「髪から自分史上最高の余白のある本質美を」 ブログ -3ページ目

美容室のアルカリ除去は必要?「数十円の原価」より経営者が見るべき数字

 

美容室を経営していると、

「材料費が上がって利益が残らない」

「カラー客は多いのに利益率が上がらない」

「店販をもっと伸ばしたい」

こんな悩みが出てきます。

そこで原価を見直して、

「この処理剤は本当に必要なのか?」

「ここを削れば少し利益が増えるのでは?」

と考える。

もちろん、原価管理は経営に必要です。

でも僕は、美容室経営では、

“使った金額”だけでは見えないコストがある

と思っています。

その一つが、

アルカリ除去

です。

アルカリ除去を「いくらかかるか?」だけで考えない

カラー施術でアルカリ除去を取り入れると、当然ですが材料費はかかります。

仮に一人あたり数十円だったとしても、お客様の人数が増えれば年間ではそれなりの金額になります。

すると経営者としては、

「本当に必要なのか?」

と考えます。

でも、ここで僕なら違う質問をします。

「やらなかった場合、何を失う可能性があるのか?」

です。

例えばカラーを繰り返しているお客様が、

「最近、カラーした後の髪が気になる」

「以前より毛先が扱いづらい」

と感じ始めたとします。

その結果、

毎月カラーしていた人が2か月に一度になる。

2か月に一度だった人が3か月に一度になる。

こうなれば、材料費を数十円削減できたとしても、年間売上ではそれ以上の機会損失になる可能性があります。

だから僕は、

アルカリ除去の原価だけを見るのではなく、そのお客様がこれから何回来店してくださるのかまで見る。

この視点が重要だと思っています。

薬剤にビジュを混ぜてアルカリ除去をしています

美容室の商品は「店を出た瞬間」で終わるのか?

カラーをきれいに染める。

ツヤを出す。

仕上げをきれいにする。

もちろん大切です。

でも、お客様が美容室で過ごす時間は、生活全体から見ればほんの一部です。

美容室を出た翌日からは、

シャンプーをして、

ドライヤーを使って、

アイロンをして、

紫外線や乾燥など日常生活の中で髪と付き合っていきます。

だから僕は、

カラーという商品は「染めて終わり」ではない

と考えています。

施術直後だけではなく、

次回来店までのお客様の髪をどう考えるか。

ここまで含めて美容師の仕事ではないでしょうか。

その考え方の中に、アルカリ除去があります。

失客より怖い「来店回数が少しずつ減る」という機会損失

美容室では「失客率」を気にします。

でも、もっと見えにくい数字があります。

それが、

来店周期です。

例えば年間6回来店していたお客様が、年間4回になる。

そのお客様は失客していません。

顧客数を見ても、大きな変化として表れないかもしれません。

でも会社から見ると、年間2回分の売上機会がなくなっています。

さらにカラー回数が減れば、

トリートメントの機会も減る。

店販を提案する機会も減る。

次回予約を取る回数も減る。

つまり、

一つの来店周期の変化が、複数の売上に影響します。

だから美容室経営では、

「何人失客したか?」

だけではなく、

「既存のお客様の来店回数が減っていないか?」

を見る必要があります。

カラー剤の中にビジュのアルカリ除去が入ってます

アルカリ除去を「無料サービス」で終わらせない

もう一つ、僕がもったいないと思う美容室があります。

それは、

良いことをやっているのに、お客様がその価値を知らない美容室です。

例えばカラー後にアルカリ除去をしている。

でもスタッフは何も説明しない。

お客様からすると、

何をされたのか分かりません。

これでは技術的に良いことをしていても、

お客様が感じる価値には変換されていません。

難しい成分説明をする必要はないと思います。

例えば、

「カラーは染めた直後だけではなく、その後の髪も大切なので、今日は施術後のケアまでしておきますね」

これだけでも違います。

お客様は、

「この美容師さんは、今日だけじゃなく先の髪まで考えてくれているんだ」

と感じるかもしれません。

技術を提供するだけではなく、その技術の意味まで届ける。

ここまでやって初めて、サービスの価値になると僕は考えています。

店販が売れない原因は「商品説明不足」とは限らない

店販についても同じです。

経営者から、

「もっとシャンプーを紹介して」

「店販比率を上げよう」

と言われると、スタッフにとっては“販売”になります。

美容師は営業職になりたくて美容師になったわけではありません。

だから苦手意識が出るのは当然だと思います。

僕なら、

「商品を売って」ではなく「次回来店までお客様の髪を担当して」

と伝えます。

美容室でアルカリ除去やトリートメントをする。

その理由を伝える。

そして、

「美容室では今日ここまでできます。でも、明日からはご自宅で髪を扱いますよね」

とホームケアへつなげる。

するとシャンプーやトリートメントの提案は、

商品を買ってもらうための営業ではなく、今日の施術を自宅でつないでもらう提案

になります。

ここが変わるだけで、店販の意味は大きく変わります。

アルカリ除去できるホームケアです(ビジュ)

アルカリ除去を「スタッフ個人の技術」にしない

経営としてアルカリ除去を考えるなら、もう一つ重要なことがあります。

それは、

誰が担当しても同じ考え方で提供できるようにすることです。

Aさんはアルカリ除去を説明する。

Bさんは何も言わない。

Cさんはホームケアまで提案する。

これでは店舗の商品として成立しにくい。

だから、

なぜアルカリ除去をするのか。

お客様へどう説明するのか。

どのタイミングでホームケアを伝えるのか。

次回来店をどう提案するのか。

ここまでを一連の流れとして決めておく。

すると、

「売れる美容師のやり方」が「会社の仕組み」に変わります。

これは多店舗経営になればなるほど重要だと思っています。

値上げを考えるなら、先に「価値」を増やせないか?

材料費、人件費、家賃、光熱費。

美容室経営のコストは上がっています。

だから値上げは必要になると思います。

ただ、

「カラー7,000円を8,000円にする」

だけでは、お客様には価格だけが見えます。

そこで僕なら、

カラーという商品の定義そのものを見直します。

カウンセリングをする。

カラーをする。

施術後の状態まで考えてアルカリ除去をする。

必要なケアをする。

自宅での扱い方を伝える。

次回来店の目安を伝える。

これら全部を、

「カラー」という一つの商品

として設計する。

すると、お客様が比較する基準も変わります。

「どこが一番安いか?」

ではなく、

「どこが自分の髪を長く考えてくれるか?」

という比較に変えていけるからです。

Viváte BIJU System「美寿」で僕たちが考えたこと

僕たちがViváte BIJU System「美寿」を開発した背景にも、この考え方があります。

僕は美容業界で長く仕事をしてきました。

美容師は、人を綺麗にし、自信を与えられる素晴らしい仕事です。

だからこそ、

美容師という仕事の価値が、もっと経営的な価値にもつながってほしい。

そう考えています。

Viváte BIJU System「美寿」も、単に手触りを良くするためだけではなく、

お客様の未来の髪まで考えるサロンケア

という発想から作っています。

そして美容室で整えた髪を、次回来店までの毎日につなげるためにViváte Hがあります。

目指しているのは、

髪の健康寿命をのばすこと。

お客様が長くカラーを楽しめる。

長く美容室に通ってくださる。

美容師への信頼が積み重なる。

ホームケアにもつながる。

再来につながる。

会社に利益が残る。

そして、その利益を美容師の待遇改善へつなげていく。

僕は、商品開発も美容室経営も、ここまで一本につながっていると思っています。

アルカリ除去を見るなら「原価」ではなく4つの数字を見る

美容室経営者にぜひ見てほしいのが、

再来率

来店周期

カラー継続率

店販率

です。

アルカリ除去によって材料原価が少し増えた。

その一点だけを見ると「コスト増」です。

しかし、

来店周期が安定した。

カラーを続けてもらえた。

ホームケアの提案につながった。

再来率が上がった。

こうなれば経営上の意味はまったく変わります。

原価を下げることと、利益を増やすことは、必ずしも同じではありません。

僕が経営で考えたいのは、

「一番安く提供する方法」ではなく、

「お客様にも会社にも、最も長く価値が残る方法」です。

ビジュでアルカリ除去してダメージレスカラーです

まとめ|アルカリ除去から見える美容室経営の機会損失

アルカリ除去というと、

「必要なのか?」

「原価はいくらなのか?」

という話になりがちです。

でも経営者として見るなら、その先まで考えてほしい。

アルカリ除去をすること自体が目的ではありません。

大切なのは、

カラーをしたお客様の髪を、次回来店までどう考えるか。

そして、その価値をスタッフ全員がお客様へ伝えられる仕組みにできているか。

美容室には、

すでに良い技術があるのに、

説明していない。

仕組みにしていない。

次回来店やホームケアにつなげていない。

そんな「見えない機会損失」がたくさんあります。

新規集客を増やす前に。

追加メニューを増やす前に。

値上げをする前に。

一度、今のカラー施術を最初から最後まで見直してみる。

そこに、

まだお客様にも伝わっていない、利益にも変わっていない価値

が残っているかもしれません。

アルカリ除去は「数十円の材料費」なのか。

それとも、

お客様の未来の髪と、美容室の未来の利益を守るための投資なのか。

美容室経営では、この視点の違いが大きいと僕は考えています。

 

髪パサつき改善は毎日のケアから、ツヤがなくなってきたと感じたら見直したいこと

 

「最近、毛先がなんとなくまとまらない」

「朝きれいにしても、夕方になると広がってくる」

「以前より髪のツヤが出にくくなった気がする」

そんな髪の変化を感じていませんか?

特にカラーや白髪染めを続けていると、少しずつ髪の手触りが変わってきたと感じる方もいらっしゃいます。

そんなとき、

「トリートメントをもっとしっかりしたほうがいいのかな?」

と思いますよね。

もちろんトリートメントも大切です。

ただ、髪パサつき改善を考えるなら、毎日何気なく行っている習慣にも目を向けてみてください。

今回は、美容師目線で「髪をきれいに保つために意識してほしいこと」をご紹介します。

毛先だけを見ていても原因が分からないことがあります

髪がパサパサしていると、どうしても毛先が気になります。

オイルをつけたり、トリートメントを増やしたり。

それでも、なかなかまとまらない。

実はそんなとき、毛先だけではなく髪全体の状態を見ることが大切です。

例えば、

カラーを繰り返している。

毎朝アイロンを使っている。

髪を乾かすまでに時間が空いている。

紫外線を浴びる機会が多い。

乾燥している髪を何度もブラッシングしている。

このような日々の行動が重なって、髪の扱いにくさにつながっている場合があります。

つまり、

「パサついている=トリートメントが足りない」

とは限らないということです。

髪パサつき改善

髪パサつき改善で最初に見直したいのは夜の過ごし方

髪をきれいにしたい方に、まず確認してほしいことがあります。

それは、

お風呂から出たあと、どのくらいで髪を乾かしているか?

ということです。

お風呂から出たら、スキンケア。

そのあとスマホを見たり、テレビを見たり。

「髪はあとで乾かそう」

と思っているうちに時間が経ってしまう。

忙しい女性にはよくあることだと思います。

でも、髪のまとまりが気になるなら、できるだけ濡れたまま長時間過ごさないようにしてみてください。

タオルでやさしく水分を取り、必要なアウトバスケアをつけてからドライヤーへ。

そして、毛先より先に根元を乾かします。

根元から毛先へ向かって髪の流れを整えるように乾かしていくのがポイントです。

翌朝の髪は、前日の夜から始まっています。

朝のスタイリングを楽にしたい方ほど、夜のドライを大切にしてみてください。

朝のアイロン、何回通していますか?

もう一つ見直してほしいのが、ヘアアイロンです。

朝、鏡を見て髪が広がっていると、

「ここも気になる」

「もう少し真っすぐにしたい」

と、同じ場所へ何度もアイロンを通してしまうことがあります。

毎日使う場合は、設定温度だけではなく、髪に熱を与える回数や時間にも注意してみましょう。

特に顔まわりや表面は目につきやすいため、無意識に何度もアイロンを入れがちです。

そして毎日アイロンを使用するなら、ホームケアも「しっとりするか」だけで選ぶのではなく、熱を使う生活まで考えて選ぶことが大切です。

分からない場合は、普段使っているアイロンの温度や使い方を美容師に伝えてみてください。

髪の状態に合わせたアドバイスを受けやすくなります。

「広がる=傷んでいる」とは限りません

ここは意外と知られていないポイントです。

髪が広がっていると、

「かなり傷んでいるんだ……」

と思ってしまいますよね。

でも、実際に髪を見てみると、原因がダメージだけではないこともあります。

例えば、

湿気が多い日に急に広がる。

根元から大きくうねる。

前髪だけまとまらない。

顔まわりだけクセが強い。

こうした場合は、もともとの髪質やクセが関係している可能性もあります。

その場合、トリートメントだけを繰り返しても、思っていた仕上がりにならないことがあります。

必要であれば、前髪や顔まわりだけ縮毛矯正をしたり、カットで形を整えたりする方法もあります。

だから髪パサつき改善では、

「何をつければいい?」と考える前に「なぜ広がっている?」を知ること。

ここがとても重要です。

毎日使うシャンプーだからこそ一度見直してみる

トリートメントやヘアオイルにはこだわっていても、シャンプーは何となく選んでいる方もいらっしゃいます。

でも、シャンプーは日常的に使います。

カラーを繰り返している髪。

乾燥しやすい髪。

クセが出やすい髪。

頭皮の状態。

人によって必要なケアは違います。

今使っているシャンプーが自分の髪に合っているのか、一度美容師に聞いてみるのもおすすめです。

また、洗うときも髪を強くこすらず、まずお湯でしっかり予洗いしてから泡立てて洗います。

新しいものを増やす前に、今やっていることを少し丁寧にする。

それも立派なヘアケアです。

髪パサつき改善

美容室でツヤツヤになった「その後」が大切です

美容室でトリートメントをすると、髪がきれいになって嬉しいですよね。

でも、私たち美容師が本当に大切にしたいのは、その日だけではありません。

美容室を出た翌日。

1週間後。

1ヶ月後。

次のご来店まで、できるだけ扱いやすい髪で過ごしていただきたい。

そのためには、

サロンケア+ホームケア

という考え方が大切になります。

美容室で今の髪を確認して整える。

自宅では、できるだけその状態を守る。

そして次回来店時に、また状態を確認する。

このサイクルを続けていくことが、未来の髪を考えたヘアケアにつながると私たちは考えています。

毎日のケアを考えてつくったViváte

私たちがホームケアシリーズ「Viváte(ビバテ)」をつくったのも、こうした考えがあるからです。

美容室でトリートメントをした日だけではなく、次に美容室へ来るまでの時間も大切にしたい。

シャンプー、トリートメント、洗い流さないミルクまで、毎日のヘアケアとして使っていただけるシリーズにしています。

髪をきれいにするために、たくさんの商品を使えばいいとは考えていません。

今の髪に何が必要なのか。

普段どんな生活をしているのか。

カラーはどのくらいの頻度なのか。

アイロンは毎日使うのか。

そういったことまで確認しながら、必要なケアを選ぶことが大切です。

髪パサつき改善は「今日できること」から

髪をきれいにしたいと思ったら、難しいことを一気に始める必要はありません。

まずは今夜、

お風呂から出たら、いつもより少し早く髪を乾かしてみる。

明日の朝は、

アイロンを同じ場所に何度も通していないか意識してみる。

そんな小さなところからで大丈夫です。

毎日の小さな習慣は、一回だけでは大きな違いを感じにくいかもしれません。

でも、髪は毎日扱うものだからこそ、その積み重ねを大切にしてほしいと思います。

「何を使ってもパサつく」

「トリートメントをしているのに広がる」

「自分の髪には何が必要なのか分からない」

そんな方は、一度担当の美容師に相談してみてください。

髪パサつき改善の第一歩は、今の髪を知ることから。

美容室でケアする日も、自宅で過ごす日も。

毎日の積み重ねで、ツヤのある扱いやすい髪を一緒に育てていきましょう。

 

 

美容室の店販を伸ばすには?売れるスタッフを育てるより先に仕組みを変える

 

美容室経営で、

「店販がなかなか伸びない」

「店販を勧めるスタッフと、まったく勧めないスタッフがいる」

「商品を紹介すると営業っぽくなってしまう」

という悩みは少なくありません。

そこで、

店販キャンペーンをする。

商品知識の勉強会をする。

店販目標を決める。

こうした取り組みを始める美容室も多いと思います。

もちろん、それも必要です。

でも僕は、店販が伸びない原因をスタッフの「販売力」だけに求めてしまうと、なかなか根本的な解決にはならないと思っています。

なぜなら、

美容室の店販は、本来「商品を売る仕事」ではないからです。

店販を「売上」と考えるとスタッフは動きにくくなる

例えばスタッフに、

「今月はシャンプーを10本販売してください」

と伝えたとします。

経営者からすれば、店販を伸ばすための目標です。

でも美容師側からすると、

「必要ないお客様にも勧めないといけないのかな」

「押し売りと思われたくない」

という心理が生まれることがあります。

ここに、店販が伸びない一つの原因があります。

では、

「お客様が次回来店するまで、きれいな髪で過ごすために必要なことを伝えてください」

だったらどうでしょう。

意味がまったく変わります。

美容師は商品の販売員ではありません。

髪のプロです。

だから店販も、

髪のプロとしてお客様の毎日のケアをサポートする仕事

として設計する必要があると思っています。

店販

美容室で髪をきれいにできるのは年間のほんの一部

例えば、2か月に1回美容室へ来店するお客様なら、年間の来店回数は約6回です。

1回の滞在時間が3時間だったとしても、年間18時間。

一方、お客様は残りの時間を自宅で過ごします。

シャンプーをする。

髪を乾かす。

アイロンを使う。

紫外線を浴びる。

寝ている間には摩擦も起きます。

カラーや縮毛矯正をしている髪なら、その影響を受けながら次回来店まで生活しているわけです。

ここで美容室側が、

「今日きれいにしたから終わり」

となってしまったらどうでしょう。

僕は、それでは美容師が提供できる価値の一部しか届けられていないと思っています。

美容室での数時間と、自宅で過ごす何十日間をつなぐ。

その役割の一つが店販です。

店販

店販が売れない美容室は「最後に商品を出している」

よくある店販の流れがあります。

施術が終わる。

髪を仕上げる。

鏡を見せる。

そして最後に、

「このシャンプー、すごくいいですよ」

と伝える。

お客様からすると、

突然「商品販売」が始まったように感じます。

だから断られやすい。

僕が大切だと思うのは、商品を紹介するタイミングではなく、

最初からホームケアまでを一つのサービスとして考えることです。

例えばカウンセリングで、

「最近、髪で困っていることはありますか?」

と確認する。

「毛先が広がる」

という悩みがあれば、その原因を一緒に考える。

そして必要な施術をする。

仕上がったときに、

「今日はここまで状態を整えました。ただ、ご自宅で毎日アイロンを使われるので、ここからのケアも大切です」

と伝える。

そこで初めて、そのお客様に必要なホームケアを説明する。

これなら店販は、

施術とは別の販売ではなく、施術の続きになります。

店販で説明するべきなのは「商品」より「理由」

店販研修というと、

商品の成分。

香り。

泡立ち。

容量。

使用方法。

こうした商品知識を勉強することが多いと思います。

もちろん知識は必要です。

でも、お客様が知りたいのは、

「なぜ私に必要なの?」

ということです。

例えば、

「ケラチン配合のシャンプーです」

と言われても、それだけでは購入する理由になりません。

それより、

「カラーを繰り返していて毛先の状態が変わってきているので、次回来店までのケアとしてシャンプーから見直す方法があります」

と説明した方が、自分のこととして理解できます。

店販で重要なのは、

商品知識をたくさん話すことではなく、

目の前のお客様の髪とホームケアの必要性を結びつけることです。

店販

店販が売れる美容師は「商品」から話さない

ここを仕組みにすると分かりやすくなります。

「何を売ろう?」

から考えるのではありません。

まず、

お客様は何に困っているのか?

から始めます。

例えば、

カラー後に毛先が乾燥する。

湿気で広がる。

毎朝アイロンを使っている。

縮毛矯正を続けている。

以前より髪のツヤが出にくくなった。

こうした悩みがあります。

そこで美容師が髪の状態を見て、

「なぜそうなっているのか」

を説明する。

そのうえで、

「美容室ではこうします」

「自宅ではこうしてください」

まで伝える。

必要な商品があれば、その選択肢として店販商品を紹介する。

つまり順番は、

商品 → 説明 → 購入

ではありません。

悩み → 原因 → 解決方法 → ホームケア → 商品

です。

この順番に変えるだけでも、店販の意味は大きく変わります。

店販はスタッフのセンスに任せない

美容室経営で僕が問題だと思うのは、

「店販が得意なスタッフが売ってくれればいい」

という状態です。

それでは、そのスタッフが休んだり退職したりすれば店販売上も落ちます。

これは仕組みではありません。

個人の能力に依存している状態です。

だから、

店販にもサロンとしての型をつくる。

例えば、

カラーのお客様には何を確認するのか。

縮毛矯正のお客様には何を伝えるのか。

アイロンを毎日使う方には何を説明するのか。

髪質の変化を感じ始めた方には何を確認するのか。

そして、

どのタイミングでホームケアの話をするのか。

ここまで決める。

すると、店販が得意な美容師だけが商品を販売する美容室から、

全スタッフがお客様に必要な情報を届けられる美容室

へ変わっていきます。

店販

店販比率だけではなく「提案率」を見る

店販を仕組みにするなら、売上だけを見るのも少し違うと思っています。

商品を買うかどうかを決めるのは、お客様です。

美容師がコントロールできるのは、

必要な情報を伝えたかどうか

です。

例えば100人のお客様が来店して、

ホームケアについて説明したのが20人だけだったら、

店販が伸びないのは当然かもしれません。

だから僕なら、

「何本売ったか」

だけではなく、

必要なお客様にホームケアの説明ができたか

も見ます。

売上という結果だけを見るのではなく、その前の行動を見る。

これは店販を安定させるうえで、とても重要です。

店販は美容室の収益構造を変えられる

美容室の技術売上には、どうしても時間の制約があります。

1人の美容師が1日に担当できる人数には限界があります。

営業時間にも限界があります。

売上を増やそうとして予約を詰めすぎれば、スタッフの負担も大きくなります。

だからこそ、美容室経営では技術売上だけではない収益を持つことも重要です。

店販には在庫や仕入れなどの管理は必要ですが、技術売上とは違い、

施術時間そのものを追加しなくても生まれる売上

という特徴があります。

適切な店販が増えて利益が残れば、

給与。

教育。

設備投資。

福利厚生。

新しいサービス開発。

などに再投資できます。

だから僕にとって店販は、

単純に「客単価を上げる施策」ではありません。

美容師の価値を高め、その価値を待遇へ還元するための一つの事業設計です。

店販

自社でViváte Hを開発した理由

僕自身、美容業界で長く仕事をしてきました。

ずっと考えていたことがあります。

美容室では髪をきれいにできる。

でも、お客様が美容室へ来るのは年間のほんの数日です。

では、

残りの365日に近い時間をどうするのか。

ここまで考えなければ、本当にお客様の髪の未来を守っているとは言えないのではないか。

その考えから開発したのが、

Viváte H(ビバテ)です。

Viváte Hは、

「髪の健康寿命をのばす。」

ことを目的に開発したホームケアシリーズです。

シャンプーだけを単品で考えるのではなく、

REDEEM SHAMPOO

↓

REWARD TREATMENT

↓

BIJU CARE MILK

という流れで、

美容室で整えた髪を自宅でケアし、次回来店までつなげていくことを考えています。

僕たちが目指しているのは、

「たくさん売れる商品」を作ることではありません。

美容師がお客様の10年後の髪まで考えたときに、自信を持って提案できるホームケアを作ることです。

店販が変わると「次回来店」の会話も変わる

ホームケアを提案して終わりではありません。

むしろ重要なのは、その次です。

次回来店されたときに、

「前回から髪の調子はいかがでしたか?」

と確認する。

広がりはどうだったか。

乾燥はどうだったか。

朝のスタイリングは楽になったか。

ホームケアは使いやすかったか。

そして現在の髪を見て、次の提案につなげる。

この循環ができれば、

店販は一度商品を購入してもらうための仕組みではなくなります。

美容室とお客様が一緒に髪を育てていく仕組み

になっていきます。

まとめ|店販を伸ばしたいなら「販売」をやめる

美容室の店販が伸びないとき、

「もっと売ろう」

「もっと商品説明をしよう」

と考える前に、一度確認してみてください。

自分たちは何のために店販をしているのか?

店販は商品を売ることが目的ではありません。

美容室で整えた髪を、

自宅で守り、

次回来店につなげる。

そのためのホームケア提案です。

そして、

カウンセリング → 施術 → ホームケア → 次回来店

までを一つのサービスとして設計する。

店販が一部のスタッフだけの「販売テクニック」ではなく、サロン全体の「お客様への責任」に変われば、店販のあり方そのものが変わると思っています。

僕が目指しているのは、

店販が売れる美容室を増やすことだけではありません。

お客様の髪がきれいになる。

美容室に利益が残る。

その利益が美容師の給与や教育に還元される。

美容師という仕事の価値が上がる。

店販を、その循環をつくる一つの仕組みにする。

それが、これからの美容室経営に必要な店販の考え方だと思っています。

カラー後のシャンプーは何を選ぶ?白髪染めを続ける髪のホームケア

 

「カラー後のシャンプーって、何を使えばいいの?」

「白髪染めを続けていたら、髪がパサつくようになってきた」

「美容室ではきれいなのに、家で洗うと手触りが変わる気がする」

そんな経験はありませんか?

白髪染めやヘアカラーを定期的にしている方にとって、実は大切なのがカラー後のシャンプー選びです。

美容室でカラーをするのは月に1回程度でも、シャンプーはほぼ毎日のこと。

だから私たちは、

「どんなカラーをするか」と同じくらい「その後、何で洗うか」も大切

だと考えています。

カラー後の髪は普段と同じではありません

ヘアカラーは、髪に薬剤を使う施術です。

そのため、カラーを繰り返している髪は、乾燥やパサつき、毛先のまとまりにくさなどを感じることがあります。

特に白髪染めは、一度染めたら終わりではありません。

根元が伸びれば、また染める。

そして数週間、数ヶ月後には、またカラーをする。

だからこそ、

1回のカラーだけではなく、これから何年もカラーを楽しむことを考えたヘアケア

が必要だと思っています。

カラー後のシャンプーは「洗えればいい」ではない

シャンプーというと、

「汚れを落とすもの」

というイメージが強いかもしれません。

もちろん、頭皮や髪を清潔にすることは大切です。

でも、カラーを繰り返している髪の場合は、それだけでシャンプーを選ばない方がいいと私たちは考えています。

大切なのは、

今の髪に必要なものは何なのか。

乾燥しているのか。

毛先が硬くなっているのか。

まとまりにくいのか。

カラーを繰り返しているのか。

髪の状態によって、必要なホームケアは変わります。

カラー後は「いつ洗う?」より「どう洗う?」も大切

「カラーをした日はシャンプーしない方がいいですか?」

これは美容室でもよく聞かれる質問です。

美容室ではカラー剤を流したあとにシャンプーをしていますので、必ずしも「24時間絶対に洗ってはいけない」ということではありません。

ただし、その日の夜にもう一度洗う必要がなければ、無理にシャンプーをしなくてもいいでしょう。

もし汗やスタイリング剤などが気になって洗う場合は、

熱すぎるお湯を避ける。

頭皮を爪で強くこすらない。

髪同士をゴシゴシ擦らない。

そして、やさしく洗う。

こうした毎日の小さな習慣も大切です。

シャンプーだけでホームケアは終わりません

カラー後の髪を考えるなら、

シャンプー → トリートメント → 洗い流さないケア

までを一つの流れとして考えてみてください。

シャンプーで髪と頭皮を洗う。

トリートメントで髪を整える。

そして、お風呂から出たら洗い流さないケアを使って乾かす。

髪はその後も、

ドライヤーやアイロンの熱、

枕との摩擦、

紫外線、

乾燥など、

毎日の生活の中でさまざまな影響を受けています。

だからホームケアは、

お風呂の中だけで終わるものではない

と考えています。

白髪染めを続ける人ほど「髪の未来」を考えてほしい

白髪が気になり始めると、カラーとの付き合いは長くなります。

40代、50代、60代になっても、

「好きな髪色を楽しみたい」

と思う方は多いでしょう。

だからこそ、

今だけ髪をきれいに見せるのではなく、

5年後、10年後も自分の髪を好きでいられるケア

を考えてほしいのです。

私たちがViváte Hを開発した理由も、そこにあります。

Viváte Hは、

「髪の健康寿命をのばす。」

という考え方から生まれたホームケアシリーズです。

美容室で整えた髪を、次回来店までできるだけ良い状態に保つ。

そのために、

REDEEM SHAMPOO
↓
REWARD TREATMENT
↓
BIJU CARE MILK

という3つのステップでホームケアを考えています。

カラー後のシャンプー選びは、未来の髪選び

美容室で髪をきれいにできる時間は、1ヶ月のうち数時間です。

でも、自宅では毎日のように髪を洗います。

そう考えると、

年間で髪に触れている時間のほとんどは、自宅です。

だから、

「どのカラー剤を使うか」

だけではなく、

「カラー後にどんなシャンプーを使うか」

「どんなトリートメントを使うか」

「どう乾かすか」

まで考えてみてください。

白髪染めやヘアカラーを我慢するためのヘアケアではありません。

これからも好きなカラーを楽しむためのホームケアです。

私たちは、その積み重ねが髪の未来につながると考えています。

髪の「美しさ」の「寿命」を伸ばす。

10年後も、

「自分の髪が好き」

と思える人を増やしたい。

それが、Viváte HとViváte BIJU System「美寿」が目指しているヘアケアです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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美容室のリピート率が低い原因は?再来につながるサロンの共通点

 

「新規のお客様は来るのに、なかなか固定客が増えない」

「予約表を見ると、毎月新規集客をしないと売上が埋まらない」

「スタッフによってリピート率に大きな差がある」

美容室を経営していると、このような課題を感じることがあります。

新規集客はもちろん大切です。

しかし、新しいお客様を集め続けても、そのお客様が一度きりで終わってしまえば、売上はなかなか安定しません。

そこで重要になるのが、

「リピート率」です。

今回は、美容室のリピート率が伸びない原因と、お客様が自然と通い続けたくなるサロンづくりについて考えてみます。

リピート率が低いと新規集客に依存してしまう

例えば、毎月30人の新規のお客様が来店している美容室があったとします。

一見すると、集客はうまくいっているように見えます。

しかし、その多くが一度しか来店しなければ、翌月もまた30人の新規を集めなければなりません。

逆に、新規のお客様が次回、その次と継続して来店してくれれば、少ない新規客数でも予約は少しずつ積み上がっていきます。

つまり美容室経営では、

「何人集客できたか」だけでなく「何人のお客様との関係が続いたか」

を見ることが大切です。

リピート率は、将来の売上をつくる数字とも考えられます。

お客様が来なくなる理由は「不満」とは限らない

リピート率が低いと、

「施術に満足してもらえなかったのかな?」

と考えてしまいます。

しかし、お客様が再来しない理由は、必ずしも大きな不満があったからとは限りません。

仕上がりには満足していた。

接客にも問題はなかった。

でも、

「次はいつ行けばいいんだろう?」

「次回は何をお願いすればいいんだろう?」

「今の美容室に通い続ける理由は何だろう?」

という部分が曖昧なまま終わっていることがあります。

お客様にとって美容室が、

「髪が気になったら行く場所」

になっていると、来店周期は安定しにくくなります。

反対に、

「次回はここを整える」

「その次はこの状態を目指す」

と未来が見えていれば、次回来店の意味が分かりやすくなります。

リピート率を上げる鍵は「未来を提案すること」

美容室のカウンセリングでは、今日の希望を聞くことが中心になりやすいものです。

「今日はどうしますか?」

「何センチ切りますか?」

「カラーは何色にしますか?」

もちろん必要な質問です。

しかし、リピート率を高めたいのであれば、もう一歩先まで考えます。

例えば、

「今は毛先にダメージがあるので、今回はここを整えます」

「次回はカラーをしながら状態を確認しましょう」

「3回くらいかけて、扱いやすい状態を目指しましょう」

このように説明できれば、お客様の中で今日の施術と次回の施術がつながります。

大切なのは、

1回の施術を販売するのではなく、これからの髪を一緒につくっていくこと。

この考え方が、お客様との長い関係につながります。

次回予約より大切なのは「次回来店の納得感」

リピート率を上げるために、次回予約を強化している美容室も多いと思います。

ただ、

「次回予約を取ってください」

というルールだけでは十分ではありません。

お客様自身が、

「なぜ次回その日に来る必要があるのか」

を理解していることが重要です。

例えば、

「カラーがこのくらいの時期になると気になってきます」

「前髪のクセが出てくる前に整えておくと扱いやすいですよ」

「今の状態なら、次はこのケアをするときれいな状態を保ちやすいです」

というように、理由まで伝えます。

予約を取ることが目的ではありません。

お客様が自分の髪の状態を理解し、

「だから次も来よう」

と思える状態をつくることが大切です。

リピート率が高いスタッフの行動を分解する

スタッフによってリピート率に差がある場合、

「接客が上手だから」

「経験が長いから」

だけで終わらせないことも重要です。

リピート率が高いスタッフが、普段どのような行動をしているのかを確認します。

例えば、

悩みを深く聞いている。

髪の状態を分かりやすく説明している。

施術中にもホームケアを伝えている。

次回の提案が具体的。

お客様の前回の悩みを覚えている。

来店後のフォローをしている。

こうした行動を細かく見ていくと、他のスタッフにも共有できるものが見つかります。

「あの人だからできる」を「店舗全体でできる」に変える。

これが、サロン全体のリピート率を高めるためには重要です。

リピート率は数字だけでなく「行動」まで見る

毎月リピート率を集計して、

「今月は80%でした」

「先月より3%下がりました」

と確認するだけでは、改善にはつながりにくいものです。

数字が下がったのであれば、

なぜ下がったのか。

どのスタッフで下がったのか。

新規と既存のどちらなのか。

次回予約は取れていたのか。

予約後のキャンセルが増えていないか。

どの行動ができていなかったのか。

ここまで確認します。

リピート率は結果です。

結果だけを見てスタッフに、

「来月はリピート率を上げよう」

と言っても、何を変えればいいのか分かりません。

だからこそ、

結果の数字と、そこにつながる行動をセットで管理すること

が重要になります。

ホームケアも次回来店までの大切な接点

美容室できれいになった髪も、次回来店までの期間は自宅で過ごします。

その間に、

ドライヤー。

アイロン。

紫外線。

乾燥。

毎日のシャンプー。

など、さまざまな影響を受けます。

だからこそ美容師の仕事は、施術が終わった瞬間ですべて終了するわけではないと考えています。

自宅でどのようにケアするのか。

何を使うのか。

次回までどんな状態を維持してほしいのか。

ここまで伝えることで、お客様にとって美容師は、

「髪を切ってくれる人」から「髪を長く任せられる人」

へ変わっていきます。

リピート率を上げる仕組みはスタッフ教育にもつながる

経験豊富な美容師であれば、自然に次回提案ができるかもしれません。

しかし、若手スタッフに同じことを求めても、

「何を話したらいいか分からない」

となることがあります。

そこで店舗として、

悩みを聞く
↓
髪の状態を診断する
↓
原因を説明する
↓
今回の施術を決める
↓
自宅でのケアを伝える
↓
次回の施術と時期を提案する

という流れを統一しておきます。

スタッフ教育で大切なのは、商品やメニューの説明だけを覚えることではありません。

お客様の悩みから、どのような順番で考えて提案するのか。

この「考える順番」を共有することで、経験の浅いスタッフでも提案しやすくなります。

リピート率が高い美容室は「次も来てください」と言わなくても理由がある

お客様に何度も、

「また来てください」

と伝えることがリピート対策ではありません。

本当に必要なのは、

「この美容室に通い続ける理由」をつくることです。

自分の髪を理解してくれる。

毎回きちんと状態を見てくれる。

今だけではなく半年後まで考えてくれる。

家でのケアまで教えてくれる。

前回より少しずつ髪が扱いやすくなっている。

こうした体験が積み重なることで、お客様との関係は深くなっていきます。

まとめ|リピート率は「未来の売上」をつくる数字

美容室経営では、どうしても今月の売上に目が向きます。

もちろん売上は重要です。

しかし、今月来店したお客様が来月、その次の月にも来店してくれる状態をつくることができれば、経営は少しずつ安定していきます。

そのためには、

新規集客だけを増やす。

次回予約だけを取る。

スタッフに売上だけを求める。

のではなく、

お客様の悩みを理解し、未来を設計し、次回来店までつなげる仕組み

を店舗全体でつくることが重要です。

リピート率が伸び悩んでいるときこそ、

「もっと集客するにはどうするか?」

の前に、

「今来てくださっているお客様に、もう一度選んでもらうために何ができるか?」

を考えてみる。

そこに、安定した美容室経営をつくるヒントがあるのではないでしょうか。


◆リピート率を「個人の能力」に頼らないサロンづくりへ

BIJU Systemでは、サロン施術だけでなく、カウンセリング・ホームケア・次回来店までを一つの流れとして考えています。

商品を販売することだけが目的ではありません。

お客様の髪を長く担当できる美容師を育て、提案を店舗の仕組みにしていく。

単価やリピート率、スタッフ教育に課題を感じている美容室では、まず「お客様への提案の流れ」から見直してみてください。

トリートメントをしているのに髪が重い・パサつく?やりすぎケアを見直そう

 

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カテゴリ: Viváte BIJU (ビジュ)System

「髪がパサつくから、トリートメントをしっかりしています」

「乾燥が気になるので、オイルもトリートメントも使っています」

「なのに、なぜか髪が重い……」

40代を過ぎると、こんな髪の変化を感じることはありませんか?

若い頃は、トリートメントをすればするほど髪がきれいになったように感じたのに、

最近は、

しっとりさせたいのに、ベタつく。

パサつきを抑えたいのに、髪が重くなる。

そんなことがあります。

実は、髪のケアは「たくさんやればいい」というものではありません。

大切なのは、

今の髪に何が必要なのかを見極めること。

今回は、40代からの髪に起こりやすい「重いのにパサつく」という状態について、美容師の視点から考えてみます。

トリートメントは「多ければ多いほど良い」わけではありません

髪がパサついていると、

「もっとトリートメントをつけたほうがいいのかな?」

と思ってしまいますよね。

もちろん、髪の状態に合ったケアは大切です。

ただ、

パサついている=何でもたくさんつければいい

というわけではありません。

髪の表面を整えるケアが必要なのか。

髪の内部を考えたケアが必要なのか。

それとも、今使っているものが髪の状態に対して重すぎるのか。

ここを考えずにケアを重ねてしまうと、

「髪は重くなったのに、毛先のパサつきは残っている」

ということもあります。

「しっとり」と「ベタつく」は違います

ここは、とても大切なポイントです。

理想の髪は、

しっとりしているけれど、重くない。

指を通したときに自然に動いて、毛先もまとまっている。

一方で、ケアを重ねすぎると、

「髪がペタッとする」

「根元が重い」

「乾きにくい」

「毛先はまだパサついている」

という状態になることがあります。

つまり、

髪が重くなったことと、髪が健康的に整ったことは同じではありません。

「しっとりさせたい」という気持ちは大切ですが、

目指したいのは「重さ」ではなく、

扱いやすく、自然にまとまる髪です。

40代からは「足すケア」だけでは足りない

40代になると、白髪染めやカラー、縮毛矯正などを繰り返している方も増えてきます。

一度の施術では大きな変化を感じなくても、

カラーを重ねる。

毛先を整える。

またカラーをする。

そうやって長い時間をかけて髪の履歴が積み重なっていきます。

だからこそ、

「今の髪に何を足すか」だけではなく、「何を必要としているのか」を考えることが大切です。

同じ40代でも、

髪が細い人。

毛量が多い人。

カラーを繰り返している人。

クセがある人。

乾燥しやすい人。

人によって髪の状態は全く違います。

だから、同じトリートメントを使えば全員が同じようにきれいになるわけではありません。

ホームケアと美容室のトリートメントは役割が違います

毎日のホームケアは、毎日触れる髪を整えていくためのもの。

一方、美容室では、その日の髪の状態やこれまでの施術履歴を見ながら、必要なケアを考えていきます。

ここで重要なのは、

「家でも美容室でも、とにかくたくさんケアする」ことではありません。

今の髪に必要なものを整理して、

必要なケアを必要なだけ行うこと。

それが、40代からの髪には大切だと考えています。

「トリートメントをしているのにパサつく」なら、一度立ち止まってみる

もし今、

「毎日トリートメントしているのに毛先がパサつく」

「いろいろなヘアケア商品を使っているけど、髪が重い」

「髪をきれいにしたいのに、まとまりが悪い」

と感じているなら、

新しい商品を追加する前に、

今の髪に本当にそのケアが必要なのか

を見直してみてもいいかもしれません。

髪は、やればやるほど良くなるものではありません。

大切なのは、

髪の状態に合わせてケアを設計すること。

これは、40代からの髪をきれいに保つうえで、とても重要な考え方です。

美容師に相談するときは「重いけどパサつく」と伝えてください

美容室で、

「髪が傷んでいるので、しっかりトリートメントしてください」

と伝える方は多いと思います。

もちろん、それも間違いではありません。

でも、もし髪が重くなっているなら、

「パサつくけど、髪も重く感じます」

と伝えてみてください。

この一言があるだけで、美容師が考えるポイントが変わります。

「もっとしっとりさせる」のではなく、

どうすれば重さを増やさずに、毛先を整えられるか。

そこからケアを考えることができます。

髪の美しさは「足し算」だけではありません

髪をきれいにするというと、

「何をつけるか」

「どんなトリートメントをするか」

という足し算を考えがちです。

でも、本当に大切なのは、

今の髪を見て、必要なものを選ぶこと。

それは、40代からの髪ほど重要になります。

カラーをしている。

白髪も気になる。

毛先は乾燥する。

でも、根元は重くしたくない。

そんな複数の悩みを、一つのケアだけで解決しようとするのではなく、

髪の状態を見ながら、一つひとつ整理していく。

それが、美容師の仕事だと思っています。

髪から美しさの本質を考える「Viváte BIJU System」

私たちが考えているのも、

「とにかく何かをたくさん与える」

という美容ではありません。

髪の状態を見ながら、

髪にとって何が必要なのかを考える。

そして、

お客様がこれから先も、きれいな髪を楽しめるようにする。

その考え方から生まれたのが、

Viváte BIJU System「美寿」です。

単に「しっとりさせる」ためだけではなく、

髪の美しさを考えながら、その先の髪の状態まで見据えてケアしていく。

それが、

髪から美しさの本質美をつくる。

という「美寿」の考え方です。

髪の「美しさ」の、「寿命」を伸ばす。

だから、

美寿。

まとめ

トリートメントをしているのに、

「髪が重い」

「毛先はパサつく」

という場合、

単純に「もっとトリートメントが必要」ということではないかもしれません。

大切なのは、

今の髪に何が必要なのかを見極めること。

40代からの髪は、これまでのカラーや美容施術、日々のホームケアなど、たくさんの履歴があります。

だからこそ、

「足す」だけではなく、「考えて選ぶ」。

そんなヘアケアに変えていくことが、これからの髪をきれいにする一歩になるのではないでしょうか。

「何を使えばいいのか分からない」

「トリートメントをしているのに、なぜか髪がまとまらない」

そんなときは、まず今の髪の状態を美容師に見てもらってください。

髪は、一人ひとり違います。

だからこそ、

あなたの髪に合ったケアを選ぶこと。

それが、これからも美しい髪を楽しむための大切なケアだと私たちは考えています。

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美容室の「店長になりたくない問題」は、出世したくないのが原因ではない

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カテゴリ: 美容室経営ブログ

「店長になりたい人がいない」

「スタッフが出世したがらない」

「責任者になりたくないと言われる」

美容室経営では、よくある悩みです。

しかし、

「最近の若い人は責任を取りたくない」

と考えてしまうと、本当の原因を見失います。

店長になるメリットが見えていないだけかもしれない

スタッフからすると、

店長になる。

↓

責任が増える。

↓

仕事が増える。

↓

クレーム対応も増える。

↓

スタッフ管理も増える。

↓

でも給料はあまり変わらない。

これなら、

「店長になりたいです」

と言う人が少ないのも当然です。

つまり問題は、

出世意欲ではなく、キャリア設計かもしれません。

グレードを作る

今回のコンサルティングでは、

スタッフの役割をグレード化する考え方がありました。

例えば美容室なら、

アシスタント

↓

ジュニアスタイリスト

↓

スタイリスト

↓

トップスタイリスト

↓

店長

↓

マネージャー

というように、

「次に何を目指せばいいのか」

を見えるようにする。

そして、

そのグレードになる条件。

求められる能力。

責任。

給与。

評価。

これらを明確にします。

キャリアは「会社から与えられるもの」ではなく「見えるもの」にする

スタッフに、

「頑張れば店長になれるよ」

と言うだけでは不十分です。

「店長になるには、この条件をクリアする」

「店長になると、この仕事を任される」

「その結果、給与もこう変わる」

ここまで見えると、

出世が「責任」ではなく、

自分の未来の選択肢

になります。

人が育つ会社には、

「頑張れ」

ではなく、

「次に何を目指せばいいか」が見えています。

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カラートリートメントをしている髪は明るくできる?美容師が解説します

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カテゴリ: Viváte BIJU (ビジュ)System

「白髪が気になるから、家でカラートリートメントをしています」

「美容室で明るくしたいけど、できますか?」

「前にヘアマニキュアをしていたけど、今のカラーに影響しますか?」

そんなご相談を美容室で受けることがあります。

カラートリートメントやヘアマニキュアは、手軽に白髪を目立ちにくくできるので、とても便利なアイテムです。

美容室に行く時間がないときや、

「次に美容室へ行くまで、少しだけ白髪を隠したい」

というときにも使いやすいですよね。

ただし、

「カラートリートメントだから、普通のカラーと同じように考えていい」

とは限りません。

特に、

「今より髪を明るくしたい」

という場合には、過去のカラートリートメントやヘアマニキュアの履歴が大切になります。

カラートリートメントは普通のヘアカラーとは違います

まず知っておきたいのが、カラートリートメントと一般的なヘアカラーは、同じものではないということです。

カラートリートメントは、髪に色を補うことで白髪などを目立ちにくくしていくもの。

そのため、

「暗くなった髪を、あとから普通のカラーで明るくすればいい」

と簡単にはいかないことがあります。

特に、長期間カラートリートメントを使っている場合は、髪に色が残っていることがあります。

すると、

「美容室で明るいカラーをしたのに、思ったより明るくならない」

ということも考えられます。

白髪の部分だけ、色が濃く残っていることも

さらに注意したいのが、白髪の部分です。

白髪はもともとの髪色が明るいため、カラートリートメントの色が入りやすく、濃く残っていることがあります。

たとえば、

根元の白髪部分には色がしっかり残っている。

一方で、黒髪の部分はそれほど色が変わっていない。

そんな状態になることがあります。

そのまま明るくしようとすると、

「白髪だった部分だけ、色味が違って見える」

ということもあります。

「全体を同じ明るさにしたかったのに、なんだか部分的に違って見える……」

という原因の一つになるのです。

「カラーしました」だけでは、判断できないことがあります

美容室でカラーをするとき、

「前回カラーしました」

と伝える方は多いと思います。

もちろん、それも大切な情報です。

でも、美容師が知りたいのは、

どんなカラーをしたのか

ということです。

たとえば、

・美容室でカラーをした
・市販のヘアカラーを使った
・カラートリートメントを使った
・ヘアマニキュアをした
・白髪用のカラーを使った

など、使用したものによって髪の状態は変わります。

だからこそ、

「カラーをしました」だけではなく、「カラートリートメントを使っています」と伝えることが大切です。

「いつ・何を・どのくらい使ったか」が重要

美容師に相談するときは、できる範囲で過去の履歴を伝えてみてください。

たとえば、

「3か月くらい前からカラートリートメントを使っています」

「白髪が気になるところに週1回くらい使っています」

「以前はヘアマニキュアをしていました」

などです。

正確に覚えていなくても大丈夫です。

商品が分かるのであれば、商品名を伝えたり、パッケージを見せたりするのも良い方法です。

美容師にとって過去の履歴は、

これからどんな施術をするのかを考えるための大切な情報

になります。

「明るくしたい」は、まず髪の状態を見てもらう

「今より少し明るくしたい」

「白髪を染めながら、柔らかい色にしたい」

「暗くなってしまった髪を明るくしたい」

そんな希望がある場合も、最初から「できる・できない」と決めつけるのではなく、まず髪の状態を美容師に見てもらうことが大切です。

カラートリートメントやヘアマニキュアなどの履歴がある場合は、過去に使ったものが現在の髪にどのように残っているのか、見た目だけでは判断しにくいこともあります。

だからこそ、

無理に一度で理想の明るさにしようとするのではなく、今の髪の状態からどうすればきれいに近づけられるのかを美容師と相談する。

この考え方が大切です。

美容室で「伝えること」は、失敗を防ぐための準備です

美容師に過去の履歴を伝えるのは、

「怒られるかもしれない」

「市販品を使ったことを言いにくい」

と思う必要はありません。

むしろ、美容師にとってはとても重要な情報です。

どんな薬剤を使ったのか。

いつ使ったのか。

どれくらいの頻度で使ったのか。

どの部分に使ったのか。

これらが分かることで、今の髪を見ながら、より現実的な施術方法を考えやすくなります。

美容室での仕上がりを良くするためには、

美容師の技術だけではなく、お客様と美容師の情報共有も大切なのです。

そして、きれいな髪をつくるのは美容室だけではありません

ここで、もう一つ大切にしてほしいことがあります。

それが、

毎日のホームケアです。

美容室でどれだけ丁寧にカラーやトリートメントをしても、毎日の髪の扱い方によって、その後の髪の状態は変わっていきます。

シャンプーの仕方。

乾かし方。

ドライヤーの使い方。

紫外線や摩擦への対策。

そして、自分の髪の状態に合ったホームケアを続けること。

こうした毎日の積み重ねが、次に美容室へ行ったときの髪の状態にもつながっていきます。

特にカラーを楽しみながら髪をきれいにしていきたいのであれば、

「美容室で何をするか」だけではなく、「美容室と美容室の間にどう髪を守るか」

まで考えることが大切です。

カラートリートメントを使っていることは、悪いことではありません

カラートリートメントも、ヘアマニキュアも、白髪を目立ちにくくするための一つの選択肢です。

大切なのは、

「何を使っているかを美容師に伝えること」

です。

「カラートリートメントを使っているから、美容室では何もできない」

ということではありません。

今の髪の状態を知り、過去の履歴を共有したうえで、

「これからどんな髪にしていきたいのか」

を美容師と一緒に考えていけばいいのです。

髪は、これまでしてきた施術の積み重ねで今の状態になっています。

だからこそ、これからもきれいな髪を楽しむためには、

過去の履歴を隠さないこと。
今の髪を知ること。
そして、毎日のホームケアを大切にすること。

この3つが大切です。

「もっと明るくしたいけど、できるかな?」

「カラートリートメントを使っているけど、美容室でカラーしても大丈夫?」

そんな疑問がある方は、自己判断で無理に変えようとせず、一度美容師に相談してみてください。

あなたの髪の履歴を知ったうえで、

今できること、これからできることを一緒に考える。

それが、髪をきれいに長く楽しんでいくための第一歩です。

そして、美しい髪は美容室に行った日だけにつくられるものではありません。

美容室での施術と、毎日のホームケア。

この両方を大切にすることで、これからもカラーを楽しみながら、髪そのものの美しさを守っていきましょう。

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「頑張った人を評価する」だけでは美容室の評価制度は機能しない

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カテゴリ: 美容室経営ブログ

「頑張ったスタッフを評価したい」

これは多くの美容室経営者が考えていることです。

しかし、

「頑張っているから評価する」

だけでは、評価制度は長続きしません。

なぜなら、

何を頑張れば会社から評価されるのか

が分からないからです。

評価制度より先に決めることがある

組織図

↓

MVV

↓

事業戦略

↓

評価制度

という順番です。

評価制度をいきなり作ってはいけません。

先に、

「この会社は何を大切にする会社なのか」

を決める必要があります。

例えば、

お客様を大切にする。

スタッフの成長を大切にする。

美容師の価値を高める。

利益を生み出して、その利益をスタッフに還元する。

こうした会社としての価値観があれば、

「だから、この行動を評価する」

という一本の線ができます。

評価される行動と、会社の未来を一致させる

例えば、

「売上100万円だから評価する」

だけではありません。

売上を作りながら、

次回予約を増やした。

既存客を大切にした。

後輩を育てた。

店販を伸ばした。

会社が決めた行動を実行した。

こうした行動も、

会社のビジョンに必要なら評価対象になります。

つまり、

評価制度とは、スタッフに点数をつける仕組みではありません。

会社が進みたい方向に、

スタッフの行動を揃える仕組みです。

評価制度は「会社の設計図の最後」に作る

先に評価項目を作る。

その後に会社の方向性を考える。

これでは逆です。

先に、

「どこへ行きたいのか」

を決める。

その後、

「そこへ行くために、どんな行動が必要なのか」

を決める。

最後に、

「その行動をどう評価するのか」

を決める。

この順番なら、評価制度が単なる査定表ではなくなります。

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白髪は染めたい。でも真っ黒にはしたくない。美容師が考える自然な白髪染め

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カテゴリ: Viváte BIJU (ビジュ)System

「白髪は気になるけど、真っ黒に染めるのは嫌」

「白髪染めをすると、なんだか急に老けて見える気がする」

「できれば、もう少し自然で柔らかい髪色にしたい」

そんなふうに思ったことはありませんか?

鏡を見るたびに、

「あ、また白髪が増えた」

と気づく。

最初は数本だった白髪が、

いつの間にか気になる場所に増えている。

だから美容室に行って染める。

染めた直後は、

「やっぱり白髪がないといいな」

と安心する。

でも、ふと鏡を見ると、

「……ちょっと黒すぎない?」

と思ってしまう。

そんな経験をしている女性は、少なくありません。

白髪は隠したい。

でも、

「白髪を隠すためだけの髪色」にはしたくない。

本当は、

もっと自然に。

もっと柔らかく。

今の自分に似合う髪色でいたい。

そう思うのではないでしょうか。

実は、

白髪染め=髪を真っ黒にする

というわけではありません。

大切なのは、

「白髪をどう隠すか」だけではなく、

これから白髪が伸びてきたときに、どう見えるかまで考えてカラーを設計すること。

ここを変えるだけでも、

白髪との付き合い方は変わってきます。

 

 

「白髪が嫌」なのではなく、「白髪が目立つのが嫌」なのかもしれない

白髪が気になると、

「白髪をなくしたい」

と思いますよね。

でも、少し考えてみてください。

本当に嫌なのは、

「白い髪が存在すること」でしょうか?

それとも、

「白髪が目立って、疲れて見えたり、老けて見えたりすること」

ではないでしょうか?

ここは、とても大切なポイントです。

もし、

「白髪があること」そのものではなく、

「白髪が目立つこと」が気になっているのであれば、

選択肢は「真っ黒に染める」だけではありません。

白髪をしっかり染める方法もあります。

少し明るさを残す方法もあります。

髪全体の色とのバランスを考える方法もあります。

そして、

白髪が伸びてきたときのコントラストを考える方法もあります。

つまり、

「白髪を消す」だけが正解ではない

ということです。

白髪染めをすると、なぜ暗くなりやすいの?

白髪をしっかり染めようとすると、

どうしても暗めのカラーを選ぶことがあります。

特に、

「白髪を絶対に目立たせたくない」

という気持ちが強いと、

白髪をしっかり染めることを優先して、

暗い色になりやすくなります。

もちろん、

「白髪をしっかり染めたい」

という希望も大切です。

白髪が気になっているのに、

「染まっていない」

と感じるのは嫌ですよね。

だから、

しっかり染めること自体が悪いわけではありません。

ただ、ここで考えておきたいのが、

「染めた直後」だけではなく、「1か月後、2か月後はどう見える?」

ということです。

カラーは、

美容室を出た瞬間で終わりではありません。

むしろ、

そこから次の美容室までの時間のほうが長い。

だからこそ、

未来の髪まで考えてカラーを選ぶことが大切です。

 

暗く染めるほど、白髪が伸びたときに気になりやすいことも

例えば、

髪をかなり暗く染めたとします。

染めた直後は、

白髪もしっかり隠れて、

髪全体がきれいに見えます。

「これでしばらく安心」

と思いますよね。

ところが、

2週間、3週間、1か月……。

少しずつ根元が伸びてくる。

すると、

「なんだか白いところが目立つ」

と感じるようになります。

なぜでしょうか?

それは、

暗く染めた髪と、伸びてきた白髪の色の差が大きいから。

黒に近い髪色の中に白い部分が出てくると、

どうしてもコントラストが強くなります。

すると、

「また染めなきゃ」

となる。

そして、

またしっかり染める。

また暗くなる。

また白髪が伸びて目立つ。

また染める。

この繰り返しです。

もちろん、

白髪をしっかり染めることが必要な時期もあります。

でも、

「白髪が気になるから暗くする」

という方法だけではなく、

「白髪が伸びてきても、なるべく気になりにくい状態をつくる」

という発想も持っておきたいところです。

「じゃあ、明るくすればいいんですよね?」

ここで、

「じゃあ明るい髪色にすればいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

確かに、

暗い髪色より明るい髪色のほうが、

白髪とのコントラストを弱くできる場合があります。

ただし、

ここにも大きなポイントがあります。

今までのカラー履歴です。

これまで何度も暗く染めてきた髪を、

いきなり理想の明るさにするのは簡単ではありません。

今までどんなカラーをしてきたのか。

どのくらい暗くしていたのか。

白髪はどのくらいあるのか。

髪の太さは?

ダメージは?

現在の髪色は?

人によって全部違います。

だから、

「明るくしたい」

という希望だけで判断するのではなく、

「今の髪から、どうやってそこに近づいていくか」

を考えることが大切です。

一気に変えなくてもいい

ここは、白髪染めで悩んでいる方にぜひ知っておいてほしいことです。

理想の髪色は、

一度のカラーで完成させなくてもいい。

例えば、

今までかなり暗めに染めていたのであれば、

まず少しだけ明るさを変える。

次のカラーで、

また少し調整する。

その次に、

さらに自然な色へ近づける。

そんなふうに、

何回かのカラーを通して変えていく方法もあります。

急いで変えるのではなく、

髪の状態を見ながら少しずつ。

そのほうが、

髪への負担を考えながら、

自分に似合う明るさを探していくことができます。

そして何より、

「前よりちょっと好きかも」

という変化を楽しめます。

「全部同じ色」にしなくてもいい

もう一つ、

意外と見落とされやすいのが、

髪全体を全部同じ考え方で染めなくてもいい

ということです。

白髪が特に気になる場所。

顔まわり。

分け目。

こめかみ。

トップ。

人によって、

白髪が気になる場所は違います。

だから、

すべてを同じように染めるのではなく、

どこをしっかり染めるのか。

どこに自然な明るさを残すのか。

どこをどう見せたいのか。

そうやって考えていく。

すると、

「白髪は染まっているのに、髪全体は真っ黒ではない」

というバランスをつくれる可能性があります。

もちろん、

どこまでできるかは髪の状態によって変わります。

だからこそ、

美容師とのカウンセリングが大切になります。

 

白髪を「敵」にしない

白髪が増えてくると、

つい、

「白髪=悪いもの」

と考えてしまいます。

でも、

白髪があること自体が悪いわけではありません。

年齢を重ねることで、

髪も変化していきます。

大切なのは、

その変化をどう扱うか。

完全に隠すのか。

自然に馴染ませるのか。

少し明るく見せるのか。

自分のライフスタイルに合わせて、

どこまで白髪と付き合っていくのか。

正解は一つではありません。

だから、

「白髪があるから、黒く染めなきゃ」

ではなく、

「私はこれから、どんな髪でいたい?」

と考えてみる。

これが、

白髪染めを変えていく最初の一歩になるかもしれません。

実は「美容室に行かない期間」も大切

そして、

もう一つ考えてほしいことがあります。

それは、

美容室に行っていない日の髪です。

美容室では、

髪の状態を整えて、

カラーをして、

トリートメントをして、

きれいに仕上げてもらう。

でも、

家に帰れば、

毎日のシャンプーがあります。

ドライヤーがあります。

紫外線や乾燥など、

日々の生活もあります。

次に美容室へ行くまで、

何週間も自分の髪と付き合っていくことになります。

だから、

自然な白髪染めを考えるなら、

カラーの技術だけではなく、

「次の美容室まで、髪をどう扱うか」

まで考えてみてほしいと思います。

美しい髪色は、髪のコンディションでも変わる

同じカラーをしていても、

髪の状態によって、

見え方が変わることがあります。

髪がパサついている。

まとまりにくい。

毛先が乾燥している。

そんな状態だと、

せっかく美容室でカラーをしても、

「なんとなくきれいに見えない」

と感じることがあります。

逆に、

髪がまとまっていると、

自然なツヤが出て、

カラーの印象も変わって見えます。

だからこそ、

白髪染めを考えるときは、

「何色に染めるか」だけではなく、「その髪をどういう状態で保つか」

まで考えていく。

 

これは、

年齢を重ねるほど大切になってくる考え方だと思いますホームケアも「白髪を隠す」ためではなく、髪を大切にするために

そこで、

毎日のホームケアについても、

一度見直してみてください。

「美容室に行ったから、あとは何でもいい」

ではなく、

美容室でつくった髪を、

次に美容室へ行くまでどう大切にするか。

そのための選択肢の一つとして、

Viváte BIJU System「美寿」

があります。

美寿は、

美容室での仕上がりだけを考えたものではなく、

毎日のヘアケアという視点から、

髪の美しさを考えるためのシリーズです。

「白髪染めをしたから絶対にこれを使わなければいけない」

というものではありません。

髪質も違えば、

カラーの頻度も違う。

毎日の生活も違います。

だからこそ、

必要な人が、

必要なケアを選べばいい。

もし今、

「美容室ではきれいになるけど、家に帰ると髪がまとまらない」

「カラーを楽しみながら、普段の髪も大切にしたい」

と思っているのであれば、

ホームケアという選択肢を考えてみるのも一つです。

大切なのは、

商品を使うことそのものではありません。

自分の髪を、毎日の生活の中でも大切にすること。

その考え方です。

白髪染めを「我慢」から「楽しむ」に変える

白髪が増えると、

「また染めなきゃ」

「白髪が出てきた」

「もっと頻繁に美容室に行かないと」

と、

少し憂鬱になることがあります。

でも、

本来、美容室に行く時間は、

自分をきれいにするための時間です。

だから、

白髪を隠すためだけのカラーではなく、

「今の自分に似合う髪色にしてみよう」

「少し柔らかい色にしてみよう」

「次はもう少し自然な明るさにしてみよう」

と、

楽しめるものに変えていってもいい。

白髪が増えたからといって、

おしゃれを諦める必要はありません。

むしろ、

これまでとは違う髪色が似合うようになることもあります。

白髪染めは「今」だけではなく「未来」まで考える

白髪染めで大切なのは、

1回で理想の明るさにすることではありません。

今の髪の状態を確認して、

過去のカラー履歴を見ながら、

これからどんな髪色にしていきたいのか

まで考えることです。

「白髪は染めたい」

でも、

「真っ黒にはしたくない」

その2つは、

必ずしも両立できないわけではありません。

今の髪の状態によっては、

少しずつ明るくしていく。

染める場所によって考え方を変える。

白髪を完全に隠すのではなく、

目立ちにくくする。

そして、

美容室でつくった髪を、

毎日のホームケアで大切にしていく。

そんな選択肢があります。

もし、

「白髪は気になるけど、もう真っ黒な白髪染めは卒業したい」

と思っているなら、

美容師に、

「白髪は染めたい。でも、これから少しずつ自然な明るさにしていきたい」

と伝えてみてください。

そしてもう一つ、

「家では、どんなケアをしたらいいですか?」

と聞いてみてください。

髪色を変えることだけが、

白髪との付き合い方を変える方法ではありません。

美容室でのカラー。

次のカラーまでの過ごし方。

毎日のホームケア。

その全部がつながって、

今の自分の髪をつくっています。

大切なのは、

今日だけきれいにすることではありません。

これから先も、自分の髪を好きでいられること。

白髪を「隠さなければいけないもの」と考えるのではなく、

自分らしい髪色を楽しむきっかけにしてみる。

そして、

その髪を毎日のケアで大切にしていく。

白髪が増えたからこそ、

今までとは違う自分の髪の楽しみ方を見つける。

そんな選択肢があってもいいのではないでしょうか。

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