「嫌!」
俺をじらせる気か?」
「そうだ,それでいい。
「社長はごゆっくりね。」
「当然よ。」
注:Denpei氏というのは楽屋オチです。詳しくはのりぞーさんのブログ「粋で鯔背な男達」http://ameblo.jp/fin56/ にアクセスしてください。左の一覧からもどうぞ。











































































